無料ブログはココログ

« 富士山三昧・2(精進湖、本栖湖、朝霧高原) | トップページ | 九州墓参旅行(中日・桜島はまたしても雨) »

2016年4月26日 (火)

九州墓参旅行(初日)

みなさん、こんばんは!
私、22日~24日、恒例の九州墓参旅行に行っておりました。
前日の21日の夜、仕事を片付けて清水の自宅に帰ったのは午前零時を回った頃、急いでシャワーを浴びて仮眠し、2時半に起床。
3時に女房と親父を愛車に乗せて、羽田へ向かいました。
6時55分の飛行機に乗り長崎へ。
さすがに機内では熟睡です。
1
8時15分に長崎空港着。
2
レンタカーを借りて、佐賀の鹿島へと向かいました。
今回の墓参旅行は、鹿島の叔母が入院していたので、その見舞いも兼ねているのです。
病院に着いたのは午前10時前。
叔母の見舞いを済ませ、11時頃に鹿島を発ちました。
途中、スーパーへ立ち寄って鯨を一年分買い清水へ送り、一路福岡の柳川を目指しました。
佐賀の有明海側は信号も殆ど無い一本道。
行けども行けども麦畑が広がっています。
3
柳川に着いたのは、ちょうどお昼頃。
小倉に行く途中にわざわざ柳川へ立ち寄ったのは、是非この場所を訪ねたかったから。
4
「立花家資料館」です。
???と、思われる方もおられるかな。
柳川藩主立花家の家宝や伝来の品々を展示した資料館です。
入ると、入口には初代藩主である立花宗茂公の正室誾千代(ぎんちよ)の鎧が展示してありました。(レプリカですがね。)
5
立花城の女城主として、このような鎧を着て立ち振る舞ったのかな。
そう言えば、来年のNHK大河は、「おんな城主 直虎」だとか。
そんな聞いたことないような人よりも、同じ女城主ならば誾千代の方が有名なのになぁ・・・。
鎧の左右に展示された兜は、「金甲」といって宗茂公の親衛隊数百騎が揃いで着用した兜です。
10
そうしてこれが宗茂公が着用した甲冑。
6
この後、墓参りに行かなければならないことを忘れて、魅入ってしまいました。
7
立花宗茂公は、元々、豊後(大分県)の大友宗麟に仕える豪族であり、今の福岡市辺りにあった立花城を護っていましたが、大友氏が弱体化して、九州全土支配を目論む島津の大軍が迫る中、周辺の豪族が次々と大友氏を裏切るところ、宗茂公は最後まで大友氏を裏切らずに戦い続け、最後は豊臣秀吉の援軍を得て島津軍を退け、秀吉から「その忠義鎮西一、剛勇また鎮西一」「西国無双」と讃えられました。
8
九州平定後、秀吉から柳川13万2千石の領地を貰った宗茂公は、その後の唐入りでも、自軍の数倍にもなる明・朝鮮連合軍を相手に常勝不敗の大活躍を誇りました。
しかし、秀吉の死後、関ヶ原の戦いにおいて、秀吉への義理立てから西軍に付いた宗茂公は、戦後、家康に改易され、牢人となってしまうのです。
関ヶ原牢人となった宗茂公は、それでも家臣二十数名を引き連れ、京や江戸に居を移し、家臣達に養われながら再起を待ちます。
9
結局、本田忠勝に推挙されて将軍秀忠のお伽衆となり、陸奥棚倉1万石の大名に返り咲き、家康の死後、旧領柳川への復帰を果たしています。
11
関ヶ原で西軍に付いた武将で唯一、旧領に復帰した大名なんですよ。
何故、NHKは大河に採用しないのかなぁ・・・。
あっという間に時間が過ぎ、本当は、邸宅の御花なんかも見学したかったのですが・・・。
12
時計を見ると、既に1時・・・いかん、墓参りが・・・。
女房と親父を急かして車に乗せ柳川発、後ろ髪を引かれながら小倉へと向かいました。
13
3時過ぎに小倉着。
紫川沿いの花屋で花を買って、霊園に向かいます。
14
大急ぎで、我が家の墓、母方の墓、動物霊園と回って終了。
ホテルに入ったのが、6時半頃でした。
7時からは、友人達と飲み会。
小倉の夜を満喫しましたよ。
ホテルへの帰りに小倉城の写真を撮って、
15
屋台で懐かしい小倉のラーメンに舌鼓を打って寝ました。
16
小倉は懐かしい街です・・・。
続きは、そのうちに。
では!

« 富士山三昧・2(精進湖、本栖湖、朝霧高原) | トップページ | 九州墓参旅行(中日・桜島はまたしても雨) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。。

なんとハードな
お疲れ様です(^^)

紫川や小倉城、なつかしいです。

ラーメンが猛烈においしそうです

あ〜読んでいてもせわしないです。
体力が持ちましたね、楽しい時にはそうなんですよね。
夢の時間から現実の戻った時注意ですよ〜
九州の旅続きを待っています。

立花城の女城主のことは聞いたことがあります。
岐阜・岩村の女城主と共に有名ですね。
来年の大河ドラマの直虎は今回ドラマ化されることになって初めて知ったぐらいです。
九州の大名では加藤清正と共に立花宗茂が歴史上の人物としては人気がありますね。

FUJIKAZEさま
こんいちは~
慌ただしい日程での墓参、お疲れ様でした。
現役世代の方は多忙で大変ですね。
私も歴史(日本史)が好きなのでしっかり見させていただきましたが
理路整然と記されているのでとても良く理解できました。
越後新潟は大河ドラマとしては天・地・人 直江兼続  上杉景勝 。
現在も真田丸で登場していますが、地元に経済的波及効果が期待できますよね。

藤子さん、おはようございます。
仕事をやっている以上、ハードな日程を組むのは仕方ありませんよ。
ただ、若い頃は平気でしたが、50を過ぎた今、かなり堪えます。
ラーメンは、旦過市場前の屋台、「丸和前ラーメン」ですよ。
おそらく、50年位前から毎晩あの場所で営業しているようです。
飲んだ後は食べたくなる「小倉の夜のソウルフード」ですよ。

せせらぎさん、おはようございます。
せわしないですか。
仕事の合間で旅行を組むと、こんなものですよ。
仕方ないです。
早くリタイアしたいものですが、リタイアすると時間はあってもお金も入らなくなり、頻繁に旅行には行けませんね。
それも困ったものです。
夢から覚めて・・・今日から世間はGWですね。
私もその予定だったのですが・・・残念ながら前半に仕事が入ったので、2日まで清水へ帰れません。
現実の世界は厳しいですねぇ・・・。


country walkerさん、こんにちは。
おっ、立花宗茂公をご存じでしたか。
嬉しいです。
皆さんに九州の有名な戦国大名を問うと、出て来るのは黒田孝高、加藤清正、島津義弘くらいですかね。
島津はともかく、黒田は元々備前の人、加藤は尾張の人ですから、私は九州の人とは思っていません。
宗茂公は生粋の北九州人なんですがねぇ・・・。
NHKが大河で取り上げてくれれば、もっと有名になるんですが・・・。

輝ジィ~ジさん、こんにちは。
越後でしょう。
だったら、何といっても上杉謙信公こそが一番でしょう!
日本一の武将ですよ。
私は子供の頃から関連書籍を読みあさり、心から尊敬しています。
一度、春日山城を訪れてみたいと思っているのですが・・・なかなか時間とお金の都合が付きません。
私の場合、先ずダイビング、次に墓参りという優先順位なものですから。
でも、春日山城には絶対に行きますよ!
憧れですから。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 九州墓参旅行(初日):

« 富士山三昧・2(精進湖、本栖湖、朝霧高原) | トップページ | 九州墓参旅行(中日・桜島はまたしても雨) »