勝間田城址へ行ってきました
こんばんは!
今日、世間様では三連休の最終日ですね。
私も今日はお休みなんです。
でも、遠出してはならないお休みなので、御前崎近郊で鳥探しをすることに。
天気は晴天。
これは期待できると、あちらこちらを回ったのですが、ついにお目当ての鳥とは出会えず、気がつくと相良の勝間田城址付近。
前から気になっていたので、鳥は諦めて城址巡りに変更です。
入り口の駐車場でお城の案内図を確認。
面白そうな山城でしょう。
この城は、牧之原台地から北東に向かって降下する尾根(標高131m)を利用して築城された山城です。
築城したのは、鎌倉時代から戦国時代初期にかけてこの辺りを支配した武士団である勝間田氏です。
築城されたのは15世紀頃ではないかということですが、はっきりとはしないそうです。
すでに城址の山の中腹はお茶畑となっており、これを上って行くと、入り口の碑が見えてきます。
細い山道を歩いて、三の曲輪であった林を抜けると、土塁が見えてきます。
この土塁の向こうに、西三の曲輪と二の曲輪があります。
きっと、この辺りに「虎口(こぐち)」があったんでしょうね。
う~ん・・・兵どもが夢のあと・・・かなぁ。
二の曲輪跡には、勝間田氏の説明盤がありました。
この二の曲輪を過ぎると、いよいよ本曲輪です。
本曲輪の登り口には、句碑がありました。
「下荻も かつ穂にいづる夕露に 宿かりそむる秋の三日月」
鎌倉時代の城主で歌人の勝間田長清の詠んだものだそうな。
本曲輪跡には、それを示す石碑と小さな祠、それから勝間田城址の説明板がありました。
この本曲輪の後ろは、南曲輪です。
で、これが鋸歯状の堀切ですが・・・写真だとイマイチ判りませんね。
いいなぁ~こんな山城。
私は、けっこう、感動したんですが・・・・。
この南曲輪から、北側を見ると彼方は静岡空港です。
かつて、このお城に居た人たちが、目の前から飛び立つ飛行機を見たらなんて思うかなぁ・・・なんて考えながら下山しました。
鳥は撮れませんでしたが、充実した一日でした。
さて、明日は普通にお仕事です。
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いいね~。
静かな山城の跡・・・兵どもの夢の跡。古のロマンが感じられますね~。
投稿: 山の風 | 2011年10月10日 (月) 23時38分
お城巡り、ロマン感じますよねえ(*^。^*)
実は、わたいの名字と同じ城跡が、本州の遠くのほうにあるとですよん。
初めてみつけたときは、びっくりするやら、嬉しいやら。
うちの先祖はそのあたりに住んでたかかもとか(うちは干拓地で、700年前は海らしいので)まあ、勝手に想像するのも楽しいものです(*^^)v
投稿: ちゃちゃわんわん | 2011年10月11日 (火) 21時16分
山の風さん、こんばんは!
お城は、こういうのが私は好きです。
たしかに平城で立派な天守があるお城も素敵ですが、天守は嘘っぽい復元が多いですからね。
私は、ほとんど復元されていない、山城の本曲輪なんかに立つとグッときます。
投稿: FUJIKAZE | 2011年10月11日 (火) 23時09分
ちゃちゃわんわんさん、こんばんは!
そのお城は長野県にある依田全真の築城したお城では?
(あえて名前は書きませんが)
私の祖先も武田信玄に破れて長野から佐賀に移ったんですよ。
同じ姓の有名人に、「ホルストの原曲に日本語の歌詞をのせて歌って大ヒットした歌手」がいます。
ひょっとすると、ちゃちゃわんわんさんと私は同じ姓かもね。
投稿: FUJIKAZE | 2011年10月11日 (火) 23時18分
FUJIKAZEさん
こんばんわ
自宅から出かけるのに
そう、遠くないのに、ココには
行ったことがありません。
山城って登るのが結構大変なんですよねぇ。
近くだと高天神城もなかなかの上り坂でした。
昔の人はそこを防具をつけて武器を持って
駆け上がったのですから
スゴイ体力ですね。
そういえば、FUJIKAZEさんの地元の
落語家、春風亭昇太さんがこういう山城が
大好きなようですね。
草に覆われていても、
彼のような人は頭の中で想像して
城の輪郭がわかるみたいですねぇ。
自分のようなど素人では
図解や解説がないと、何がなんだか
サッパリわかりません。
投稿: 24.5センチ | 2011年10月12日 (水) 19時04分
24.5センチさん、こんばんは!
山城はいいですよ~。
基本、何も無いから想像力がふくらみます。
山の上だから鳥に出会える可能性も多いですからね。
当に一石二鳥です。
投稿: FUJIKAZE | 2011年10月12日 (水) 23時33分