今年の潜り納め(1本目)
みなさん、こんばんは!
今のところ、何とか世間並みの年末年始を過ごせそうなFUJIKAZEです。
昨日、28日は大瀬崎に今年の潜り納めに行ってまいりました。
いつものように朝6時過ぎに家を出て、西伊豆大瀬崎へと車を飛ばします。
途中、富士市辺りを走っていると、夜が明けて綺麗な朝焼けになりました。
思わず路肩に車を寄せて、パチリ。
富士山も朝日に照らされて、とても荘厳です。
いいなぁ・・・って何時までも眺めている訳にも行かず、すぐに発車。
でも、朝焼けって、天気が崩れるんだよなぁ・・・。
案の定、大瀬崎に着いた頃には、どんよりと曇り空です。
さて、今日の被写体は・・・ガイドさんに聞くと、湾内にイッポンテグリが出ているとか。
イッポンテグリは南の魚で、西伊豆ではとてもレアです。
実は私、石垣島でも見たことがありません。
これは何としても撮るぞ!
女房を急かせ、急いで機材をセッティングしてGO!
午前9時14分、潜水開始です。
水温は15.3度、ウ~ン・・・冷たい。
まだ南系の魚は泳いでますが、これが15度を切ったらみんな☆だなぁ。
上下水平の透明度は10mくらい、大瀬崎にしては抜群です。
途中のゴロタ石には、沢山のガンガゼ(長い棘をもったウニの一種)が付いていて、危ない危ない。
こいつの棘に刺されると、ドライスーツなんて簡単に穴が開いてしまいます。
このゴロタ石を降りて、水深をとりながら目指すポイントへ。
そこは水深22mの砂地の上。
近くに沈んだイケスがあり、そこから東へ6mくらいのはず・・・。
簡単に見つかるだろうと考えていましたが、まったく分かりません。
半径20mを10分間ほど女房と手分けして探したのですが、これがなかなか。
途中、カナガシラや、
マトウダイなんかが現れますが、これをジックリ撮っている時間はありません。
ダイビングコンピュータを見ると、すでに無限圧潜水の限度に近づいている表示。
もう駄目だ・・・時間切れです。
女房に合図して引き上げかけたその時に・・・あっ、見つけた!
おぉ、感動です!
私の目の前で、体長10cmくらいの可愛いヤツが、特徴的な長い背びれを立てながら、じっと睨んでいました。
すぐに女房に合図して撮影会開始です。
女房も興奮している様子。
そりゃそうだ。
この魚、本当にレアモノなんですよ。
ジックリ見るととても綺麗なのが判るでしょう。
女房と共に5~6カット撮ったところで、ダイビングコンピュータから警報音が鳴り出しました。
残念ですが、これで終わりです。
未練がありそうな表情の女房を促し、浅場へ移動しました。
しっかり減圧して、午前10時05分、浮上。
潜水時間は51分間、最高深度26mの、けっこうスリリングなダイビングでした。
2本目の報告は・・・この休み中にアップします。
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