霧ヶ峰でノビタキに出会えました。

みなさん、こんばんは！
毎日暑いですねぇ・・・。
まるで梅雨は明けたような毎日です。
そんな２日、ハッピーのパパさんと、霧ヶ峰へ行って来ました。
このブログは、石垣島のダイビングの続きで更新しようと思っていたのですが、まぁ、ダイビング記事ばかりだと飽きるでしょうから・・・。

２日、６時にパパさん家を出発、長野県の霧ヶ峰へ向かいました。
当日は生憎の曇り空、それでも、雨男である私としては御の字です。

霧ヶ峰ェ～、何処かのメーカーのエアコンの名前と思っていましたが、ここからとったんですねぇ。
ビーナスラインという、風光明媚な道を走り、９時半過ぎに駐車場着。
なんと、駐車場はほぼ満車、奇跡的に１台分のスペースを見付けて愛車を駐め、先ずはこの高原の最高峰である車山を目指します。
車を降りて、むっ、寒い・・・さすが高原、長袖を着てきて正解でした。
９時５０分頃、登山開始。

パパさんに置いて行かれない様、頑張って歩きます。
途中、あちらこちらにニッコウキズゲという綺麗な百合の群生地があるのですが、どれも全て鹿除け（人間除けでは？）と称する電気柵で囲まれていて、幻滅してしまいましたが、花自体は可愛いですね。

群生地は何処も八分咲きといったところ、満開になるときっと絶景なんだろうな。

他には、ウスユキソウっていう花。

日本のエーデルワイスなんだそうな。

なるほどねぇ・・・。

なんだかんだで、１０時３０分頃、車山山頂着。

山頂からの景色は、これまた絶景。

晴天ならば、最高だっただろうなぁ・・・。

下山を始めた頃、なんと青空が・・・
雨男なんだからこんなものです。

パパさんと植物を撮りながら山を下りました。
車山の後は、車山湿原を散策です。

この頃、天気は晴天、太陽がジリジリと照りつけます。

冬から一気に夏になったような気分。

日が照り出すと・・・緑の美しさが、また一段と映えます。

登りはあまりなく、平坦な湿地帯をひたすら歩く・・・

これならば余裕でパパさんに付いて歩けます。
結局、計１０ｋｍくらい、山と湿地帯をぐるりと巡り歩きました。
途中、遙か遠くに富士山も見えたりして、最高の山歩きでしたよ。

さて、狭い遊歩道を歩いていると、前方に大砲レンズを抱えたカメラマンの集団が・・・
高原にはあちらこちらにノビタキが飛び交っています。
私も撮りたいとは思うのですが、手持ちのカメラは広角レンズを付けた５ＤⅢとコンデジのみ。
近くのススキに留まったと思っても、近づくとすぐに飛び去り、とても撮ることは出来ません。
カメラマン達の狙いは当にそのノビタキ。
遊歩道を占拠しているので、「通りますよ。」って声を掛けても、ほとんどの人が無視。
私も野鳥を撮りますので、気持ちは分かりますが、ちょっと腹が立ちます。
彼らを通り越して、５０ｍくらい歩くと・・・遊歩道傍の小枝の先にノビタキの雄が留まって、しきりに鳴いています。

撮れないだろうなぁって思いながら、コンデジ片手に近づくと・・・なんと逃げません。
あれ？不思議・・・なんと、コンデジで撮らせてくれました。

不思議なこともあるものだって、思っていると、すぐ傍のススキの穂先には雌が留まってこちらも鳴いています。

こちらも、コンデジでＯＫ。
撮っていると、パパさんが「ＦＵＪＩＫＡＺＥさん、これ。」って指さす地面を見ると・・・
遊歩道の端に、小さな雛鳥が佇んでいました。

ははぁ、なるほど、この仔、ノビタキの仔だ。
傍で鳴いているペアの仔なんだろうな。
おそらく、巣立って飛び出したところ、この遊歩道に着地し、そこへ私たちが来てしまったというところでしょう。

親達はこの仔が心配で離れないんだ。
私としてはラッキーで、コンデジでパチパチ撮ることが出来ました。
撮っていると、どこからかゴミムシが出てきて、雛はこれに驚き、遊歩道脇の草の中へ飛び込んで撮影は終了です。
鳥用カメラも無く、コンデジでノビタキを撮れるなんて、なんともラッキーな一日でした。
この後、駐車場に戻り、霧ヶ峰発。
静岡のパパさん家に帰り着いたのは６時を回っていました。
夏の高原は楽しいですね。

次回は、石垣島旅行の続きで更新です。
では！