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2016年10月12日 (水)

長野・上越旅行(二日目・春日山城址)

みなさん、こんばんは!
横浜は、めっきり寒くなりました。
先週末、清水の自宅では蚊に喰われたんですがねぇ・・・。
静岡は暖かいってことですか。

前回の続きです。
春日山城址までの道のりは、上信越自動車道を信濃町インターで乗り、上越高田インターで下りました。
朝、ホテルを出てからリンゴの直売所までは降っていなかったんですが、インターを下りる頃は本降りです。
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先ずは、「上越市埋蔵文化財センター」へ向かいました。
ここは、春日山城址の麓にある施設で、とりあえず、雨が小降りになるまで待とうと思った次第。
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あまり期待はしていなかったのですが、どうしてどうして、「上杉おもてなし武将隊」の方が出迎えて下さり、展示物の説明をしてくれました。
写真も撮り放題。
先ず、目を惹いたのは上杉謙信公着用の甲冑(のレプリカ)。
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「素懸白綾威 黒雛韋包板物腹巻(すがけしろあやおどし くろしぼかわつつみいたものはらまき)」というのだそうです。(初めて見ました。)
兜の前立てに蜻蛉があしらってあるのが特徴。
謙信公の出で立ちといえば、金の星兜に立烏帽子、白妙の練絹で行人包が有名ですが、このような華やかな甲冑も着けたのですね。
因みに、この甲冑の後ろにある龍の屏風は、NHKの大河ドラマ「風林火山」で使われた小道具だそうです。
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ほんの雨宿りのつもりだったのですが、おもてなし武将隊の方の説明が面白くて、ついつい、長居してしまいましたよ。
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最後に、これから登る春日山城址の模型を見て研究。
見てのとおりの山城です。
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車で登れるのは中腹までとのことで、そこから山頂の本丸跡までは、どうしても徒歩で15分くらいは必要とのこと。
と、窓の外を見ると、心なしか小降りになったような・・・
意を決して、出発することにしました。
中腹の駐車場までは、車で5分くらい。
やって来ました、憧れの春日山城です。
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しかし、山の上ですからねぇ・・・やっぱり降っています。
仕方が無いので、傘を差して車外に出て、崖の上に建つ謙信公を仰ぎ見ます。
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この像もNHKの大河ドラマ「天と地と」の放映を記念して制作されたとか。
ということは、モデルは石坂浩二さん?
何はともあれ、憧れの地、春日山城址に来ることが出来ただけでも満足。
で、山頂の本丸を見ると・・・霧に霞んでいます。
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15分、いや雨の中だから20分?歩くか・・・と思いましたが、女房を連れていることを思い出して諦め、駐車場の近くにある「春日山神社」へ参詣。
この神社は、山形の上杉神社から分霊された上杉謙信公を祀る神社です。
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しっかり、参拝しましたよ。
そうして、次は、「林泉寺」へと向かいました。
「春日山神社」から「林泉寺」までは、車で5分くらい。
「林泉寺」の駐車場に入った時は、これまた雨は土砂降りに・・・
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まぁ、雨のお寺も乙なものだ・・・って思いながら、本堂へ向かいました。
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ここは曹洞宗のお寺で上杉氏の菩提寺です。
謙信公は、7歳から14歳までをこの寺で過ごしました。
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ここでも、しっかりと参拝。
そうして、謙信公の墓所へ。
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林泉寺の奥にある石畳の山道を少し登った所にそれはあります。
ここだけは行かねばならない。
傘を差して登りましたよ。
お寺の方に位置を聞いて、迷わずに行き着くことが出来ました。
これが謙信公の墓所です。
合掌してしばし黙祷。
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上杉氏は謙信公の養子である景勝の代に山形の米沢に移封された際、謙信公の遺骸も米沢に移され、今は山形の「春日山林泉寺」の墓所に眠っているというのが通説です。
しかし、ここ「林泉寺」さんにはそのような記録は無いとのこと。
謙信公は、未だこの墓所で眠っておられると信じられているとのことでした。
さて、真相は・・・どちらでも良いことです。
機会があれば、米沢の「春日山林泉寺」にも参詣して、そちらの墓所にも参拝したいものです。
これで、とりあえず目的は達成。
この日の宿泊場所である鵜の浜温泉へと向かいました。
で、泊まったのがこのホテルです。
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オーシャンビューで景色は良かったのですが・・・温泉も料理も、まぁ、普通でした。
そりゃ、安かったものね。
そんなもんさ。
それよりも、この上越で買った自分用のお土産?宝物?をご披露。
先ず、お酒。
「春日山 天と地」というネーミングに惹かれて購入。
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美味いといいな。
今度、女房が横浜に来て恒例?のお寿司パーティの時にでも飲んでみます。
次は扇子です。
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謙信公の辞世の句が書かれた素敵な扇子です。
謙信公が亡くなる一月前に詠まれた句で、その後急死されたことから、これが辞世の句になってしまいました。
まるで、自分の死期を悟っていたかのような句ですが、とても素敵な句です。
そうして、Tシャツを2枚。
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「運は天にあり。鎧は胸にあり。手柄は足にあり。・・・」春日山城壁書を背負った気分です。
そうして、これ。
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上杉軍の軍旗、天賜の御旗である「紺地日の丸」に「懸かり乱れ龍」をあしらったもの。
う~ん、カッコイイ!
さて、いつ着ようかな。
以上、誰かに見てもらいたくてしようが無い春日山土産でした。
続きは、近日中に。
では!

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コメント

純米吟醸なら
きっと旨いでしょうね・・・好みもありますが

鵜の浜温泉
夕日が眺められたら印象も違ったかもしれませんね(*^-^)

wani さん、こんばんは!
そうなんですよ。
泊まったのは5階の部屋。
仲居さんに夕日が落ちる場所を聞き、カメラ片手に待っていたのですが・・・。
夕日は雲の中でした。
残念!

こんばんは。
 沢山のお土産にきっとうっとり?でしょうね。
奥方の分は?それにしても本当に雨男さんなのですね?
私は自分で言うのもなんですが晴れ女友人が「あなた〇〇日に出かけない?」っていうので「どうして?」と聞くと「その日私出かけるから晴れて欲しいので・・・・」って言われたり・・・でもたまには雨にも遭いますけれどね。
カープ女子の奥方へ勝って良かったわね、とお伝えくださいませ。
私は涙・涙・・・。

偶然です。
先日お天気も悪いので午前中からBS番組を見ていたら「上杉謙信」についてやっていました。
歴史に弱い私は夫殿の解説を交えながら見ていました。
春日山城のことも・・・
 「天と地」の大河ドラマはしっかり見た記憶が、あの頃の石坂浩二さん素敵だった!

お酒は必ず買いますね(笑) Tシャツ部屋着ですか?
楽しかった旅を冷やかしたりしてごめん!

こんにちは!
謙信公ゆかりの地巡りに行ってこられたのですね
FUJIKAZEさんの記事を読んでいるだけでウズウズ!
私も腰痛が治ったら行きたいと思います
沢山のお土産もいいですね

マコママさん、こんにちは!
雨男って本当についてないですよ。
実は今日、ダイビングの予定でした。
天気も日本晴れ、天高く馬肥ゆる秋って、日ですよ。
こんな日にダイビングなんてついているなぁって思っていたら、女房が風邪で具合が悪いって言い出し、ダイビングは中止ですよ。
私は何か悪いモノが憑いているような気がして仕方ありません。

せせらぎさん、こんにちは!
Tシャツですか?
当然、着て歩きますよ。
格好イイもの。
上杉謙信になった気分ですよ。

ばななさん、こんにちは!
折角の上越旅行でしたが、前半は雨に祟られ残念でした。
訪れる予定だった場所も数カ所行けず、若干、悔いが残りました。
でも、もう一度行こうという目標が出来ましたので、今度は秋雨の終わった10月の半ば以降に企画しようと思っています。
もう、今から楽しみですよ。

FUJIKAZさん、こんにちは。
人生49年って今だと短いですよね。
一睡するくらいの短さだと言う事でしょうか。
こんな大物でも、そんな風に感じるんですね。
最近時間の経つのが早く感じる様になりました。
思い切って、好きなことして生きたいもんです。

nanami さん、こんばんは!
謙信公の辞世は素敵な句でしょう。
私もこの句で表現されている様な生き方がしたいものです。
もっとも、既に49歳は大きく過ぎていますがね。(笑)
そういえば、豊臣秀吉の辞世の句に、「露と落ち 露と消えにし我が身かな 浪速のことも夢のまた夢」とありますね。
偉大な人は、似た様な人生観を感じるのでしょう。

雨で残念でしたね。
城址の頂上からの眺めは素敵ですよ。
市内と海もしっかり見えて。
縁があったら次は登ってみてくださいね。
実は主人の田舎なんですよ。
直江兼継の屋敷跡なんかも有ります。

hiroro さん、こんにちは!
私も春日山城址の売店のおばちゃんにそう聞いてとても残念でした。
おばちゃんも「またいらっしゃい」って言ってました(まぁ、商売だから当然か・・・)。
でも、本当にまた行きますよ。
やっぱり、本丸跡に建たなきゃね。

ご主人の実家が上越なんですか。
縁があって良いですねぇ・・・。

FUJIKAZE さま
今更※第2弾です。
謙信公についての並々ならぬ造詣の深さ、
私も含め地元の歴史好きの方よりも遥かに色々ご存知で\(◎o◎)/!
只 Maineの春日山城址雨でお気の毒でした。
何時の日か、又お越しください。

輝ジィ~ジさん、こんばんは!
私は、一に上杉謙信公、二に立花宗茂公、三、四、が無くて、五に真田信繁公といったところです。
ですから、上越に行くのは子供の頃からの夢だったのですよ。
関東に就職して、いつかは行けるだろうと思っていると、なかなか機会が無くて行けませんでした。
今度は、佐渡でダイビングすることが目標です。

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