こんばんは!
さすがに二式大艇を何時までも眺めている訳にもゆかず、女房を追って「史料館」へ。
入り口にはHSS-2A対潜哨戒ヘリコプターが展示されています。
懐かしいなぁ・・・昔はこれが主力だったよなぁ・・・ここには、海自さんの往年の名機が沢山展示されているのですが、残念ながらゆっくりと眺めている時間がありません。
館内に入って受け付けを済ませ、いよいよ見学です。
ここは無料なんですよ。
ただ、受付で記名しなければなりませんがね。
館内は・・・撮影禁止です。
まぁ、仕方ありませんね。
ここは神聖な場所、陸軍航空隊の特攻基地が知覧ならば、ここ鹿屋は海軍航空隊の特攻基地なんです。
当然、史料館には、特攻で亡くなった方々の御写真や遺書が展示されている訳ですから・・・。
二階の展示室を一つ一つ見て行くと・・・なんと、中央に零式艦戦が!
しかも嬉しいことに、『写真撮影は零戦のみ可能です』と表示があります。
さすが海自さん!分かってますねぇ。
お客さんもほとんど居らず、当に独り占め状態。
と、いうことで、思う存分撮らせていただきました。
この零式艦戦は、「零式艦上戦闘機52型甲」です。
解説では、平成4年に錦江湾と吹上浜の海底から引き揚げられた、52型と21型の二機の零式艦戦を合体させて一機の52型甲に組み上げ、復元したのだとか。
それならば、本物と言ってもよいでしょう。
私、個人的には、零式艦戦は靖国神社の遊就館に展示してある52型が最も美しいと思うのですが、ここの52型甲も綺麗ですねぇ。
何と言っても、コクピット内が精巧に復元されていて、これを間近に見ることができるのが最高です。
う~ん・・・座ってみたいなぁ・・・・。
尾部の下面には、アレスティング・フック(着艦フック)まで忠実に復元されてますよ。
やっぱり、このアングルが最高かなぁ・・・
あぁ、美しい・・・
これがエンジンの「栄21型」です。
結局、零式艦戦の見学だけで、30分くらいかかってしまいました。
ふと周りを見ると・・・また女房が居ません。
渋々、零式艦戦に別れを告げ、女房を追いかけました。
結局、帰りの飛行機の時間やお土産を買う時間を勘案すると、史料館に滞在できる時間はあと僅か・・・。
申し訳ないことですが、海自の歴史のコーナーはスルーして、史料館を離れました。
そのまま鹿児島空港へ向かい、何とか飛行機にも間に合って、清水に帰り着いたのは日付が変わっていたんですよ。
これで、長く引っ張った鹿児島旅行記は終わりです。
最後に、買ったお土産ですが、定番の薩摩揚げに加えて、美味かったのはこれ、ゆきさんに教えていただいた「とらや」さんの「極上かるかん」です。
シットリとなめらかで、上品な自然薯のお菓子。
口の中一杯に、自然薯の風味が広がります。
かるかんって、こんなに美味かったんだなぁ・・・。
もっと沢山買っておけば良かった。
この旅行、後半は雨に祟られましたが、大好きな飛行機達に逢う事が出来、美味いモノも食べて、まずまず、楽しい旅行でありました。
よし、また行こう!
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