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2018年9月22日 (土)

九州墓参旅行・二日目 その2

みなさん、こんにちは!
この一週間、私は夏休み明けで、机に積まれた仕事を片付けるのに一苦労でした。
たった4日間休んだだけなのに・・・。
まぁ、病気でもして長期間休めば、誰かが仕方ないなぁって処理してくれるのでしょうが、4日間くらいでは机に積み上げられるのがオチですね。
どこも同じかなぁ・・・。
さて、前回の続きです。
「みもすそ川公園」で壇之浦古戦場に思いを馳せた後は、これも定番の観光地である「赤間神宮」へ。
この公園から車で5分くらいでした。

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この神社は、壇之浦の合戦の後、ここにあった阿弥陀寺に、壇之浦に沈んだ安徳天皇と平家一門が奉られましたが、明治維新後に勅命(神仏分離令)で阿弥陀寺を廃して社殿が造営され、天皇社となり、後に改称されて「赤間神宮」となったのだそうです。
ですから、ご祭神は安徳帝ですよ。

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まるで竜宮城のような造りになっているのは、二位の尼(平清盛公の継室で、安徳帝の祖母にあたります)が、入水時、怖がる安徳帝を抱き「浪の下にも都の候ぞ(海の中にも都がありますよ)」と言い聞かせたことに由来するとのこと。
安徳帝は壇の浦の海底に沈みましたが、その魂は天上にあるということで、この正門は水天門と呼ばれています。
私がここを訪れるのは、高校生の時?以来、先ずは参拝です。

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参拝を済ませて、宝物殿(教科書にも載っている壇之浦の合戦屏風や安徳帝の木像等がありますが、撮影禁止でした。)を見学した後は、さぁ、いよいよ・・・先に「芳一堂」へ。
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小泉八雲の怪談で有名な「耳なし芳一」が祀られています。
これは有名なお話ですから、改めて説明するまでもありませんね。

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そうして、その「芳一堂」に向かって左側には・・・「七盛塚」があります。
これは説明するまでもなく、平家一門の墓です。

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言い伝えでは、壇之浦の合戦の後、関門海峡は嵐が続き、漁師たちは漁が出来なくなったのだそうです。
そんなある夜、漁師たちは荒れ狂う暗い海に、泣き叫ぶ男女の声を聞き闇をすかしてみると、そこには成仏できずに海上を彷徨っているたくさんの平家武者と官女の亡霊の姿があったことから、漁師たちはこの嵐は平家一門の怨念による祟りであろうと考え、それまで荒れるにまかせていた平家一門の墓をこの場所に集め、京の方向に向けて手厚く供養したところ嵐は治まったとのこと。

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なるほどねぇ・・・。
合掌・・・。

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この平家一門の墓が「七盛塚」と呼ばれるのは、祀られている人に平知盛や資盛等、「盛」のつく人が多いからと言われています。
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あぁ、諸行無常、盛者必衰・・・ですねぇ。
一門の墓の前にあった賽銭箱には平家の紋と言われる揚羽蝶紋が付いてました。

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猛き人もついには滅びぬ ひとえに風の前の塵に同じ・・・「平家物語」の冒頭は平家一門の事だけを示している訳ではありません。
人の世の真理を語っているのです。
平家を滅ぼし持て囃された源義経も、結局は兄頼朝から疎まれて追放され、信じて頼った藤原泰衡には裏切られて攻められ、結局、衣川で自害して果てる訳ですから。

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こんな感慨に浸っていると、新幹線の時刻が迫ってきました。
まだ、土産も買ってないのに・・・。
女房に急かされ「赤間神宮」を後にして、関門海峡を渡り小倉駅へ。
レンタカーを返して土産物屋へ寄り、新幹線に乗りました。

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かなり、慌ただしい墓参旅行でしたが、我が家の墓参りの他に、平家一門の墓参りまで出来て、けっこう充実した旅でしたよ。
ちなみに、私の母方の祖先は、家系図に平家の落人の平何某(子供の頃に寺で見たのですが、さて誰だったのか覚えていません。)と記してあるので、平家一門の墓参りも祖先の墓参り?になるのかな。
しょんない旅行記を最後までお読みくださり、ありがとうございました。
では!

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コメント

こんばんは♪

歴史に絡めた九州の旅、行ったつもりで楽しませて頂きましたshine
ありがとうございます。
高校の修学旅行以来、九州には上陸していないので、
いずれ機会を見つけて巡ってみたいと思います!
折角なので、山旅と併せて行けたらなぁとconfident

billさん、こんばんは!
私の歴史認識と偏見に満ちた旅行記を読んでいただきありがとうございました。
九州も、そこそこ歴史の舞台になっています。
面白い所ですよ。
山は・・・大分の九重連山がとても有名ですが、私は登ったことはありません。
登る価値はあるそうですが・・・富士山は見えませんよ。

FUJIKAZEさん、こんばんは
私も今日は御霊供膳をお供えしお墓参りをして来ましたよ
墓参旅行お疲れ様です
歴史上の権力者は没落しますね
権力は自分のために使うとアッという間になくなるもんですね
だから、ホイホイ使えないね
権力は持っても使わないのが一番だけど、分かっていても使いたくなるんでしょうね
我々下々は関係ないけど^^;
まだまだ生きられる若い人が命を断つのは可愛そうです
なんとか、逃げられないものかと思ってしまいます
お土産は何かな??きっと美味しいものなんでしょう

こんにちは

赤間神宮は本当に竜宮城を思わせる造りになってるのですね。
幼い安徳帝が怖がらないよう海の中にも都が…と言い聞かせて。
建礼門院が晩年を送った京都の寂光院は質素でさみしい感じでした。
ここで安徳帝や平家一族を弔ったのかな、、としみじみ。
壇ノ浦の歴史秘話も興味深いです。
九州は一度も訪れたことがないので、私もご一緒させていただいてますhappy01

nanami さん、こんにちは!
おっしゃるとおりですね。
平家物語の冒頭は正に真理です。

お土産はね。
会社の私の部屋の男ども(女性はいません)には、せんべいを皆で一つ。
他課の可愛い女の子たちには、それぞれに値の張るお菓子を買って帰りました。

らるごさん、こんにちは!
京都の寂光院に行かれたことがあるのですか。
行ってみたいなぁ。
私、昔、京都府に1年間住んでましたが、行けなかったのですよ。
そのうち、女房が京都へ行きたいと言っているので、行こうと思っているのですが、まぁ、中国人旅行者が減ってからですね。

北部九州も、太宰府天満宮や柳川、長崎等、見どころは沢山あります。
是非一度、遊びに行ってください。

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