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2019年1月25日 (金)

冬本番の大瀬崎(1本目)

みなさん、こんばんは!
この週末は関東も雪?
う~ん・・・富士山の冠雪が増えることは大歓迎なんですが、東名に雪が積もるのは困ります。
御殿場辺り、結構積もってチェーン規制になるんですよ。
今日は休みで静岡に帰っています。
日曜は仕事だから、明日の夜には、横浜へ戻らなければならないのですが・・・。

笹山へ登った翌日、大瀬崎へ初潜りに行ってきました。
当日も快晴、寒い朝、早起きして愛車に機材を積み込み出発。
大瀬崎を目指して愛車を走らせます。
途中、内浦辺りで海を見ると、なんと海面に気嵐(けあらし)が立っていました。
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あぁ、寒いんだなぁ・・・。
8時頃大瀬崎着、馴染みのショップに入ると、まだガイドさんも到着していない。
ならば、先ずは大瀬神社へ初詣です。
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まだ誰もいない参道を歩き・・・
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海の守護神である引手力命(ひきたぢからのみこと)に、ダイビングの安全を祈念しました。
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境内から見た富士山はとても綺麗です。
分かりますか?
写真の富士山、左側が静岡県側、右側が神奈川県側です。
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静岡県側は、連日の強い北西風で冠雪は吹き飛ばされて地肌が出ているでしょう。
神奈川県側、つまり横浜や東京から見る側は、裾野近くまで雪が見えるので、たっぷり冠雪は残っているようです。
はやく一雨降れば静岡県側も改善されるのですが・・・。
さて、初詣を済ませてショップへ戻るとガイドさんが出勤していました。
この日は幸運にもガイドをお願いしているダイバーは私一人だったので、私の希望で潜水ポイントを決めることが出来ました。
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先ずは湾内へ。
最近、ボチボチとアンコウ等の深海魚系が現れるということでそれを狙うことに。
ガイドさんと簡単に打ち合わせを済ませて、9時57分、ショップの前の浜から潜水開始です。
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潜ってみると・・・透明度は上下水平15mくらい。
ちょっと浮遊物がありますが、先ず先ずの大瀬崎ブルーです。
水温は17度、もちろん私もドライスーツ着用ですからそんなに冷たさは感じません。
ガイドさんに付いて、深度を下げて行きました。
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先ずは水深22mの所に棲んでいるミジンベニハゼの所へ。
瓶の中にペアで棲んでいるのですが、雄は私の姿を見ると、奥へ隠れてしまい、雌が入口で警戒しています。
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5分くらい雄が出て来るのを待ったのですが・・・
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残念、時間切れ。
まだまだ見たい魚があるので、こんな深目な所に長居は出来ません。
移動して次の魚を探しました。
すると、ガイドさんが見つけてくれたのは・・・
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アンコウではなく、メガネウオ。
この魚、普段は砂に潜って目だけを出して頭上を通る小魚を見つけては飛び掛かって狩りをするのです。
この時も当然砂の中だったのですが、ガイドさんが見つけて、慎重に砂を払ってくれたもの。
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近寄っても・・・逃げません。
まだ、隠れているつもりの様です。
では、遠慮なく最接近して撮影。
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不細工?不気味な顔でしょう。
あまり絵にはならないので、これで終了。
移動しました。
少し水深を上げた時・・・ガイドさんが指さした先には大きなクラゲが・・・
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さて、何というクラゲなのか、名前を聞きそびれてしまいましたが、よく見ると数匹の小魚が共生しています。
これを入れて撮ろうと努力したのですが、残念。
近づくと小魚は反対側へ回ってしまいました。
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結局、私の腕では無理と悟り、諦めて移動です。
何かいないかな・・・。
久々にオオヒラメを見つけましたが、近づくと感づかれて逃げられ・・・
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やっと見つけたのはシビレエイ。
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あまり大きくはない個体でしたが、ひとまず撮影。
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これで深場は終わりで、浅場へ戻ってきました。
水深7mのゴロタ石の下まで来たところで、クロイトハゼのペアを発見。
早速撮影を始めましたが、この魚にもすぐに逃げられてしまい、撮影できたのは数カットのみ。
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う~ん・・・。
呆然としていたら、ガイドさんが呼んでいることに気づいて近づくと・・・ガイドさんが指さす先には・・・
ゴロタ石の陰に、体長2cmくらいの小さなクマドリイザリウオ(クマドリカエルアンコウ)が付いていました。
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これ、丸い岩の出っ張った下側なんですよ。
岩と砂地の間に体を入れ、上を向いた体勢で何とか撮影成功です。
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この状態での撮影ですから、鼻からけっこうな量の海水を飲んでしまいましたがね。
まぁ、写真を撮るためならば・・・。
エキジット前、最後にイサキの群れが回って来たのでこれを撮影。
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イサキ達も初詣なのか、水中神社の周りをグルグル・・・
あぁ、この水中神社は、水神様と呼ばれています。
ご祭神は・・・分かりませんが、おそらく大瀬崎でダイビングが盛んになった頃(昭和50年代?)に祀られたと言われている由緒ある?神社なんですよ。
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大瀬神社に初詣した後ですが、私も参詣。
10時41分、これで浮上しました。
44分間の楽しいダイビングでしたよ。
2本目は、約1時間の休憩後にスタート。
続きはまた近いうちに。
では!

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コメント

こんにちは。
 初潜りはお魚たちに沢山、出会えて
良かったですね。
「メガネウオ」って初めて観ましたが、
なんともユーモラスなお顔というか?
ちょっと不気味と言うか・・・?
 富士山が綺麗ですね。
当地からはこのところ、
あまり観られません。

こんにちは。
富士山を見ながら
ダイビング、良いですね!
メガネウオ・・何ともグロテスクなお顔ですが
アンコウに似ているから
もしかしたら美味しいのかも知れませんね。

水中の神社
何ともRPGゲームの世界みたいで
神秘的ですね。

水中神社の水神様
たしかに
イサキ達も詣でているように見えて
楽しめるショットですね(*^-^)

マコママさん、こんばんは!
メガネウオは掘り出すともっとユーモラスなんですよ。
まん丸なんです。
でも動きが素早くて、なかなか撮ることが出来ません。
こうやって、砂に潜っている時がシャッターチャンスなんですよ。

富士山は、今日は不思議な冠雪になってました。
半分だけ雪が無いような状態です。
はやくまとまった雨が降ると良いのですが・・・。

monna さん、こんばんは!
そうですね、メガネウオを食べたという話は聞きませんが、鍋にすれば美味しいのかも・・・。
富士山を見ながらダイビング。
これが冬の大瀬崎の醍醐味ですよ。
ダイビングのメッカと呼ばれてダイバーが集まる訳です。

wani さん、こんばんは!
実は、水神様があるポイントは、たまたま回遊魚が通る辺りに過ぎないのです。
まぁ、面白いかなと思って、意図的な構図で撮ってみました。
大瀬崎の海底を知らない人には、あたかもイサキが水神様を参詣している様に見えるかなって思って。

「今晩は」
>オオヒラメ
美味しいだろうな!
アッ、みだりに殺生は 禁じられている。
聞かなかったことに・・・。
ウーン、潜ったことがないから・・・。
それにしても観賞用にしたい綺麗なお魚。
自然のママが お魚には相応しい美しさ。

ガイドさん、頑張ってくれましたねー。珍しい魚がいっぱい。

冬は魚もじっとしていたりするから、観察し易いのではないでしょうか。
ドライスーツ、私はあのスーツにエアを入れた際の、「あ、あったかい」って言う瞬間が好きです。
FUJIKAZEさんは、写真を撮るから湾内が好きなんでしょうか?
私はカメラも無かったので、ある程度大型の魚が好きでしたね。
あとはドロップ地形での遊泳感。 ← こういう人は魚を覚えないですよね

アットマンさん、こんばんは!
私もオオヒラメを見た時は、常に美味そうだなぁって思いますよ。
出来ることならば、私のBCジャケット(浮力調整袋)に潜り込んでくれれば、連れて帰って食べてやるのにってね。
普通の感情だと思いますよ。

ハルさん、こんばんは!
私は、大瀬崎であれば外海の方が好きです。
でも、ネタ情報が無ければ行っても風景を撮るだけになりますからね。
ガイドさんのアドバイスを聞くようにしています。
で、今回は湾内2本ですよ。
ドロップオフでプカプカ中性浮力を取って浮いているのも好きです。
でも、大瀬崎じゃあねぇ・・・。
石垣島のダイナミックなポイントならば、大物が回遊して来るのをまって浮いてますよ。

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