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2018年4月25日 (水)

春の大瀬崎(2本目)

みなんさん、こんばんは!
今朝の横浜は大雨でしたよ。
で、昼過ぎには青空で蒸し暑い・・・。
まるで、台風一過の様な、変な天気ですね。

さて、前回の続きです。
2本目は約1時間休憩して、11時半頃にスタンバイ。
ショップの前の湾内に潜る事になりました。

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深海魚系のアカイサキの幼魚が居るのだとか。
先ずは水深25mの深場まで行ってみて、それから浅場へ移動しつつ魚を探すことになりました。
ガイドさんの後に付いて潜水開始です。

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潜ってみると、さすがに湾内は外海に比べて浮遊物が多く、透明度が若干落ちます。
それでも上下水平12mは見えていましたよ。
ガイドさんはどんどん水深を下げて行きます。
すると・・・水深18m位のところで急にストップして着底しました。
何が居るんだろう・・・ガイドさんが指さす先には・・・タカクラタツです。

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海草の茎にしがみついていました。
あまり可愛くないので、数カット撮って移動です。
水深25mまで来ると・・・ガイドさんが指す先には、ミジンベニハゼのペアがいました。

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ペアならば撮りたいな・・・とりあえず、5m位先から1枚。
後は彼らを驚かせないように匍匐前進で近づいたのですが・・・
残念!雄が奥へ逃げ込んでしまいました。

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出て来るまで待とうと、カメラを構えて約5分間待ったのですが、ついに出てこずこれは断念。
雌だけ撮って浅場へ移動です。
そうしないと、1本目に深く潜った関係で、体内には未だ多くの窒素が排出されずに残っていますからね。
これ以上の滞在は、潜水病になるリスクが高くなり危険なんです。
すぐに水深18mまで戻ってきました。
そこで・・・シビレエイを発見。

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全長は30cmくらいで、前回撮った個体よりも小さかったのですが、これも撮影。
更に浅場へ向かうと、水深15m位の所で・・・居ました!
アカイサキの幼魚です。

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体長は5cm程、この魚、伊豆では水深60mよりも深い所に棲んでいて、成魚は魚釣りの対象になる美味しい魚だそうです。
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幼魚はあまり見る事が出来ないそうで、偶然何らかの要因で浅いところまで上がってきたのだろうとのこと。
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このまま成長できれば、きっと深場へ戻って行くのでしょう。
それまでは、大瀬崎のアイドル的存在です。
ちょこまかと動き回るので撮影は大変でしたが、何とか数カット撮れていました。
更に浅場へと移動です。
水深12m位の所で、大きなウミウシを発見。
これは・・・マンリョウウミウシです。

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体長は20cm位のかなり大型。
ちょっと気持ち悪いかな?
あまり興味が無いので1枚だけ撮って移動です。
水深10mまで戻って来ました。
ここまで戻って来ると、もうあまりレアな魚は期待出来ません。
それでも、何か居ないかなぁ・・・と、探していると・・・目の前にメイタガレイが現れました。

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逃げられないように、そっと近づきます。
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まるで、背伸びして何かを探している様です。
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うん、美味しそう・・・連れて帰って煮付けにしたいところですが・・・もちろん、撮るだけです。
これは、彼女?の顔のアップ。

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小さなおちょぼ口が何とも可愛いでしょう?
これも数カット撮って移動。
水深7mまで戻って来ました。
春ですねぇ・・・。
海藻が沢山茂っていて、まるで林の様・・・沢山のメバルの幼魚たちが群れています。

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大瀬崎湾内の春の風景です。
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このメバルの幼魚を補食するため、数尾のミノカサゴが大きなアラメに付いて狙っていました。
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うん、これは絵になるかな?
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安全停止を兼ねて撮影しました。
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これで終了、12時20分頃、浮上しました。
思った以上に水中の透明度が良くて、快適なダイビングでしたよ。
来月も潜れると良いのですが・・・。
それと、今年こそは石垣島へ行きたいものです。
石垣島の碧い海と空が恋しいなぁ・・・。
では!

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コメント

海の中には色々な生物がいるんですね~
未知の世界だけにビックリです。
マンリョウウミウシ、ブツブツがなんとも面白いです。
シビレイ、干物のようです。(海の中なのに)
まるで、水族館にいるようです

石垣島の海は格別でしょうね~

大瀬湾内でも深いところがあるんですね〜
私は海水浴に行くぐらいですから上辺でバタバタだもんね〜
かわいくない子はやはり魚でもダメなんですね。
写真に撮るには味は関係ないか!
でもふと煮付けにいか!なんて思うんですか〜(笑)
 石垣島に行けたらいいですね。

ミジンベニハゼのスイートホームは
空き缶なんですか?
見つけても
拾うに拾えないのかな??

マインさん、こんばんは!
マンリョウウミウシは、漢字で万両海牛と書きます。
ブツブツが小判?なのかな?
豪華な名前のウミウシです。
シビレエイは名前のとおり自分で発電するので触ると感電します。
こんな生物の居る海は面白いですよ~。

せせらぎさん、こんばんは!
ダイバーの言う深場は、潜水病のリスクが高くなる水深25m以深ですかね。
それ以上潜るとなると、それなりのスキルと知識が要求されます。
海水浴だったら・・・関係無いですね。
メバルやタイにアジ、カサゴ・・・大瀬崎には美味そうな魚が沢山います。
いつも食べたいなぁって思いながら潜ってますよ。

wani さん、こんばんは!
あの空き缶、ジョージアの缶なんですが、ミジンベニハゼには人気物件で、常にカップルが棲み着いてます。
もう何年も、何代にも渡ってね。
だから、誰も回収しようとはしませんよ。

こんばんは♪

またまた素晴らしい海中世界をありがとうございます!
鮮やかかつ高コントラストで、本当に美しいです
シビレエイは、どっかのステルス戦闘機のようですね^^;
今度は、石垣島でしょうか!?
そちらも楽しみにしています。

bill さん、こんばんは!
石垣島、6月下旬の予定です。
とりあえず、飛行機とホテル、有給の予定は確保できましたが、後は女房の治療の進行と台風です。
去年の様にキャンセルにならなければ良いのですが・・・。

こんにちは!
ウミウシ・・・
あんなのがひらひら泳いで
近づいてきたら
私はパニックになって溺れそうに
なるかも知れません(^-^;
ミノカサゴはよく、水族館で見ますね。
海の中は神秘的ですね!


monnaさん、こんばんは!
マンリョウウミウシは、地面に這いつくばっていて、游ぎませんでした。
これが地上だったら単にナメクジなんでしょうが、海の中だと可愛く見えるダイバーが多くて人気があります。
ミノカサゴはそこらに居て、珍しくも何ともありませんが、私は個人的に好きな魚なのでつい撮ってしまいます。
海の中は仰るとおり神秘的で、潜る度にいつもワクワクしていますよ。

こんにちは

ミジンベニハゼがかわいいですね♪
このオンボロ缶が愛の巣なんでしょうか( ´艸`)プププ
メイタガレイは地味で目立たないのにお顔のパーツがかわいくて、FUJIKAZEさん好みのおちょぼ口ですか
ミノカサゴは昔の紅白歌合戦のド派手衣装のようですねえ
みんな個性的で楽しいですね


らるごさん、こんばんは!
はい、この空き缶はミジンベニハゼの愛の巣です。
もう何世代にも渡って利用されている人気物件なんですよ。

私好みの女性は、おちょぼ口はともかく、ロングヘアでえくぼの可愛い女性なんですが・・・。
ご存知でしたら紹介してください。

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