草薙の龍勢
みなさん、こんにちは!
三連休中日の昨日、4年ぶりに「草薙の龍勢」を見に行きました。
正確な名称は、静岡県無形民俗文化財「草薙龍勢花火」と言います。
年に一度開催される、地元のお祭りです。
毎年、草薙神社の例大祭に併せて開催され、草薙神社の祭礼に献納される行事です。
前にも紹介しましたが、草薙神社とは、静岡県清水区にある神社で、日本武尊がご祭神です。
日本書紀によれば、日本武尊が東征の際、この地で賊の策略にかかり、野原に火を掛けられて焼き殺されそうになった訳ですが、日本武尊は天叢雲剣(草薙剣のことでスサノオが八岐大蛇を退治した時に、その尾から出てきた剣ですよ。三種の神器です。)で周辺の草を薙ぎ払い、向火を放って難を逃れたとありますが、当にその地がこの神社付近なのです。
社伝では、景行天皇(日本武尊の父)がこの地を行幸された際、この神社を創建されご神体として天叢雲剣を奉納されたそうですが、その後、天武天皇の勅命で、剣は名古屋の熱田神宮に移されたのだそうです。
まぁ、・・・このへんは神話の世界ですね。
で、その景行天皇が行幸された日が9月20日で神社の創建記念日。
例大祭が行われ、この前後の日曜祝祭日に「龍勢」が打ち上げられるという訳です。
私は午後1時半頃に到着。
ちょうど神社では、この日に打ち上げる「龍勢」の安全祈願が行われていました。
三連休中日の昨日、4年ぶりに「草薙の龍勢」を見に行きました。
正確な名称は、静岡県無形民俗文化財「草薙龍勢花火」と言います。
年に一度開催される、地元のお祭りです。
毎年、草薙神社の例大祭に併せて開催され、草薙神社の祭礼に献納される行事です。
前にも紹介しましたが、草薙神社とは、静岡県清水区にある神社で、日本武尊がご祭神です。
日本書紀によれば、日本武尊が東征の際、この地で賊の策略にかかり、野原に火を掛けられて焼き殺されそうになった訳ですが、日本武尊は天叢雲剣(草薙剣のことでスサノオが八岐大蛇を退治した時に、その尾から出てきた剣ですよ。三種の神器です。)で周辺の草を薙ぎ払い、向火を放って難を逃れたとありますが、当にその地がこの神社付近なのです。
社伝では、景行天皇(日本武尊の父)がこの地を行幸された際、この神社を創建されご神体として天叢雲剣を奉納されたそうですが、その後、天武天皇の勅命で、剣は名古屋の熱田神宮に移されたのだそうです。
まぁ、・・・このへんは神話の世界ですね。
で、その景行天皇が行幸された日が9月20日で神社の創建記念日。
例大祭が行われ、この前後の日曜祝祭日に「龍勢」が打ち上げられるという訳です。
私は午後1時半頃に到着。
ちょうど神社では、この日に打ち上げる「龍勢」の安全祈願が行われていました。
そうそう「龍勢」っていうのはね。
昔の狼煙(のろし)から発展した、でかい打ち上げ花火です。
江戸時代、19世紀の安政年間には今の形であったそうです。
直径6~7cm、長さ1m位の竹筒に火薬を詰め込み、それに全長16~20mの竹竿を付けて櫓から打ち上げます。
ちなみに、昼の部を「龍勢」、夜の部を「流星」と言い分けられています。
日本三大龍勢の一つとされ、そのもう一つである同じ静岡県の藤枝市で行われている「朝比奈大龍勢」と日本一?を競っていますが・・・
まぁ、どっちもどっちですよ。
この「草薙龍勢花火」地元では有名なお祭りで、神社の前には沢山の屋台が並び、始まる前には神社に隣接する広場で、まるで前座公園?の様に、地元の子供たちの踊りや、笛太鼓の競演等が行われます。
地元が地盤の望月義男衆議院議員が来賓として毎年招待されています。
こんな感じで、午後2時半から打ち上げ開始。
打ち上げる櫓は、会場から約1km位離れた丘の上に設置されています。
概ね、15分に1基の割合で打ち上げを行い、今年は昼の部の「龍勢」が11基、夜の部の「流星」が10基の計21基が打ち上げられました。
提供会社の紹介があり、打ち上げ前の小学生による呼び出し、木遣り口上の後に点火。
こんな感じです。
点火!
ゴーッという唸り音が響き・・・
「龍勢」は白煙を吹き出しながら一気に天空へと舞い上がり・・・
上空約300mに達すると・・・
ボンッと破裂して幾つかの火玉が飛び出し・・・
降下しつつ・・・
赤や黄色のスモークが出て来ます。
すると、会場からヤンヤの歓声があがり・・・
成功だぁ万歳!万歳!となる訳です。
打ちあがった竹竿は、落下傘で降りて来るんですよ。
と、これが成功した「龍勢」。
私は最初の打ち上げから6基目の打ち上げまで見て帰りましたが、半分は失敗でした。
失敗はこんな感じ。
点火!で、爆発して・・・
煙がモクモク・・・
「残念!来年、頑張ります!」っていう、アナウンスが流れます。
これはこれで面白い。
まぁ、素人が作っている花火ですから・・・。
前日に雨が降ったりすると、火薬が湿気て成功率が悪くなるそうです。
ここのところ、静岡は天気が悪かったからなぁ・・・。
半分成功しただけでも、良しなのでしょう。
昔の狼煙(のろし)から発展した、でかい打ち上げ花火です。
江戸時代、19世紀の安政年間には今の形であったそうです。
直径6~7cm、長さ1m位の竹筒に火薬を詰め込み、それに全長16~20mの竹竿を付けて櫓から打ち上げます。
ちなみに、昼の部を「龍勢」、夜の部を「流星」と言い分けられています。
日本三大龍勢の一つとされ、そのもう一つである同じ静岡県の藤枝市で行われている「朝比奈大龍勢」と日本一?を競っていますが・・・
まぁ、どっちもどっちですよ。
この「草薙龍勢花火」地元では有名なお祭りで、神社の前には沢山の屋台が並び、始まる前には神社に隣接する広場で、まるで前座公園?の様に、地元の子供たちの踊りや、笛太鼓の競演等が行われます。
地元が地盤の望月義男衆議院議員が来賓として毎年招待されています。
こんな感じで、午後2時半から打ち上げ開始。
打ち上げる櫓は、会場から約1km位離れた丘の上に設置されています。
概ね、15分に1基の割合で打ち上げを行い、今年は昼の部の「龍勢」が11基、夜の部の「流星」が10基の計21基が打ち上げられました。
提供会社の紹介があり、打ち上げ前の小学生による呼び出し、木遣り口上の後に点火。
こんな感じです。
点火!
ゴーッという唸り音が響き・・・
「龍勢」は白煙を吹き出しながら一気に天空へと舞い上がり・・・
上空約300mに達すると・・・
ボンッと破裂して幾つかの火玉が飛び出し・・・
降下しつつ・・・
赤や黄色のスモークが出て来ます。
すると、会場からヤンヤの歓声があがり・・・
成功だぁ万歳!万歳!となる訳です。
打ちあがった竹竿は、落下傘で降りて来るんですよ。
と、これが成功した「龍勢」。
私は最初の打ち上げから6基目の打ち上げまで見て帰りましたが、半分は失敗でした。
失敗はこんな感じ。
点火!で、爆発して・・・
煙がモクモク・・・
「残念!来年、頑張ります!」っていう、アナウンスが流れます。
これはこれで面白い。
まぁ、素人が作っている花火ですから・・・。
前日に雨が降ったりすると、火薬が湿気て成功率が悪くなるそうです。
ここのところ、静岡は天気が悪かったからなぁ・・・。
半分成功しただけでも、良しなのでしょう。
けっこう楽しいお祭りなんですよ。
さて、来年はどうしようかな。
では!
さて、来年はどうしようかな。
では!
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ちょっとしたロケット打ち上げみたいで楽しそうですね。
素人がやるところが祭りらしくてgood
失敗があるところもいいですね
投稿: hiroro | 2018年9月24日 (月) 16時04分
秩父地方にもありますね。
一度見てみたいと思いつつも未体験です。
投稿: wani | 2018年9月24日 (月) 16時47分
FUJIKAZEさん、こんばんは
初めて見ました
面白いですね
ずいぶん高く上がるんですね
失敗もあるんですね
作った人たちはドキドキしてるでしょうね
お祭りって皆でワイワイやるから楽しいのね
ず~っと続いて欲しいですね
投稿: nanami | 2018年9月24日 (月) 19時34分
龍勢、「朝比奈大龍勢」は聞いたことがありますがこちらの「草薙龍勢花火」は初めて。
しかし、勇壮なものですね。近くで見物された「FUJIKAZE」さんも大満足のご様子、写真を拝見しただけでも一度見たくなります。
カメラを縦何時に構えて連写する「FUJIKAZE」さんの様子が目に浮かびます。
青空に上がる大龍勢、リアルな描写で私にも充分理解が出来ました。
投稿: country walker | 2018年9月25日 (火) 10時48分
こんにちは。
凄いですね?
音もするでしょうが、あれほど高く迄上り、
色がきれいだし、竹竿が落下傘というのもいいな?
夜はまた違った趣があって綺麗でしょうね?
失敗も面白いって言ったら悪いかな?
昔、静岡在住時に知りたかった!
投稿: マコママ | 2018年9月25日 (火) 11時55分
hiroroさん、こんばんは!
はい、失敗があるから面白いのです。
成功ばかりでは飽きてしまいますから。
ロケットの打ち上げは見たことがありませんが、きっとこんなだろうと思います。
投稿: FUJIKAZE | 2018年9月25日 (火) 20時53分
wani さん、こんばんは!
はい、秩父でもやっていると聞いています。
これで三大龍勢?なのかな。
まだ他の地方にもあるようですが・・・。
なかなか面白いですよ。
投稿: FUJIKAZE | 2018年9月25日 (火) 21時01分
nanami さん、こんばんは!
私も越してくるまで知りませんでしたが、江戸時代から行われている伝統行事だそうです。
由緒ある草薙神社の例祭に併せて行われるので、大変賑わいますよ。
ほんとうに、いつまでも続いて欲しいお祭りです。
投稿: FUJIKAZE | 2018年9月25日 (火) 21時03分
country walkerさん、こんばんは!
country walkerさんは西部にお住まいなので、岡部町の龍勢の方が馴染みがあるのでしょうね。
草薙と競い合っているそうです。
お互い我こそは日本一と言っているようですよ。
岡部町の龍勢も見てみたいものです。
投稿: FUJIKAZE | 2018年9月25日 (火) 21時06分
マコママさん、こんばんは!
草薙の龍勢は、草薙神社の例祭に併せて行われている伝統行事だそうです。
江戸時代から毎年行われているので、マコママさんが静岡に居られた当時も行われていたと思いますよ。
必ずローカルニュースや地元紙で取り上げられているのですが・・・。
私、未だ夜は見に行った事はありません。
居間で冷たいビールを飲んでいる方が合ってますので。
綺麗なのかなぁ・・・。
投稿: FUJIKAZE | 2018年9月25日 (火) 21時10分
おお〜っ!
草薙にも龍勢ってあったんですね。
勢いがありそうで元気になれそうで見たい!
先日まるちゃんの追悼映画はテレビで放送されて巴川の灯篭流しの場面で涙がでちゃった。
息子は毎年見に行くようですが誘われないので見たことがない。
灯籠流しと同じで龍勢も有名なんだね。
投稿: せせらぎ | 2018年9月25日 (火) 21時44分
せせらぎさん、こんばんは!
草薙神社の龍勢は江戸時代から続いている祭りだとのことです。
清水の灯籠流しは、250年の伝統があると言われていますが、根拠はありません。
昭和9年から48年までというのが正解ですよ。
昭和59年に復活したようですが、清水海上保安部の指導で海に出たところで回収しています。
海洋汚染の元ですからね。
投稿: FUJIKAZE | 2018年9月26日 (水) 21時44分