梅雨入りの海(後編)
二本目は、昼食を挟み、午後零時15分に準備開始。
さて、どこに潜ろうか・・・。
女房が、先月のダルマオコゼをまた見たいと言うので、ダルマオコゼに決定。
湾内のポイントです。
午後零時43分に潜水開始。
潜ってみると・・・外海よりも遙かに視界不良、まるで夕方って感じです。
上下前後4mくらいしか見えません。
水中ライトの明かりを頼りに前進するのですが、まるで味噌汁の中を進んでいるよう・・・。
頻繁に後ろを振り返り、女房を確認しないと、はぐれてしまいそうで危なくて進めません。
私たちの前に、どこかのショップのガイドさんが初心者らしき人たち4人を連れて入って行ったけど、事故らなければいいがなぁ・・・なんて思ってしまうくらい、悪いコンディションです。
なんとか、水深20mの最初の目標まで到達して着底しましたが、そこから先は断念して、引き返すことにしました。
帰るぞって女房に合図して引き返そうとした時、目の前にタコがいます。
おい!タコがいるぞって女房に合図するも・・・タコなんて興味ないわって感じでカメラを構えようとしないので、私がパチリ。
タコは迷惑そうに私を睨んでます。
ごめんなぁ~、今日は被写体が無いんだよ~撮らせてね。
墨でもかけられると嫌なので、数枚で退散。
来たコースは帰らず、少し進路を斜めにとって、浅場へ移動して行くと・・・今度はメイタガレイがいました。
体長30cmオーバー、刺身なら二人前は十分だな・・・私のBCジャケットに入ってくれないかなぁ~なんて思いますが、入ってくれるはずはありませんよねぇ。
仕方ないので、顔をアップでパチリ。
こんな魚、普段は見かけてもまず撮らないので、顔をしみじみと観察したことはありませんでした。
よく見ると、なかなか面白い顔をしているでしょう?
メイタガレイの次は、水深10mくらいのところで、アサヒアナハゼ(推定)を発見。
面白い魚なんですが、砂地の上だと、保護色になってしまって映えませんねぇ。
数枚撮って移動です。
最後は、ゴロタ石に沿って水深5mくらいのところを流していると・・・クマノミを見つけました。
この魚は、所謂「ニモ(カクレクマノミ)」ではなく、温帯の海にも棲める普通のクマノミです。
さすがに女房もこれは撮りたいようで、熱心にパチリしてました。
顔をアップで撮ってみると・・・どうです?なかなか凶暴そうな面構えでしょう?
この子、けっこう大きくて体長10cmくらいありました。
厳しい大瀬崎の冬を乗り越えた強者なんですよ。
頑張って、次の冬も乗り越えて欲しいものです。
クマノミを撮っていると、空気も残り僅かになり、午後1時04分に浮上。
海はニゴニゴでしたが、そこそこ楽しい1時間04分間のダイビングでした。
この日、水温は18度、私はすでにウエットスーツでOKです。
寒くありませんでしたよ。
海の中も少しずつ賑やかになってきているし、来月のダイビングが楽しみです。
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そうか、ちゃんといき来た道を覚えとかないとダメなんですね。
クマノミは、沢山いるのですか? 色が綺麗ですね
投稿: チェルシー | 2011年5月30日 (月) 22時20分
チェルシーさん、こんばんは!
大瀬崎でクマノミはレアですよ。
ほとんどいません。
色が綺麗ですか?
これ、一番地味なクマノミなんですよ。
南のクマノミはとても鮮やかです。
そのうち貼りますね。
投稿: FUJIKAZE | 2011年5月30日 (月) 22時43分
はい。たのしみに・・・・。ヽ(´▽`)/
投稿: チェルシー | 2011年6月 1日 (水) 23時05分
お魚って、正面から見ると面白いですよね
普段は横から見ることが多いので
ダイビング中、お魚とにらめっこしたときに
(前から見ると、平べったい~)と思って
愉快な気分になったことが何度かあります
投稿: wisteria | 2011年6月 2日 (木) 20時35分
wisteria さん、こんにちは!
そうですね、魚も顔を観察してみるととても面白いですね。
可愛い魚でも、よく見ると怖い顔をしていることがあります。
顔をアップで撮ると面白いでしょう。
投稿: FUJIKAZE | 2011年6月 3日 (金) 18時14分