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2018年2月18日 (日)

大瀬崎ブルー(1本目)

みなさん、こんばんは!
16日、私は休みを取って、西伊豆の大瀬崎で潜って来ました。
何時もの様に、前日、仕事を終えると愛車で清水の自宅へ向かい、日付が変わる頃に到着。
急いでベッドに潜り込み、早朝5時半に起床、潜水機材とカメラを愛車に積み込み大瀬崎目指して出発しました。
当日は生憎の曇り空、まぁ、雨男の私としては、雨が降らなかっただけでも幸運です。

 

8時過ぎに大瀬崎着、馴染みのショップに入り、ガイドさんと打ち合わせを行いました。

 

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ガイドさん曰く、現在、大瀬崎では特に珍しい魚は出ていないとのこと。

 

この日一緒に潜るもう一人のお客さんの意見も聞いた結果、1本目は先月と同じ外海の柵下で潜ることに決まりました。

 

そうと決まれば、機材のセッティングです。
これが、私の愛用している機材。

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何だかボロボロ?いえいえ、使い込まれているだけです。
結構高性能な機材なんですよ。
おまけに今回から、こんなスグレモノを装着しています。

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これ、バイオフィルターと言います。
中に真水を含ませたフィルターが入っていて、私が吸う空気に適度な湿気を供給してくれる装置なんですよ。

 

ダイバーが背負うタンクに入っている高圧空気には、湿度が殆ど無いので、これを海の中で吸っているうちに喉がカラカラに乾いてしまいます。
海の中で喉が渇くのは辛いんですよ。
まさか、海水を飲む訳にはいきませんからね。
毎回、こればかりは苦痛だったので、今回、思い切って購入しました。
さて、その使い心地は如何に・・・。

9時34分、ガイドさんに続いて潜行開始です。

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う~ん、碧い・・・。
視界は、上下水平20m以上見えています。
水温も14.7℃で、冷たくも無く、快適でした。
ミーティングで決めたとおり、ガイドさんは一気に水深を下げて行きます。

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それは私の、珍しい魚が居ないのであれば、サクラダイのコロニーへ行きたいというリクエストに応えてくれたから。

 

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サクラダイのコロニーは、この柵下というポイントの水深34m位の深場にあります。

 

大瀬崎でサクラダイの群生が見られる場所として有名なんです。
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ただ、水深が深く潮流も強い時があるので、女房を連れて潜っていたセルフダイビングの時は、行くことを控えていました。
当日が曇り空であったせいか、水深30mまで潜ると、周りは夕方の様に暗くなりました。
幸い、この時の潮流は弱くてホッと一安心です。

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この辺りの地形は、水深30m位から海底の渓谷へ向けてなだらかに落ち込んでおり、その壁面にヤギやソフトコーラルが生えていて、魚影が濃くなっています。
海底渓谷の方向は・・・真っ暗で、まるで地獄の入り口の様・・・。
水深34m到着。

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壁面に沿って、サクラダイの群生を探します。
あちらこちらに、数匹が群れていますが、群生とは言い難いなぁ・・・。
これが秋、10月下旬頃ならば、あちらこちらで大きな群生が見られるのですが・・・。
水深が深いので、あまり長い時間、この場所に留まることは出来ません。
せいぜい、7分間かな。

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ちょっと焦っていると、ガイドさんが雄ばかりの群生を見つけてくれました。
すぐに撮影開始です。

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綺麗でしょう?
写っているサクラダイは、ほぼ全てが雄なんですよ。
サクラダイは、雄が断然綺麗。

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日本固有種と言われており、温帯の海域に生息しています。
他のハナダイの仲間と同様に、最初は雌で生まれ、強い個体が雄に性転換します。
クマノミの仲間とは正反対ですね。

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興奮してシャッターを切り続けていると、ガイドさんから終了の合図が・・・。
えっ、もう?
それでも10カットくらいは撮れたかな。
無限圧潜水の限界、これ以上留まると、潜水病になります。
名残惜しいのですが、切り上げて浅場へと移動しました。

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水深7mまで戻って、安全停止です。
ここでしばらく遊びました。

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まぁ、大した魚が居る訳ではありませんが・・・それなりに綺麗でしょう?
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出来るだけ体から窒素を抜き、潜水病の危険が無くなったところで浮上します。
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10時15分浮上、41分間のダイビングでした。

 

バイオフィルターのおかげで喉も乾かず、大瀬崎ブルーを満喫出来ましたよ。

 

続きは、近いうちに。
では!

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コメント

お疲れ様! いえっ まんぞく様ですね。
奥様とでは潜れないところに行けてよかったですね。
たくさんお写真も見ていてまんぞくです、私は9枚目の写真が好きです。
 潜っているとのどが渇く、そうなんですね〜  へえーと思いました。
(春になると海が濁る)でしたかしら? 今のうちにまた潜ってください。

こんにちは。
 サクラダイって本当にきれいなお魚なのですね?
それも雄ばかり?メスはどんな色かしら?
潜られた甲斐がありました!

せせらぎさん、こんばんは!
女房を連れて潜ると、危ない場所もありますからね。
こういう時に潜るんですよ。
9枚目がお好きですか?
ありがとうございます。
来月、行ければ行きますので、また見てください。

マコママさん、こんばんは!
サクラダイの雄は、胴体が赤くて白い斑点が桜の花びらの様に付いています。
雌にはなくて、胴体はピンク色です。
写真にも雌が数匹写っていますから、探してみてくださいね。

こんばんは♪

潜水機材の件、とても勉強になります
ボンベ内の圧縮空気には、殆ど湿気がないのですね…
水に囲まれながらも水に苦労するんですね。
(意味はまるで異なりますが^^;)
大瀬崎ブルー!キレイですね
続きを楽しみにしています。

綺麗、鮮やかな魚群がいっぱいなんですね。
私には、水族館で見てるような気分になります🐡
それも近場の??海で見れるんですね。


billさん、こんばんは!
これまではダイビングが終わる頃に喉がカラカラになって、海中で思わずオェ~ってなってました。
経験を重ねて、唾を上手くコントロール出来る様になり、若干緩和されましたが・・・。
続きますので、また覗いてください。

マインさん、こんばんは!
はい、日本の太平洋岸は黒潮が当たりますので、魚影が濃いですよ。
特に駿河湾は四季を感じられる日本一の海だと思っています。
秋は熱帯魚の様なカラフルな魚でいっぱい、今の季節は美味しそうな魚でいっぱいなんですよ。
山も良いですが海も楽しいですよ。
このブログ、また、覗いてください。

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