久々の登山は龍爪山へ

みなさん、こんばんは！

２０日、久々にハッピーのパパさんと山に行きました。
行き先は静岡の山岳信仰の霊山、龍爪山です。
静岡市街の北に聳える１０００メートル峰であり、北峰の薬師岳と南峰の文殊岳という二つの峰の総称で、山全体が御神体なんです。
朝８時にパパさんに迎えに来ていただき、登山口へと向かいました。
この鳥居が登山口。
山の中腹にある穂積神社の鳥居です。

ここから、先ず、穂積神社へと登らなければなりません。
さぁ、スタート！おニューの時計は８時５０分を示しています。

パパさんに遅れないように歩き始めました。

この登山道は、元々最古の参詣道なんです。
昔の人はこの道を登って神社へ参詣したんだな。
登山道の左右は自然林と人工林が半々くらい。
途中、左手の杉林が一瞬開けた所からこれから登る文殊岳が見えています。

何とも遙かに遠く・・・そうして高い・・・少し暗い気持ちになりながら、それでもパパさんに遅れないようセッセと歩きましたよ。

けっこうな急登のある長尾川の源流の沢沿いを登り、約１時間後の９時５０分、へとへとになりながら、ようやく穂積神社の境内に到着してしばし休憩。

車が駐まっているでしょう。
そう、ここまで来ようと思えば車で来ることが出来るのです。
私はてっきりここからスタートだと思っていたのですが・・・甘かったですね。
さぁ、薬師岳へ登るぞ！

登山道は社殿の裏手、樹齢数百年という杉の大木が何本も聳えていて、いかにも神域といった雰囲気です。

登山道は整備されていて、けっこう歩きやすいのですが、それでも運動不足のこの身ではゼイゼイ・・・ハァハァ・・・

オマケにこの前日、私は人間ドックで、未だ腹の中にはバリウムを抱えている状態。
体調万全とは言い難く、パパさんに付いて行くだけで精一杯。

風景を愛でる余裕はありませんでしたよ。
それでも踏ん張って、１０時５７分、何とか龍爪山北峰の薬師岳山頂着。
標高１，０５１ｍです。

しかし、薬師岳山頂は杉の人工林となっていて眺望は無し。
このまま尾根を少し下り、文殊岳へと向かいました。

標高差６０ｍくらい下ると鞍部で、そこから再び登り返します。
クラクラになりながら登り、１１時２０分、開けた草地が見えてきました。

文殊岳山頂に到着です。
標高１，０４１ｍ。

ここからの眺望は見事でした。
南西側に開けた場所からは静岡市街が一望です。

そうして南東側に開けた所からは、清水市街が一望、伊豆半島も霞んで見えています。

眺望を楽しみながらおにぎりを食べ、１１時５２分、さて下山開始です。
この日は、午後から天気が崩れる予報でしたから急ぎました。

時折空を見上げて雲を睨みながら、来た道を戻りました。

途中、遠くで雷が鳴り始めましたが、幸い、下山中に雨には遭わず。
１４時１０分、無事、車を駐めてある登山口の鳥居の所まで辿り着きました。
ホッと一安心して、ここにある涌き水で一服。

この水、美味かったなぁ・・・
当に五臓六腑に染み渡るって感じでした。

後はパパさんに自宅まで送っていただいて終了です。
久しぶりの山登りで、運動不足の身には堪えましたが、天気にも恵まれ楽しいトレッキングでしたよ。
これが人間ドックの前だったら、きっと数値も良かったのに・・・なんてね。

さて、明後日の２４日～２６日、恒例になった？謙信公に会いに行く旅、長野－上越方面へ旅行に行って来ます。
しばらくの間、みなさんの所へはお邪魔できませんので悪しからず。
では！