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2019年8月 4日 (日)

石垣島旅行(4日目・ダイビングの1本目)

みなさん、こんにちは!
毎日暑いですねぇ・・・。
まぁ、夏ですからね。
仕事が忙しくてこのブログの更新も出来ていません。
で、今更ですが、6月末の石垣島旅行の続きです。

28日、2日目のダイビング。
この日は朝少し雲がありましたが概ね一日晴天。
出発は遅めで、9時半頃にホテルへお迎えの車が来てスタート。
港のダイビングボートへ向かいました。
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東京からの到着者を待って出発。
港を出たボートは、竹富島方面へ向かいました。
この日、石垣港沖に入港した香港の巨大クルーズ船を眺めながら、あぁ、今夜の街はガヤガヤと中国語が飛び交うなぁ・・・ってちょっと嫌な気分・・・。
2_20190804151301
10時頃、到着したのは、竹富島の北側沖500m位のポイントです。
3_20190804151301
1本目のダイビングは、この場所でスタート。
ポイント名は、「竹富島海底温泉」です。
私はもう何度も潜っているポイントで・・・正直なところあまり好きな場所ではありませんが・・・。
まぁ、初めてのお客さんもいますからね。
この日、私は竹内さんの奥さんである裕美さんがガイドするグループ。
先ず温泉へ行き、さっさと引き揚げて浅場のハマサンゴで魚を探すことにしました。
10時16分、潜水開始、潜ってみると・・・視界は悪いです。
上下水平8m位かな。
まぁ、この辺りは何時もそうなので、気になりませんが・・・。
裕美さんの後について深度を下げて行くと・・・水深18m位で海底に着底。
この辺りは、少し泥が混じったすり鉢状の白い砂地になっていて、その中央に数本の土管が埋められています。
4_20190804151301
ここが海底温泉。
以前、竹富島に温泉を引こうとしたリゾート会社が、上手く行かずに開発を諦めた後地とのこと。
土管の周辺やその砂の中はかなりの高温で、50℃位?の熱水が吹き出ています。
時折、ポコポコと気泡も出てきて、海中であるのに、所謂硫黄の臭い、硫化水素の臭いを感じる不思議な場所です。
ここが初めての人は珍しそうに温泉を楽しんでいましたが、私としては早く移動したい気分・・・。
温泉を5分間ほど楽しんで、移動開始。
海底温泉からハマサンゴまでの間の砂地を注意深く観察しながら、砂地に棲むハゼ類を探しました。
先ずは、シマオリハゼを発見。
5_20190804151301
海底の泥を巻き上げないように、注意深く接近して撮影しました。
続いて、ササハゼを発見。
6_20190804151401
巣穴に逃げ込まれない様に注意深く撮っていると、その隣のササハゼの巣穴には、テッポウエビが出入りしている事に気付きました。
すぐにそちらへ体勢を変えてカメラを構えます。
海底に寝そべったまま体勢を変えたので、辺りの泥が一気に巻き上がり、瞬く間に私の周りの視界は味噌汁状態に・・・しまった!これはちょっとヒンシュクもの。
幸い、他の人達は私から5~6m離れた魚を撮っていたので、一安心。
潮の流れで視界が回復するのを待っち、テッポウエビが出た瞬間をパシャリ。
7_20190804151401
これでササハゼの鰭が起っていたら満点?だったのですが、まぁ、満足ということで移動です。
続いて、ハマサンゴの手前でケショウハゼを発見。
8_20190804151401
石垣島の泥地のハゼは、概ねこんな感じで白っぽい色をしています。
良く見ると、みな綺麗な模様をしているのですがねぇ・・・。
泥地も白っぽいので、これを写真で表現するのは本当に難しいですよ。
さて、ハマサンゴまで戻って、このサンゴに付いているカエルウオ類を探します。
ここのハマサンゴは巨大で、直径が6~7m、高さが6m位あります。
9_20190804151401
もっとも、このサンゴの半分はここ数年前の白化現象で枯れてしまっているのですが、それでも多くの魚の住処になっています。
イシガキカエルウオの若魚がそこら中にいるので、これを見ているだけでも飽きません。
10_20190804151501
ピョコピョコと飛び回る?この魚を追いかけて撮影しました。
11_20190804151501
なかなか可愛い顔をしているでしょう?
次は、サンゴに空いた穴に棲んでいるヒナギンポです。
12_20190804151501
これは雄で婚姻色になっています。
ほら、首の所に紫色の蝶ネクタイを付けている様でしょう。
13_20190804151501
可愛い!絵になりますね。
最後は、フタイロカエルウオです。
14_20190804151501
私、この魚も大好きで、以前飼っていました。
けっこう慣れていたんですよ。
15_20190804151601
でも、カエルウオ類の魚は、2~3年位しか生きないようで、とうに ・・・。
また入れるのも可愛そうなので、これからは南の海で楽しむことにしました。
そんなこんなで、11時27分に浮上。
1時間と11分間のけっこう長めの1本目、あまり好きではないポイントと言いながらも、けっこう楽しむことが出来ました。
続きは近いうちに。
では!

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
 毎日、本当にお暑いですね。
綺麗なお魚さんたちがいるのですね。
ヒナギンポが愛らしい♡蝶ネクタイがしゃれていますね?
海底に温泉があるとは・・・?
お魚さんたちには影響はないのかしら?
 続きを楽しみにお待ちしております。

波も無く穏やかな海。
そしてこの船だと、バックロールではなく足からストンと行けそうですね。
きっとうねりも無い極上快適空間(空間ではないですね)なんでしょう。
羨ましいです。

私は沖縄の綺麗な海は潜ったことはありませんが、慶良間の透明度は世界一なんて言いますし、あと与那国島の海底遺跡?なんか見てみたかったですね。
FUJIKAZEさんは、海、山、空と全て体験しているから素晴らしいです。(^^)v

マコママさん、こんばんは!
石垣島も日本列島の端っこですからね。
温泉はあります。
ただ、沖縄の人相手では温泉施設を作っても商売にはならないのかも。
なぜならば、沖縄の家庭の風呂には浴槽がありませんからね。
殆どの家はシャワーだけです。
ゆっくり浸かるという風習が無いのですね。
温泉が要らないわけです。
魚は、温泉の近くに集まってきます。
たぶん寄生虫を落としているのだと思います。
気持ちよさそうに浴びてますよ。

ハルさんこんばんは!
はい、このボートは船尾にエントリーエキジット用の階段が付いていますから、ゆっくり座ってエントリーできますよ。
ただ、そんな造りですから、殿様ダイビングの人があまりにもゆっくりエントリーするので、じれったく「早く行け!」と怒鳴るワケにもゆかず、私は舷側からバックロールでエントリーすることもしばしばでした。
慶良間?与那国島?行ってみたいですねぇ・・・。
憧れはあるのですが、石垣島の野鳥とこのメグループさんが気に入っているので、この先も当分石垣島通いになりそうです。

FUJIKAZEさん、こんにちは

カラフルなお洒落な魚たちもさることながら
サンゴが「草間彌生」を彷彿させます^^

こんにちは。
海中散歩は本当に楽しそうですね。
水族館で撮るのと違い、綺麗に撮れてますね。
私も挑戦したい気持ちはありますが、もう体力も気力もありません。
地上を歩くだけで精一杯です。
海中はfujikazeさんのブログで大いに楽しませていただきます。

こんにちは

サンゴから顔を出したイシガキカエルウオに
まさにカエルだ!と驚きました。
胴体は?
と興味を持ってみると当然ながら魚w
海にも面白い生き物がいてダイビングも楽しそうですね!

こんにちは

石垣旅行の画像を楽しく拝見しています。比較的短期間なのに素晴らしい画像が沢山ですね。楽しませていただいています。

昨日まで3日間、プロの写真家とヤンバルでした。3日間とも雨でした。
7月に行った石垣島も台風で予定がズタズタでしかも飛行機が欠航。
最近はちょっと天候に恵まれない状態が続いています。

沖縄より本土の気温が高い季節になりました。
また台風シーズン到来、台風8、9号と来ていますね。

こんばんは~。

石垣の海はやっぱり綺麗ですね♪
でもサンゴが白化している所もあるんですね。
海水の温度が高くなっているのでしょう・・・。

そんなサンゴの隙間からピョコっと顔を出したカエルウオは
可愛いですね。
蝶ネクタイのヒナギンポはおしゃれさん。
癒されました~!(*^_^*)

はなのいろさん、こんばんは!
なるほど、サンゴが「草間彌生」ねぇ・・・。
私のような芸術的センスが無い者はなかなか「草間彌生」とは結びつきませんよ。
でも、彼女はひょっとしたら、サンゴの色彩から作品の色づかいのヒントを得ているのかもしれませんね。
う~んそうかもしれないな・・・。

nobunagaE.T さん、こんばんは!
地上を歩くだけでも良いと思いますよ。
無理をせずに、少しずつ体力を付ければ良いと思います。
女房にもそうさせています。
テレビの番人はダメ。
体力を付ければ、免疫細胞も多く出来ると聞きます。
そうやって、病気を克服しましょう。

waniさん、こんばんは!
誰が名付けたのか。
カエルウオは本当に蛙のようですよ。
動きが素早くて、ピョコピョコと動きます。
満足の行く写真を撮ろうと思うと、なかなか難しいのですよ。
海の中は変わった生き物が沢山。
観察だけでも面白いですよ。

やんばるさん、こんばんは!
お気の毒に、本当に天気に恵まれていませんね。

私は、幸運にも石垣島旅行の天気には恵まれました。
私は雨男なのですが、女房が晴れ女なもので。
やんばるさんも、晴れ男か晴れ女を捜し出して、同行して貰うようにしてはいかが?
けっこう、こういう迷信って当たるような気がします。

ささみさん、こんばんは!
癒やされていただけましたか。
ありがとうございます。
一所懸命に写真を撮った甲斐がありました。
次も見て下さいね。

白化現象は治まりつつあると思います。
2年くらい前が一番酷かったような・・・。
サンゴの回復も早いようですから。

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