ようやく初潜り（１本目）

みなさん、こんばんは！
４日の土曜日、ようやく初潜りに行くことが出来ました。
思えば、年末は女房が体調を壊して断念、先月は天気が心配で断念。
もう、ふた月も潜っていません。
さすがに躰から潮気が抜けてしまいましたよ。
当日は、朝６時に愛車に機材を積み込み、女房を乗せて自宅発、大瀬崎へと向かいました。
天気は晴れ、道中、富士市から見上げた富士山がとても綺麗です。

８時頃に大瀬崎着、馴染みのショップの駐車場に愛車を駐め、ショップに入りました。
浜も静かで、海は絶好のコンディションの様。

すぐにでも潜りたいところですが、先ずは、大瀬神社に参詣して初詣ですよ。
もう二月ですがね。

今年一年間の潜水安全を祈願しなければ始まりません。

しっかり祈願してショップに帰り、さて、どこのポイントに潜ろうか・・・。
ガイドさんの話では、湾内の水深１５ｍにベニイザリウオ（ベニカエルアンコウ）やオオモンイザリウオ（オオモンカエルアンコウ）が出ているとのことなので、１本目はそれを狙うことに。
機材をセットして、９時８分、潜水開始。

入ってみると・・・海面は一面にウリクラゲが漂っています。
游いでいると顔に纏わり付いてきますが、まぁ、このクラゲは刺しませんからね（たぶん・・・）。

観察してみると、ネオンサインの様に発光している固体もあり、なかなか綺麗。
まるで、ＵＦＯ？宇宙船の様です（見たことはありませんがね）。

しばらく魅入ってしまい、写真を撮ってから深度を取りました。
ショップの前の浜から入って、まっすぐに潜り、水深１５ｍの海底に降りてから、８ｍくらい北西へ移動すると魚礁が有り、そこにベニイザリウオが付いているはずです。
水中視界は、上下水平１２ｍくらいは見えています。
水温は１６℃で、流石に私もドライスーツ着用ですよ。
それらしい所に着くと魚礁はすぐに分かりましたが、なかなかベニイザリウオが見つかりません。
女房と手分けして探していると・・・女房が見付けました。

オレンジ色で体長は１０ｃｍほどの可愛い仔でした。

判りますか？逆さになっていますよ。

何とも、愛嬌のある顔をしています。

十分に撮影してから移動、次のオオモンイザリウオを探します。
その場所はここから更に北西へ２０ｍくらい移動した所にある魚礁です。
途中、ムレハタタテダイを発見。

この魚は、幼魚の時に南の海から流れてきた死滅回遊魚ですから、もう少し水温が下がったら死んでしまいます。
さて、２０ｍ游いでそれらしい魚礁を発見。
探してみると、すぐに見付けました。
何ともデカイ、体長が３０ｃｍくらいあります。

判りますか？石の様な、カイメンの様な・・・まぁ、擬態しているんです。

こうして餌になる小魚が近づくのを待っているんですよ。
オオモンイザリウオって、イザリウオの中でもかなりレアなんです。
特に、こんなに大きなものはね。
見付けると嬉しくなってしまいます。

厳つい魚ですが、良く見ると円らな瞳が可愛いですよ。

この魚も十分に撮って浅場に移動。
９時５７分に浮上しました。
１本目は４９分間の楽しいダイビングでしたよ。

さて、明日から一泊で出張です。
２本目は、帰ってからになりますので、お待ち下さい。
では！