九州旅行(その2)
みなさん、こんばんは!
では、前回の続きです。
【国立唐津海上技術学校】
旅行の最終日、先ず最初に訪れたのはこの学校です。
観光旅行でなぜ?って思われた方も多いかな?
実はこの学校の前身である唐津海員学校が、私の親父の母校なんです。
昭和26年の卒業なんだそうな。
昔、親父が懐かしそうに思い出話をしていたことを思い出し、この旅行が決まった時に学校へメールで事情を説明して、不躾ながら見学の可否をお尋ねしたところ、気持ちよくOKをいただきましたので、訪れた次第。
わざわざ教務課長様が、校内を案内してくれました。
もっとも、肝心の親父は、当校の設備や教育システムの説明を受けても、首を傾げるばかりでしたがね。
そりゃあ、半世紀も前とは全然違いますよ。
しかし、この学校のシステムは素晴らしいです。
三年辛抱して卒業すれば高卒として認定され、四級海技士(小型船舶操縦士じゃあありませんよ)航海・機関の筆記試験免除ですから。
つまり、二十歳そこそこで、それらの国家資格を取得出来るのですから、私には何とも夢のような話ですね。
私が高校受験の時にあれば、受験していたかも・・・。
まぁ、親父には良い冥土の土産になったろうな。
(まだまだクタバリそうにはないけどね。)
【宝当神社】
今、肥前唐津と言ったら、一番有名なのは・・・この宝当神社でしょうか?
唐津湾に浮かぶ高島という小さな島にある、これまた小さな神社です。
宝が当たる?そうです。
ここは、祈願すれば宝くじが当たる!神社なんですよ。
もちろん、参拝して来ましたよ。
水上タクシーで往復千円(定期船なら往復400円)の船賃を払い、乗っている時間は10分くらいかな。
この島で海賊退治を行った、野崎隠岐守綱吉という方を祀った神社です。
何でも、この島の住人がこの神社の神社名にあやかって、宝くじの当選祈願をしたところ、見事当選したという話が広まって有名になった神社なんですよ。
社殿内は撮影禁止ということでしたが、お礼参りの人達が残した当選宝くじのコピーや礼状が掲示してあって、思わず、これは御利益あるかも!って思ってしまいました。
船着き場から神社に至る道筋には、宝くじ売り場や様々な縁起物を売る売店があって、この神社で島興しをやっているように感じました。
さて、今年の年末はジャンボ宝くじでも買ってみるかな。
とても楽しみです。
【唐津城址】
唐津へ来たのですから、唐津城址へも行ってみました。
綺麗でしょう?唐津湾に突き出た平城で、真っ白い五層五階の大天守が建っています。
この美しさから、別名舞鶴城とも言われるそうな。
しかし、・・・この天守は偽物なんですよ。
元々、この城に天守は無かったのだそうな。
この天守は、昭和41年に、昔もこんな天守が建ってたら良かったのになぁ・・・建ってたんじゃあないかなぁ・・・きっと建ってたんだよ!って、ことになって、想像でコンクリートで造った天守なんです。
だから、歴史的価値は無し。
つまり、天守風の展望台ですね。
まぁ、眺めは良かったですよ。
唐津市街は一望だし、
海上技術学校や高島、
名勝、虹の松原も、遙か眼下に見渡すことが出来ました。
歴史的価値云々は置いておいて、訪れる価値はありますね。
実はここで撮影中、デジカメの操作を誤り、これまで撮った写真を全て消去してしまったのです。
馬鹿ですねぇ~。
本当だったら、この後は「唐津くんち」の山車の展示館なんかを回る予定だったのですが、私としては、名護屋城址の写真がどうしても欲しかったので、予定を変更して再び呼子へ戻ったのです。
名護屋城址の写真を撮り直し、後は行くところも無いので呼子大橋を渡って加部島へ。
加部島の展望台へ登ったところで、時間はリミット。
福岡空港へと急ぎました。
今回の墓参を兼ねた九州旅行は、こんな旅でした。
そうそう、もちろん、今回も鯨肉を買いましたよ。
我が家の一年分、6個をクール便で静岡へ。
IWCなんて、鼻で笑って舌鼓です。
佐賀ニ鯨肉ハ健在ナリ!
では!
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こんにちは
高校って、前もって連絡すれば見学させて頂けるのですね。
昔とは違っていても、お父様は嬉しいと思います。
昨日、IWCの会議をニュースで見ました。
シー・シェパードは暴力的で遣りすぎだと思いますが如何でしょう。
カンガルーや犬を食べる方が残酷だと思います。
鯨は賢いから取ってはいけないなら、バカは良いの?
感情的に成ると妥協点は見つかりませんね
でも、大騒ぎしてるのは一部の人だけらしいです。
妹がオーストラリアに住んでいるので。
投稿: nanami | 2014年9月17日 (水) 08時59分
nanamiさん、こんばんは!
IWCはの総会が近々開催されるようですね。
正直な話をしますと、私、鯨は大好きですが、今食べなければ死ぬなんて思っていません。
ただ、嫌なのは、反捕鯨国と称する連中の陰湿な嫌がらせなのです。
この嫌がらせに、愛想笑いで済ませるようなことは、絶対に政府にはやって欲しくないのです。
あの安倍さんでは、無理かも知れません。
だから、私個人で、できる限り抵抗します。
だから、食べますよう!
投稿: FUJIKAZE | 2014年9月17日 (水) 23時55分