無料ブログはココログ

« 鉄の虎の宴へ行きました。 | トップページ | 夏も終わり?の大瀬崎(2本目) »

2016年9月 4日 (日)

夏も終わり?の大瀬崎(1本目)

みなさん、こんにちは!
9月に入りましたが、静岡はまだまだ暑いでよ。
我が家は、夜も、未だエアコンで寝ています。
私の横浜の出城は、昼間は暑くても、さすがに夜になると、窓を開ければ涼しい空気が入り込み、快適な睡眠が出来るのですが・・・。

さて、昨日の9月3日、久々に大瀬崎へ行って来ました。
前回が確か7月9日だったから、概ね二ヶ月くらい空いています。
私の躰が潮を欲していて、まだ海水浴客が多いかもなぁ・・・って、思いながらも、矢も楯も堪らずに計画しました。
前日の金曜日は通常どおり仕事をして、東名を飛ばして清水の家に帰り着いたのが、午前零時を少し回った辺り。
カメラは先週帰宅した時にセッティング済みだったのでOK。
すぐに就寝して5時に起床、愛車に機材を積み込み、6時頃、女房を乗せて出発です。
このあたり、トレッキングと似たようなもの、海も山も体力勝負!
大瀬崎の駐車場に着いたのが、8時少し前。
あれれ?予約済みの札を貼ったコーンで、スペースが全部埋まっています。
私も土日に潜るときは、予め駐車場を予約しておくのでセーフ。
馴染みのショップへ入って聞いてみると、「今夜の大瀬崎は花火大会ですから。」とのこと。
なるほど、今日の大瀬崎は混むわけだ・・・。
1
幸い、この時間の浜は、未だ混むまでには至っていない。
ならば、急いで潜ろう!
と、女房を急かして機材をセットし、8時27分、湾内のショップ前から潜水開始です。
このポイントの沖、水深20mくらいの海底に落ちている巻き貝の殻にミジンベニハゼのペアが棲んでいるとのこと。
これを撮ることにしました。
この日の水温は26℃、私は5mmのワンピースでちょうど良い心地よさ。
透明度は上下水平7mくらいは見えており、大瀬崎にしては、まずまずの海況でした。
女房を誘導しながらミジンベニハゼの棲む貝殻を目指します。
概ね見当は付いていたので、迷うこともなく付近に到着。
着底して、女房と手分けして貝殻を探します。
すると・・・残念、女房が発見。
2
先に見付けた方が先に撮る・・・という訳で、女房から撮影開始です。
私は、マクロレンズの付いたカメラの露出を調整しながら待機。
7~8枚撮った女房と交代です。
3
ミジンベニハゼって、こんな魚。
4
小さくて可愛いでしょう。
5
お腹に卵を抱えている様子なので、これは雌かな?
では、雄と両方を撮ろう・・・と、しばらく待ったのですが、2尾目が出てきません。
6
居れば出てこないことは無いのですが・・・。
ここは水深20m、減圧が心配になったので、10分そこそこで諦めて、浅場へ移動しました。
このミジンベニハゼの周辺を大きなミノカサゴがウロウロしていたので、ひょとしたら、雄はこのミノカサゴに喰われてしまったのかも知れません。
7
浅場への移動中も、魚を撮影しながらゆっくりと移動。
8
水深8m位のゴロタ石の下で減圧停止を兼ねて魚を探しました。
82
すると、ここで大きなアジが出現。
9
体長40cmはあろうかという丸々と太ったアジです。
10
思わず、食べたいって思いましたよ。
さて、もう上がろうかと思った時、目の前に小魚の大きな群れが出現しました。
よく見ると、イサキの幼魚の群れとネンブツダイの幼魚の群れが混じっていて、大きな集団になっています。
11
へぇ~これは綺麗だ!早速撮影開始。
12
何だか何処かで見た光景・・・そうだ!石垣島だ!
これは、石垣島のスカシテンジクダイの群れやキンメモドキの群れと良い勝負ですね。
13
群れは、私たち夫婦を包み込み、何とも幻想的な気分です。
14
水深が浅いので、タンクの空気が無くなるまで、じっくりと撮る事が出来ました。
15
十分満足して、9時29分に浮上。
1時間02分、潜っていたことになります。
上がってみると、浜はダイバーと海水浴客で大混雑でした。
これでは、ゆっくり機材を干しながらショップでお茶を飲む気分にはなれません。
仕方ないので、タンクだけ変えて、機材を台車に積み込んだまま、二人でショップの屋上へ避難。
そこで、ボンヤリと休憩しながら、体内窒素の放出を待ちました。

2本目は後日ということで。
では!

« 鉄の虎の宴へ行きました。 | トップページ | 夏も終わり?の大瀬崎(2本目) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
 お二人で潜られたのですね。いいな~
ミジンベニハゼって可愛い
ハゼの仲間ですかね?
小魚の群れも凄い想像もつきませんよ。
続きを楽しみにしております。

こんにちは。
ミジンベニハゼの表情が可愛いですね。
黄色くてひよこみたいです
アジを見た時、私もおいしそう!と思ってしまいましたよ
たくさんの魚の群れ、いかにも涼しげで目の保養になりました。

おら、、この最後の方の写真見て、、

スイミー っという童話?を思い出しただ、、、
(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ

やはり 海は広にね

佐賀出身の宝ジェンヌ、何人かいるのよ~~~
その一番の出世頭が、朝夏まなとさん。
男役のトップまで登りつめましたから~~~😉

はじめまして。 「いいね!」、いただき有難うございました。
早速FUJIKAZEさんのブログを見せていただきました。私も魚の写真を時々撮りますが潜れないので水族館でガラス越しに撮ってます。潜って撮られた写真は鮮明で迫力があり、ガラス越しとは全然違いますね。楽しく見せていただきました。これからはたびたび訪問させていただきますのでよろしくお願いいたします。

マコママさん、こんばんは!
潜る時は概ね二人で潜っています。
共通の趣味ですから。

ミジンベニハゼはハゼの仲間ですよ。
詳しい分類は知りませんが、一応ハゼのようです。
可愛いでしょう。

ナルコユリさん、こんばんは!
西伊豆の大瀬崎は、熱帯魚の様な魚と、鮮魚店に並ぶ様な魚が混在しています。
四季がハッキリしていて、潜る度に違った感動があります。
これからの季節が最高なんです。
毎日でも潜りたいくらいですよ。

あさひさん、こんばんは!
スイミーって、知らなかったので、ググッてみました。
なるほど、そんな感じかも知れません。
幼魚たちが群れているのは、大きな魚に食べられることを少しでも減らすためですからね。
大瀬崎にマグロは居ませんが、カンパチやブリは回って来ます。
この時も、大きなアジが狙っていましたから。
しかし、スイミーの様な童話なら私でも書けそうだな。
脱サラして挑戦してみるかな。

ちゃちゃわんわんさん、こんばんは!
そうでした。
佐賀は美人の宝庫だったことを忘れていましたよ。
私の叔母達は皆美人だった。
もちろん、ちゃちゃわんわんさんも・・・。
タカラジェンヌくらい、沢山輩出しますわねぇ。

nobunagaE.T さん、こんばんは!
ブログ拝見させていただきました。
お魚好きが良く分かる内容でした。
これからも、ちょくちょく拝見させて戴きますので、よろしくお願いいたします。

FUJIKAZE さま
こんばんは~
ミジンベニハゼから始まり次から次と多種類の魚影。
イサキの幼魚の群れとネンブツダイの幼魚の群れ このような様子を
自分の目で見れること、私には出来ませんが只々 羨ましき限りです。


輝ジィ~ジさん、こんばんは!
そうですねぇ・・・。
魚の群れの中に入ってその群れを観察できるのはダイバーの特権でしょうか。
これは、山に登った人しか見ることが出来ない雄大な景色や可愛い高山植物と同じですね。
私は両方見ることが出来て幸運です。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 夏も終わり?の大瀬崎(1本目):

« 鉄の虎の宴へ行きました。 | トップページ | 夏も終わり?の大瀬崎(2本目) »