大雨の大瀬崎
みなさん、こんばんは!
毎日暑いですねぇ・・・。
私の執務室は、ビル最上階の22階にあるのですが、屋上と外壁を温めた熱がジワジワと室内に伝わって来て、3時頃には28℃を越えます。
冷房は未だ入れてくれません。
毎日、グッタリですよ。
と、言うわけで、涼を求めて?先週末の13日、大瀬崎へ潜りに行きました。
前日の12日は晴天、当日は・・・朝から雨が降っていました。
13日は東海地方から関東地方にかけて大雨でしたよね。
晴天続きだったのに、大雨の日のダイビングを引き当てるなんて、雨男の実力発揮といったところです。
いつもの様に早起きして、愛車に機材と女房を乗せて清水の自宅発。
雨の中、大瀬崎へと向かいました。
8時頃、大瀬崎の馴染みのショップの駐車場へ愛車を入れ、早速情報収集を開始です。
雨の浜は閑散としていました。
どうせ海の中に入るんだから、雨は関係無いだろう・・・って、思うんですがね。
私的には、海が空いていてラッキーってところです。
ガイドさんの話では、特に珍しい魚は出ていないとのこと。
ならば、適当に探すということにして、9時頃、ショップの前の浜から1本目の潜水開始です。
(頃?そう、このブログは横浜の出城で書いているのですが、ダイビングコンピュータを清水の自宅に忘れてね。詳細なデータが分かりません。)
潜ってみると・・・おぉ、以外に碧い・・・。
上下水平12m以上見えていて、この季節にしては透明度は良好。
水温は17℃で、私は既に5mmのウエットスーツです。
何を撮るでもなく、水深を取って深場へと潜って行きました。
もちろん、女房が付いて来ていることを確認しながらね。
水深23mくらいまで下りたところ・・・あれっ、あれは何だ?
前方で、ミノカサゴとホウボウが睨み合っています。
良く見ると、傍にワタリガニもいて3尾で喧嘩しているような・・・。
これは面白い!って撮り始めたところ、私の接近に気付いたホウボウが一目散に逃走・・・。
ちぇっ、良い画が撮れそうだったのに・・・。
後に残されたのは、ミノカサゴとワタリガニだけ。
とっ・・・ミノカサゴも逃走、ワタリガニだけがファイティングポーズで威嚇してきます。
すると、後方で見ていた女房がずぃって出てきて撮影開始。
なんだよぅ、俺が撮っているのに・・・
こいつ、佐賀で喰ったよなぁ・・・美味かったなぁ・・・なんて想い出しながら・・・
結局、二人でワタリガニをお腹一杯撮影しました。
多少深場なので、早々に移動、他の魚を探しましたが、めぼしい魚は全く見つからずに終了。
9時50分頃に浮上しました。
ショップに戻り、着替えて早めの昼食を食べ、2本目は11時30分頃から準備を開始です。
この頃になると・・・雨は益々強くなり、浜にも水溜まりが出来る様な状態になりました。
まぁ、・・・波は無いし、潮流も無いから、関係ありませんがね。
2本目は、ちょうど12時頃、少し離れた浜から潜水開始です。
水深10m位まで深度をとると・・・あれ、前方にメバルの群れが見えてきました。
どれも、丸々と肥えていて、体長20cm位はあり、煮付けにしたら最高なサイズです。
1尾で良いので、私のBCジャケットに潜り込んでくれないかなぁ・・・なんて考えて仕舞います。
魚屋の店頭ならば、きっと1尾千円はするだろうなぁ・・・。
ダイビングポイントの魚は誰も捕らないので、肥えるばかり・・・。
魚も捕られないことを知っているので、あまりダイバーを恐れません。
あまり深く潜っても魚影は少なくなるばかりなので、水深10m位の浅場で遊ぶことに。
何かめぼしい魚はいないかなぁ・・・探していると、目の前に大きなマトウダイが現れました。
あれっ、水温が17℃もあるのに、まだこんな浅場に残っていたんだ・・・。
マトウダイは深海性の魚なので、晩秋に浅場に上がって来て、春になるとダイバーが潜れないような水深50m以深に帰って行きます。
この個体は、遅咲きの桜ってところかな。
観察していると、しきりに小魚の群れを狙っているようです。
まるで、喰ってやるぞぉ!って、言っているようです。
観察していたのですが、一向に狩りをしないので、諦めて移動。
他の魚を探しました。
しばらく游いでいると、次は大きなアジの群れが現れました。
どれも体長30cm位はある大瀬崎のアジ、ブランドっぽい言い方をすれば、根付きのアジですよ。
このアジ達もダイバーを恐れません。
何か喰うモノ持ってないかぁ?って、私に近寄って来ます。
たぶん、餌付けしているヤツがいるんだろうなぁ・・・。
結局、珍しい魚は見つからず、雨がひどくなったからなのか水中も暗くなってきたので、浮上しようと水深5m位まで移動した時、女房がウツボを見付けて撮っています。
そのウツボをよく見てみると・・・
可愛そうに、口元に釣り針が刺さっています。
外してやりたいところですが、素直に外させてくれる訳は無いので、諦めました。
このまま、長生きしてくれれば良いのですがねぇ・・・。
12時45分、浮上しました。
珍しい魚は撮れませんでしたが、それなりに楽しめたダイビングでしたよ。
1ヶ月後は石垣島の予定。
楽しみです。
では!
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こんばんは♪
生憎の雨でも、これだけ楽しめるんですね!
優雅に泳ぐ魚たちを間近に観られるなんて、
本当に羨ましいです
釣り針の刺さったウツボ君は可哀そうですが、
人間の立ち入る所では"アルアル"なんでしょうね
どうか、元気で長生きして欲しいものです。
投稿: bill | 2017年5月17日 (水) 20時38分
雨が降ったって楽しみの計画は変えられないよね〜
雨が降ると海の中も変わるんですか? 日差しとかが差し込まないから色が出ないとか?
ちよっと笑えるところ、なんでお魚やカニを見つけてさ、美味しそうと思うんですか〜
まぁー所詮食料だからね、私も多分食べたーいと思うでしょう。
今回も楽しい大瀬潜りが出来て万歳だね!
投稿: せせらぎ | 2017年5月17日 (水) 21時42分
billさん、こんばんは!
海の中ですから、雨はあまり関係がありません。
多少、暗いくらいかな。
怖いのは、風と潮流です。
風が強いと海面に波が立ちますし、潮流が速いと流されてしまいます。
たまに釣り針を飲んだままの魚を見かけますが、痛々しい限りです。
可愛そうに・・・って思いながら、食堂ではその魚を注文しています。
人間ってそんなモノです。
投稿: FUJIKAZE | 2017年5月18日 (木) 22時27分
せせらぎさん、こんばんは!
そのとおり、雨の日は海中が多少暗くなります。
でも、それだけですよ。
やっぱり、食べる対象の魚は、美味そうに思いますよ。
私、単身赴任ですから、日頃からスーパーの鮮魚コーナーを覗いており、おおよその魚の価格が分かります。
だから、メバルなんかを見ると、コイツ800円くらいだなって、思ってしまうのです。
食べるならば、煮付けが良いか、刺身が良いか・・・って、考えますよ。
投稿: FUJIKAZE | 2017年5月18日 (木) 22時32分