冬本番の大瀬崎(1本目)
この週末は関東も雪?
う~ん・・・富士山の冠雪が増えることは大歓迎なんですが、東名に雪が積もるのは困ります。
笹山へ登った翌日、大瀬崎へ初潜りに行ってきました。
当日も快晴、寒い朝、早起きして愛車に機材を積み込み出発。
大瀬崎を目指して愛車を走らせます。
途中、内浦辺りで海を見ると、なんと海面に気嵐(けあらし)が立っていました。

あぁ、寒いんだなぁ・・・。
8時頃大瀬崎着、馴染みのショップに入ると、まだガイドさんも到着していない。
ならば、先ずは大瀬神社へ初詣です。

まだ誰もいない参道を歩き・・・

海の守護神である引手力命(ひきたぢからのみこと)に、ダイビングの安全を祈念しました。

境内から見た富士山はとても綺麗です。
分かりますか?

静岡県側は、連日の強い北西風で冠雪は吹き飛ばされて地肌が出ているでしょう。
神奈川県側、つまり横浜や東京から見る側は、裾野近くまで雪が見えるので、たっぷり冠雪は残っているようです。
はやく一雨降れば静岡県側も改善されるのですが・・・。
さて、初詣を済ませてショップへ戻るとガイドさんが出勤していました。
この日は幸運にもガイドをお願いしているダイバーは私一人だったので、私の希望で潜水ポイントを決めることが出来ました。

先ずは湾内へ。
最近、ボチボチとアンコウ等の深海魚系が現れるということでそれを狙うことに。
ガイドさんと簡単に打ち合わせを済ませて、9時57分、ショップの前の浜から潜水開始です。
ガイドさんに付いて、深度を下げて行きました。

先ずは水深22mの所に棲んでいるミジンベニハゼの所へ。
瓶の中にペアで棲んでいるのですが、雄は私の姿を見ると、奥へ隠れてしまい、雌が入口で警戒しています。

まだまだ見たい魚があるので、こんな深目な所に長居は出来ません。
移動して次の魚を探しました。
すると、ガイドさんが見つけてくれたのは・・・

アンコウではなく、メガネウオ。
この魚、普段は砂に潜って目だけを出して頭上を通る小魚を見つけては飛び掛かって狩りをするのです。
この時も当然砂の中だったのですが、ガイドさんが見つけて、慎重に砂を払ってくれたもの。

近寄っても・・・逃げません。
まだ、隠れているつもりの様です。
では、遠慮なく最接近して撮影。

不細工?不気味な顔でしょう。
あまり絵にはならないので、これで終了。
移動しました。
これを入れて撮ろうと努力したのですが、残念。
近づくと小魚は反対側へ回ってしまいました。

結局、私の腕では無理と悟り、諦めて移動です。
何かいないかな・・・。
久々にオオヒラメを見つけましたが、近づくと感づかれて逃げられ・・・

呆然としていたら、ガイドさんが呼んでいることに気づいて近づくと・・・ガイドさんが指さす先には・・・
ゴロタ石の陰に、体長2cmくらいの小さなクマドリイザリウオ(クマドリカエルアンコウ)が付いていました。

岩と砂地の間に体を入れ、上を向いた体勢で何とか撮影成功です。

この状態での撮影ですから、鼻からけっこうな量の海水を飲んでしまいましたがね。
まぁ、写真を撮るためならば・・・。
エキジット前、最後にイサキの群れが回って来たのでこれを撮影。

イサキ達も初詣なのか、水中神社の周りをグルグル・・・
あぁ、この水中神社は、水神様と呼ばれています。
ご祭神は・・・分かりませんが、おそらく大瀬崎でダイビングが盛んになった頃(昭和50年代?)に祀られたと言われている由緒ある?神社なんですよ。

10時41分、これで浮上しました。
44分間の楽しいダイビングでしたよ。
2本目は、約1時間の休憩後にスタート。
続きはまた近いうちに。
では!
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