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2017年7月25日 (火)

呉へ行きました。(海軍兵学校)

みなさん、こんばんは!
私は夏休みも終わり、今日から通常出勤です。
しかし、暑いですねぇ・・・。


この夏休み、かなり回復した女房を彼女の両親に見せてやろうと思い、実家のある呉へ帰省しました。
27日朝、愛車を静岡駅に駐めて、「ひかり」で一路広島へと向かいました。
新幹線は7年ぶりくらいで、何だかワクワクです。
途中、名古屋で「のぞみ」への乗り換え時に駅弁を購入。

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これはイマイチでした。
広島からは呉線へと乗り換えです。
電車は綺麗になってましたが、呉線って、今時珍しい単線なんですよ。

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広島-呉間は約28kmを約45分間もかけてノンビリと走ります。
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女房の実家は、これまた先の広という小さな駅で下車。
この日は、ご歓待。
女房の両親が喜んでくれたことは言うまでもありませんが、私もまるで「笑点」の大喜利のように座布団10枚の殿様扱いです。
ご馳走に高そうなお酒まで用意されていて・・・。

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これが居心地良いかと言われると・・・。

で、翌日は母の車を借りて、女房と江田島まで。

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目的は、海軍兵学校の見学です。
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これまでにも2度、訪れたことがあるのですが、久しぶりにまた行きたくなりました。
時間を調整しつつ、10時着。

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現在、海軍兵学校跡には、海上自衛隊の幹部候補生学校と第1術科学校(主として航海術や大砲、水雷、通信等を教える学校です)が入っています。
受付を済ませて、10時30分から見学開始。
海上自衛隊OBの方が案内してくださいます。

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これが本館の海軍兵学校生徒館。
明治26年の建築、赤れんが造りの立派な建物です。

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正面玄関。
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かつては菊の御紋章が掲げられていたそうですが、現在は海上自衛隊のマークになっています。
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残念ながら、見学は外観だけ。
以前は中に立ち入ることが出来たと思うのですが・・・。

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そうして、これが校庭。
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ここの松は、いつも「きをつけ~!」と号令を聞いているので、自然と真っ直ぐに伸びるのだそうです。
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次はお待ちかねの「教育参考館」です。
ここには東郷元帥やネルソン提督の遺髪が納められていますが、残念ながら館内は全て撮影禁止。
撮影可能は外の展示物だけです。

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大きな「甲標的」がひときわ目を惹きます。
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真珠湾攻撃で活躍した特殊潜航艇ですね。
これは「大和」の主砲弾。

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高さ1.95m、直径46cm、重さ1.5t・・・これを「大和」の主砲は、最大42kmも飛ばせたのだそうです。
次が、日本が世界に誇る当時の秘密兵器「93式酸素魚雷」。

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酸素で機動させる長射程で高速、無航跡の魚雷だったそうです。
間近に見ると、迫力有りますねぇ・・・。

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そうして、私が何よりも再会したかった不沈艦「雪風」の錨です。
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海戦史に残る主要な海戦には全て参加し、終戦まで生き残った駆逐艦のストックレスアンカー。
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これは縁起物です。
ここのところ、不運続きの私。
どうか幸運を・・・思わずアームに手を掛けて祈ってしまいました。

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最後は「大講堂」です。
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この建物は、大正6年の建築。
内部見学が可能でした。

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昔観た、中村吉右衛門さんの「あゝ海軍」という映画のワンシーンが思い起こされました。
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正面は玉座、つまり天皇陛下が座られる場所だったそうです。
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これで見学は終了。
時計を見ると、12時を回っていました。
あとは土産物屋で休憩。
で、買ったのがこれ、「兵学校のカレー」レトルト2食入りです。

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海軍兵学校と刻印されたスプーンが欲しくて、思わず買ってしまいました。
女房が退院したら、食べて見ようと思っています。
帰りはフェリーに乗船、対岸の呉港まで約20分間の船旅です。

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牡蠣の養殖筏を眺めつつ・・・
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瀬戸の島 山紫に にほふ茜の呉の浦・・・
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さて、懐かしい・・・のかな?
続きは近いうちに。
では!

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コメント

雪風の名前は知ってますよ 駆逐艦雪風 いや浮沈艦と云った方がいいでしょうか 戦後は米軍に接収されてしまったようですが。その船の錨ですか感無量ですね。 

FUJIKAZEさん、おはよ(*^^*)
奥様、長旅で疲れませんでしたか?
広島の方だったんですね
愛媛からだと、しまなみ海道を渡って直ぐですよね
私は去年初めて渡りました
広島市内は混雑して非常に走り難い感じでした
上げ膳据え膳?大事に思ってるんですね
獺祭は良いお酒で最近は買うのも一苦労ですよ
山口のお酒だったような
家族って本当に有り難い有り難い(^^)

良い旅をされましたね
FUJIKAZEさんの優しさを感じました。
また、普段見る事のない兵学校等の写真を有難うございます。

こんにちは。
 奥様のご両親はさぞかしお喜びになられたことでしょう。
親孝行で何よりでしたね。
きっときっと奥様、頑張られて退院後はお二人で
「兵学校のカレー」を召し上がって下さいね。
どうぞお大事に・・・。

奥様、無地の帰着なによりです。

有名になった酒ですね
もっとも
私が飲めるのは二割三分でも
等外の方ですが。

ハッピーのパパさん、こんばんは!
「雪風」は、戦後、しばらくは引き揚げ船として使用され、水木しげるさん等がこれに乗って引き揚げてきたそうです。
その後、賠償艦として中華民国(台湾)に持って行かれ、台湾の駆逐艦「丹陽」として就役しました。
数年後に日本では、返還運動がおこっていたのですが、意地悪な台湾は返そうとせず、そうこうしているうちに台風で大破してしまい、解体されたのですよ。
その時に、錨と舵輪、時計が返還されました。
いずれの品も「教育参考館」に展示してあります。
もっとも、舵輪と時計は屋内なので見るだけで撮れません。

nanamiさん、こんばんは!
上げ膳据え膳なのは、もちろん有り難いのですが、なかなかねぇ・・・。
ホテルの方が楽だなぁって思ってしまいます。
女房の実家を訪ねる旦那って、みな同じでしょう。

山の風さん、こんばんは!
私、そんなに優しくはないのですよ・・・。
いつも自分本位ですから・・・。

マコママさん、こんばんは!
女房の両親は喜んでくれました。
だから、行って良かったと思ってますよ。
「兵学校カレー」は・・・どうでしょうねぇ。
まぁ、女房と食べますが、たぶんボンカレーとどっこいじゃあないのかな。
値段の半分以上はパッケージ代ですよ。

wani さん、こんばんは!
獺祭って、そこそこ美味かったですが・・・日本酒をあまり飲まない私には豚に真珠だったのかも知れません。
高い酒なんでしょうから、無理しなくて良いのにって思ってしまいますよ。

こんばんは♪

呉と聞いてイメージする街の一端がここにありますね。
姿勢よく並ぶ校庭の松がまたいい味を醸し出し…
奇跡の駆逐艦「雪風」の錨、ボクも触れてみたいです

こんばんは

何はともあれ、奥様が一つ大きな山を越えたのはよかったですね。
ふるさとに戻ったときは
心に来るものがあったと思います。
これからの治療も大変です。
できるだけのことをしてあげてください。

兵学校のカレーは、心引かれるものがありますね。

呉と聞くといつもお友達の息子さんが自衛隊勤務しているところだなと思う。
自衛隊って一筆書くんだってね!
友達が胸の内を言ったっけ。
でも息子さんは真面目に勤務していますから退職後は安心とか?
  きおつけ!をいつも聞いている松。すごいね〜

billさん、こんばんは!
「雪風」の錨は良いですよ。
何だかパワーを貰ったような気がします。
隠れたパワースポットなのかもしれませんよ。
お薦めします。

ウルマンさん、こんばんは!
女房は寝たきりでは無いので、メールも出来ますし、毎日午後8時半には談話室まで出かけて電話をしてきます。
昨日と今日は、25日から始まった化学療法の副作用で、吐き気がしてご飯が食べられないとか・・・。
可愛そうですが、頑張れと言うだけで何もしてやることができません。

せせらぎさん、こんばんは!
自衛隊だけではなく、海上保安庁も入庁時に一筆書く・・・と聞いたことがあります。
松が真っ直ぐなのは、説明してくれた自衛隊OBの方が(ウケ狙いで)そう言っているだけで、実際は兵学校の地が、風の吹かない温暖なところだから、松は曲がらないのです。
それを思うと、沼津の千本松原や清水の三保の松原は風が強いんだなぁって思いますよ。

こんばんは!

奥様のご実家で笑点、大喜利座布団10枚の殿様扱い^m^
わかります♪
奥様のご両親さま、FUJIKAZEさんに感謝してもしきれない気持ちでいっぱいなのですね
そして少しでも元気を取り戻した奥様の(ご両親様にとっては大切な娘)の姿を見ることが出来てうれしいのです。
ここは殿様にでも、将軍様にでもなったフリしちゃいましょう

大講堂の大正6年建築された、内部がすごいです!
まるでタイムスリップしたみたいですw(゚o゚)w

奥様、化学療法も無事に終わりますようお祈りいたします。

らるごさん、こんばんは!
感謝されている・・・そんな感じですねぇ・・・。
ただ、殿様にも将軍にもなれませんよ。
お尻がムズムズします。
あぁ、はやく家に帰りたい・・・って、思ってしまいますよ。
男はそんなものです。

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