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2017年11月14日 (火)

知床の旅(初日・網走監獄)

みなさん、こんばんは!
知床の旅から帰ってきました。
昨日から通常どおり仕事をしていますが、これで今年予定していたイベントが全て終わったのかと思うと・・・。

さて、その知床旅行の初日です。
9日の朝7時頃、愛車に女房を乗せて横浜の出城を出発、羽田へ向かいました。
羽田ではノンビリと大好きな飛行機を眺めながらラウンジで過ごし、11時過ぎに出発する女満別空港行きを待ちます。

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で、乗った飛行機は何故かエア・ドゥという会社の737-700。
ANAのはずだったのに何故?

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ANAとエア・ドゥの共同運航なんだそうな。
この会社、あまり良い噂を聞かないので、ちょっと心配でしたが・・・

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まぁ、とりあえず無事到着です。
当地は雲量8割の晴れ。
雨でないだけ御の字ですね。
到着は1時を少し回った頃だったのですが、何となく薄暗く感じました。
手配していたレンタカーを借りて、先ずは網走へ向けて出発です。

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何処までも真っ直ぐな道・・・当に北海道ですね。
途中、昼食を食べる予定だったのですが・・・網走に着いたのは午後2時30分頃、いよいよ薄暗くなってきたので昼食どころではなく、そのまま網走監獄へと向かいました。

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チケットを買う時に窓口で日没時刻を聞くと、なんと4時だとか。
じきに3時、これは駆け足で回らなければ。

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この網走監獄は、元々、現在の網走刑務所にあった旧施設をこの場所に移設して博物館として開館したものです。
もっとも、上の写真の橋の様に再現したものも多いとのこと。
移築したものは、下の柵のような物。

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さて、見学開始です。
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写真は沢山撮りましたが、解説しているとまた三分割くらいしなければならないくらい多いので、端折ります。
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網走刑務所と言えば、高倉健さんの「網走番外地シリーズ」を連想しますが、実際の網走刑務所は、明治の初期にロシア等諸外国の侵略から北海道を守るために、いち早く北海道を開拓する必要が生じ、受刑者をその労働力として使用するために、懲役12年以上の受刑者や政治犯を集めた刑務所であるとのこと。
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ですから、ここの受刑者達は、懲役刑として幹線道路の開削工事等、北海道の開拓事業に従事させられたとのことです。
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極寒の地における過酷な労働による怪我や栄養失調が続出し、200人以上の受刑者が亡くなり、遺骸は大きな穴を掘って無造作に葬られたそうです。
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今は網走市の観光名所なんですが・・・何とも感慨深いものがありますね。
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しかし、こうやって見て回っていると、当時の刑務所も現代の刑務所もあまり変わらないように感じます。
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何故そんなこと判るの?
へっへっへっ・・・私、憶えているだけで、ディープな鹿児島刑務所や鳥取刑務所、横浜刑務所はもちろん、沖縄刑務所、金沢刑務所、静岡刑務所・・・日本各地の刑務所に入ってますから。
(下の写真は、五翼放射状房と呼ばれる移設された重要文化財。この網走監獄のシンボルですね。)

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え~っ、じゃあ前科何犯なの?
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刑務所に入るのも私の仕事のうちなんですよ(笑)。
まぁ、現代は下の写真のような見張り所はありませんが、

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雑居房も独居房も、作りの基本は現代の刑務所とあまり変わりませんね。
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しかし、ここは寒かったろうなぁ・・・。
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刑務所に入る(ちょっと表現に語弊がありますかね?)度に、絶対に悪いことはするまいって思いますよ。
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あぁ、下の写真が暖房設備なんだそうな。
こんなモノで温かくなるとは思えませんね。

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実際、厳冬期には部屋にいても凍傷に罹る受刑者が続出したそうです。
そんな受刑者達は、お風呂が唯一の楽しみだったとのこと。

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なんだか、分かるような気がするなぁ・・・。
最後の写真は、独立型独居房だそうな。

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こんな所に入れられたら・・・私だったら3日で死ぬなぁ。
と、慌ただしく回って約1時間。
なかなか見応えのある施設でしたよ。
後は土産物を買って・・・

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地元の地酒だそうな。
当分飲めそうにないけれど、美味いと良いな。

さて、この網走監獄を出ると、すでに時刻は4時・・・
夕暮れの中をウトロのホテルへ向けてレンタカーを走らせました。

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ウトロまでは約90分、ホテルに入ったのは5時30分頃でした。
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つづきは、また近いうちに。
では!

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

刑務所、見学でも入ったことないわ~~~
寒がりなんで、まんず、すぐ風邪ひいて、肺炎になりそう

昔の刑務所ってこんなになってるのですね。
と・・・いっても今のも行ったことないけど。
昔北海道旅行の時、前を観光バスで通過。 
ここが有名な網走刑務所ですって聞きました。
余談ですが、友人に刑務官のご家族の友達がいて小菅の官舎に遊びに行ったとき、
「面会ですか?」 と聞かれ、心の中で、勘弁して・・・って思っちゃったそうです。

こんにちは。
網走刑務所、行きましたよ。
勿論、観光で。人形がリアルで怖かった。
お風呂場なんて、背中に綺麗な絵が・・・

『網走刑務所に行って来ました』と言うネーミングのキャラメルを
お土産に買ってきました。

私も網走刑務所観光で行きました。
友人がお仕事をやめて故郷の網走に帰ったので北海道旅行の途中で再開しました。
 オシンコシンの滝になぜか憧れて楽しみにしていましたが案外!でした。
知床の先までバスで行きましたがすぐ向こうの島はロシアのものと聞き戦争に負けたら取られるんだな〜と
島民ではないのに複雑な気持ちになりました。
 次回の旅日記を待っています〜〜

こんばんは。
北海道の旅、いいですね。
日没が4時ですか。さすが北の国。
網走を通ったことはありますが、刑務所は見たことはありません。
受刑者は北海道開拓の労働力だった・・・
全く知りませんでした。実に過酷な環境だったのですね。
独立型独居房は、すさまじいの一言につきます。
冬、中に入れられたら、はたして生きていかれるのでしょうか?


こんばんは♪

知床の旅、お疲れ様でした!
(羨ましい限りです~)

網走監獄は、日本人としても是非一度
訪れてみたいですね。
ボクは(少なくともこれまでは?!)刑務所に縁はありませんが、
歴史も含め知っておきたい事ばかりです。
福島刑務所でバイト経験のある知人の話を聞いた事はあるのですが、
受刑者とバッティングする事は皆無だそうで(まぁ当たり前でしょう)
それにしても、オレンジの服を見てあのIS…を連想してしまいました^^;

こんばんは♪

知床の旅、お疲れ様でした!
(羨ましい限りです~)

網走監獄は、日本人としても是非一度
訪れてみたいですね。
ボクは(少なくともこれまでは?!)刑務所に縁はありませんが、
歴史も含め知っておきたい事ばかりです。
福島刑務所でバイト経験のある知人の話を聞いた事はあるのですが、
受刑者とバッティングする事は皆無だそうで(まぁ当たり前でしょう)
それにしても、オレンジの服を見てあのIS…を連想してしまいました^^;

こんばんは。
 お天気がまぁまぁで何よりでしたね。
その昔、ツアーで網走も行きましたが、門の前だけでした。
ホテルは市内でしたが、ホテルの名前ももう記憶の彼方へ・・・。
続きも楽しみにしております。

こんばんは。
雪が降らなくて良かったですね。
生まれてからずっと北海道ですが、
網走まで行ったことがありません。
(最果ての地みたいなイメージから
敬遠していました・・
網走監獄は、脱獄王白鳥由栄をモデルにした
人物が漫画ゴールデンカムイに登場していますが、
白鳥由栄自身は寒さに耐えきれず
脱獄したそうですね。
写真からも寒々しい感じが伝わってきます。
網走監獄、
一度見に行ってみたいですね。

こんばんは!

FUJIKAZEさん、おかえりなさいo(*^▽^*)o
網走監獄、興味津々でどのお写真もじーっと見入ってしまいました
よく出来てますね!囚人さん。
お風呂に入ってる方には入れ墨まで(;´▽`A``
ン?ムショに入るたびに絶対に悪いことはするまいってΣ(;・∀・)?笑
それにしても寒そうですね!
ユ〇クロのヒートテックでも差し入れしてあげたいぐらい。
次も楽しみにしております

ちゃちゃわんわんさん、こんばんは!
刑務所なんて入るモノではないですよ。
見学でもどうかなって思います。
しかし、子供の教育には効果あるかな。
将来、悪いことをすればここに入れられるのだぞって、けっこう効果あると思いますよ。

hiroroさん、こんばんは!
せっかく網走方面の旅行なのに、網走監獄の見学は無しですか。
勿体ないなぁ・・・。
刑務所なんて一生縁の無い人には、ただ一カ所の見学が出来る施設なんですけれどねぇ・・・。

小菅ですか。
残念ながら私も小菅には入ったことはないですよ。
でも、どこも作りは同じです。
違うのはご飯の味くらいかな。
私も仕事中は刑務官の人達と一緒に食堂で食べますが、食事は受刑者の人達が作っています。
食事が楽しみになるくらい美味い刑務所もあれば、文字どおり臭い飯もありましたよ。

ソレイユさん、こんばんは!
ここの人形さんはけっこうリアルですよね。
楽しかったです。
これで人形達がしゃべればもっと面白いのになって思いましたよ。
もう一度行ってじっくり見たいなって思います。

せせらぎ さん、こんばんは!
私もオシンコシンの滝を見ましたよ。
道の果てまで行き、国後島も見ました。
そう、戦争に負けると取られてしまうんですよねぇ・・・。
私も国後島を眺めながら複雑な気持ちになりましたよ。
この時の写真は、おいおい貼って行きますので、また見て下さいね。

ナルコユリさん、こんばんは!
日没が早かったので、本当に駆け足でしたよ。
ですから知床は、北というよりも東のはずれですね。
私もここを見学するまで、この刑務所が北海道開拓のために作られたなんて思いませんでした。
労働はかなり過酷だったようです。
独立型独居房なんて、間違いなく暖房は無いので冬は使わなかったのではないかと思います。
冬に入れられると確実に死にますからね。

billさん、こんにちは!
知床の旅、お薦めします。
やっぱり夏が良いのかな。
大自然って気がしますよ。

私の場合、刑務所へはバイトではなくて普通に仕事で行くので、受刑者とは廊下ですれ違ったり、作業している傍を横切ったりします。
もっとも、受刑者に話しかけてはならないと硬く念押しされているので、会話することは殆どありませんがね。
まぁ、一度入ってみると、悪いことはするまいって思いますよ。

マコママさん、こんばんは!
門の前までで終わりだったのですか。
それは残念でしたね。
網走監獄は、普通の人が刑務所の気分を体験できる唯一の施設なんですが。
また、健康を回復されたら訪れてみることをお薦めしますよ。
なかなか見応えがありますから。

monnaさん、こんばんは!
北海道では、網走って最果ての地なんですか。
なるほど・・・。
でも、知床の大自然って本当に素晴らしいですよ。
せっかく北海道に住んで居られるのに、行かないなんて勿体ないです。

網走監獄から脱獄した人が2人いたそうで、その脱獄方法が詳しく紹介されていましたよ。
で、その脱獄囚の名を冠した豆せんべいが昔からの名物だそうで、会社への土産はそれを買って帰りました。

らるごさん、こんばんは!
一度行かれることをお薦めしますよ。
刑務所に一生縁の無い人には、唯一それを体験できる施設ですからね。
次に貼りますが、知床の大自然が最高です。
知床五湖なんてらるごさんにピッタリですから。
好きになること請け合いです。

こんんちは!

網走刑務所懐かしいです~!
子供が小さい頃行きました。
もう、20年以上も前の事です。
なんとも寒気がするような場所だったような。
広い北海道、また訪れてみたいです。


マインさん、こんばんは!
刑務所って、縁の無い人には寒気のする様な場所ですよ。
本来尊重されるべき人権を取り上げられ、閉じ込められて強制的に労働をさせられるのですから。
もっとも、他人の人権を踏みにっじった人達が収監されるのですから、自業自得ですがね。
知床は最高でした。
是非、再来訪されることをお薦めします。

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