今がベストシーズンの大瀬崎(1本目)
みなさん、こんばんは!
先週の5連休、茅ヶ岳登山の後、25日は久しぶりに大瀬崎へ行きました。
早朝、愛車に機材と水中カメラを積み込み、6時に自宅発。
当日は晴天、富士山もクッキリです。
8時過ぎに大瀬崎着。
馴染みのショップの駐車場に愛車を駐め、さっそくガイドさんと打ち合わせです。
この日、世間様は3連休の最終日、浜は多くのダイバーで賑わっており、ショップのお客さんも私を含めて4人でした。
で、ガイドさん曰く、「最近、湾内には深海魚の幼魚が現れています。数日前にはリュウグウノツカイの幼魚がいました。さて、この深海魚狙いにしますか?通常のファンダイビングにしますか?」
結局、深海魚の幼魚を探したいという人が2人、通常のファンダイビングがよいという人が2人で、二組に分かれて潜る事になりました。
私は通常のファンダイビングを選択。
だってね、深海魚の幼魚は、居るとしたら水面下30cm~50cm位の所に居る訳で、それが広い湾内のどこに居るのか分からない。
つまり、見つからなければ、ただ浅場を游ぐだけで終わってしまう、博打の様なダイビングだったからです。
月に一度、潜れたら御の字の私ですから、そんな博打は出来ませんよ。
さて、私と他のお客さん1人は、通常のファンダイビング担当のガイドさんとミーティング。
1本目は、湾内の魚礁にツバメウオが居着いているので、それを見にゆくことにしました。
9時41分、ガイドさんに続いて潜水開始です。
潜ってビックリ、何とも透明度が良いこと・・・。
上下水平18mは見えていて、当に大瀬崎ブルーって感じです。
私は5mmウエットのワンピースでしたが、水温は20.5℃、寒くはなく快適でした。
魚礁は水深15m位の所にあります。
近づくと、先ず目に入ったのは、ムレハタタテダイの群れ。
この魚、多い時は20~30尾の群れになり壮観なのですが、この魚礁に付いていたのは残念ながら5尾だけだったかな。
これを数カット撮って、さて、ツバメウオは・・・出てきました。
けっこう大きな個体です。
体長40cm位はありそうだな。
この魚も十数尾の群れになるのですが、現れたのは1尾だけ。
仲間とはぐれたのかも知れません。
大きいからかな?
悠然としていて、良いモデルになってくれましたよ。
そこそこ撮ったので、移動して別の被写体を探します。
まだ、11月なのになぁ、既に海底にはクリスマスツリーが設置されていました。
そのクリスマスツリーの傍にあった岩の間にクマドリイザリウオ(クマドリカエルアンコウ)を発見。
この仔、体長は3cmくらい。
何とも可愛い個体でした。
水深8m位のゴロタ石の下まで戻って来ると・・・何やら大きな群れが近づいて来ました。
イサキの幼魚の群れです。
あぁ、駿河湾って豊穣の海だなぁ・・・。
キラキラと輝いて、とても綺麗でした。
他にめぼしい被写体も無いので、この群れを追いかけてパチリ、パチリ・・・。
結局、同じ様な写真を十数枚撮ってしまいました。
最後にそろそろ浮上しようかと思っていたころ・・・
うん?あれなんだ?
なにやら、ジェット風船の様な物が海面近くに浮いているのを見つけました。
あれはホヤの一種かな?
近寄ってみると・・・あっ、エビが共生している!
小さなエビ、体長2cm位の透明なエビがこのホヤの上を動き回っています。
早速撮影開始、でも撮るのは大変でした。
何故って、水面近くなので、波の影響をもろに受け、躰も被写体も揺れる上に、エビは動き回るのでピンボケを量産です。
それでも数撃ちゃ当たる!
ようやく1枚だけ、綺麗に撮れているものがありましたよ。
帰宅後、図鑑で調べると、ホヤはナガヒカリボヤ、共生しているエビはウキエビの仲間とのことでした。
深海魚の幼魚とまではゆきませんが、これもけっこうレアな生態とのことでしたよ。
これで1本目は終了、10時36分、浮上しました。
潜水時間は約55分間、そこそこ楽しいダイビングでした。
あぁ、深海魚の幼魚探しチームは、結局、深海魚だろうと思われる魚を1尾見つけただけに終わったとのことでしたよ。
2本目は近いうちに。
では!
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