無料ブログはココログ

« 天城の瞳? | トップページ | 秋たけなわの大瀬崎(2本目) »

2016年11月 1日 (火)

秋たけなわの大瀬崎(1本目)

みなさん、こんばんは!
何だか急に寒くなりましたね。
横浜の朝は、布団から出るのがちょっと辛くなりました。
こうなると、海も山も(私にとっては)最高のシーズン。
さっそく、今週末、ハッピーのパパさんと山へ行く予定だったのですが・・・今日、仕事が入ってしまいました。
きっと当日の山は好い天気ですよ。
雨男の私が行けないから・・・。

先週末の29日、久しぶりに大瀬崎で潜りました。
いつものように早起きして機材を愛車に積み込み、6時過ぎに女房を隣に乗せて清水の自宅発。
当日の天気は、清水は晴れだったんですよ。
ワクワクだったのですが、沼津に近づくと曇り。
まぁ、こんなものでしょう・・・。
8時頃に大瀬崎着。

1
馴染みのショップに入るとガイドさんが「今日は色々と出てますよ~」
流石は秋の大瀬崎、様々なレアなお魚が出ているようです。
とりあえず1本目は湾内、ショップ正面の沖にネジリンボウが出ているとのことだったので、それを狙うことに。
さっさと機材をセットし、女房と簡単なミーティングをして、8時45分、潜水開始です。
透明度は比較的好く、視界は上下水平15mくらい、水温は22℃で未だウエットスーツで十分快適でした。

2
ネジリンボウの棲むポイントは水深12mで、砂上に沢山の小さな転石がゴロゴロしている海底です。
女房がちゃんと付いて来ているか確認しながら水深を下げて行くと・・・目印に黄色い棒を刺しているとのことだったので、簡単に見付ける事ができました。

3
ネジリンボウって、こういう魚、穴に棲むハゼの仲間です。
体色の模様からネジリンボウという名前が付いています。

4
体長は5cmくらい、巣穴の入口でホバリングしながら餌が流れて来るのを待っています。
この魚を撮影するには、かなり近寄らなければなりませんが、とても臆病な魚なので、すぐに巣穴に逃げ込んでしまいます。

5
一度巣穴に逃げ込まれると5分間くらいは出てきませんので、じっと気長に待つしかありません。
6
まぁ、水深が浅いですからね。
何時までも待っていることが出来ます。
他のダイバーが来ても、私たちが巣穴の前でじっと待っているのを見ると、何時自分の撮影の順番が回って来るか分からないので、諦めて他へ行ってしまいます。
なので、そこそこの枚数を撮ることが出来ました。
さて、次は何処へ行こうか・・・ボンベの空気は未だ十分に残っています。
それで、このポイントから30mくらい西へ移動した所にあるボート繋止用のロープにオオモンイザリウオ(オオモンカエルアンコウ)が付いているとのことだったので、それを狙うことに。
水深は17mと若干深めになりますが、ダイビングコンピュータと睨めっこで無減圧潜水を目指します。
コンパスと海底を見比べながら慎重に移動。
見事、目的の繋止索に辿り着きました。

7
上の写真、どれがオオモンイザリウオだか判りますか?
魚に見えるのは、ミノカサゴくらいかな?
そのミノカサゴの下に見える茶色の大きな塊が、オオモンイザリウオなんです。

8
まだ判りませんか?
上の写真の丁度真ん中あたりですよ。
実は、女房も判らずに危うく蹴っ飛ばすところでした。

9
ここだよと指さして教えて・・・早速、女房と撮影開始です。
10
上の写真は、少し口を開けています。
つぶらな瞳が可愛いでしょう?

11
この魚は、こうやって石?に擬態して、餌となる小魚が近寄って来るところを捕食するのですよ。
12
こんな感じでお腹一杯撮影し、9時57分、浮上。
1時間12分間もの長い潜水でした。
この後、早めの昼食を挟んで2本目のダイビングなんですが、続きは近いうちに。
では!

« 天城の瞳? | トップページ | 秋たけなわの大瀬崎(2本目) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
 わ~面白いお魚さんたちがいるのですね?
初めてお目にかかりましたよ!
楽しかった事でしょう。続きを楽しみにしております。
 急に冬が訪れて今日は12月中旬の寒さでしたね。
朝エアコン始動でした!

この記事を拝見して鳥と海中の魚達、本当によく似ていると思いました。
一度逃げ込んでしまうと5分ぐらいは出てこないネジリンボウ。。。鳥にもこれに似たものが多く居ますし、擬態をする鳥もいますね、ヨタカのように。
それを探し出して写真に収めるところは全く同じですね。
撮った時の喜びや達成感も同じではないでしょうか。


女房がちゃんと付いて来ているか確認しながら水深を下げて行くと

愛だわぁぁぁぁぁぁ~

マコママさん、こんにちは!
イザリウオなんて、面白いでしょう?
私、食べられる魚も好きですが、こういう変わった形の魚も好きです。
撮ると絵になりますからね。

しかし、関東は寒いですねぇ・・・。

country walkerさん、こんにちは!
そうですね。
鳥撮りと魚撮りは共通したところがあります。
勿論達成感も同じですね。
ただ、決定的に違うのは、魚撮りは魚の居る場所を秘匿しません。
皆、詳しく話しますよ。
鳥の居場所には分かれば誰でも行けますが、魚の居場所にはスキルがないと行けないというところが、違うのでしょうね。
それから勝負が早いです。
鳥撮りは何時までも粘れますが、魚撮りはタンクの空気が続く限りですから。

あさひさん、こんにちは!
女房がちゃんと付いて来ているか確認しながら水深を下げて行くのは、別に愛ではありませんよ。
海の中ですからね。
万が一、はぐれてしまうと、女房は行方不明になり、死にますから。
そうなると面倒くさいでしょう?

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 秋たけなわの大瀬崎(1本目):

« 天城の瞳? | トップページ | 秋たけなわの大瀬崎(2本目) »