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2019年9月23日 (月)

北九州墓参旅行(二日目・後半)

みなさん、こんばんは!
前回の続きです。

TOTOミュージアムを出た私たちは、皿倉山へと向かいました。
北九州市の最高峰で、標高622m、ケーブルカーで頂上まで登れるので女房や親父でも大丈夫。
で、ケーブルカーの登り口まで着いたのですが・・・残念、その日に限って設備点検のため運休とのこと。
ガッカリしましたが、また来年ですね。
それでは何処へ行こうか・・・特に当てもなく、私が子供の頃に住んでいた若松区の街をドライブしようということになり、若松方面へと向かいました。
懐かしい街並みを横目に見ながら、車は若松区の田舎蜑住(あまずみ)へ。
途中、休憩がてら立ち寄ったのはここ「戸明神社」です。
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私が小学生の頃の遊び場でした。
神社の山でセミを捕ったり、池で鮒釣りをしたり・・・。
特にこの池には苦い想い出が・・・
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小学校高学年の時だったかな・・・小遣いを貯めてようやく買ったけっこう大きい戦艦金剛のプラモデルを完成させて、その処女航海をこの池で行いました。
当時の池は、フェンスも無く、護岸も土が剥き出しで子供の恰好の遊び場だったのですよ。
モーターのスイッチを入れて、金剛を水面に浮かべて・・・
波を蹴立てて進んで行く姿をワクワクして眺めていたのですが・・・池の中央付近まで進んだところで突然止まり、そのまま静かに沈んでいったのです。
ガッカリ・・・涙目で帰宅したというお話です。
きっと今でも、金剛は池の底に沈んでいるんだろうなぁ・・・。
そんなことを考えながら池を眺めていると、女房に暑いからはやくお参りを済ませようと急かされました。
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神社の石段を登って・・・本殿に参拝しました。
この神社は、「天手力雄大神(アメノタヂカラオ)」と「天児屋根大神(アメノコヤネ)」をご祭神として祀る神社です。
つまり、天岩戸伝説ですね。
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詳細な創建の時期は分からないようですが、一番古い古文書の日付が1536年であることから、その頃には存在したようです。
戦国時代、織田信長や豊臣秀吉が生まれた頃ということでしょう。
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この辺りは、かつての唐津街道で、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に肥前の名護屋城へ向かう交通路であったので、何かしら縁があるのかも知れません。
境内には「天手力雄大神」の像がありました。
6_20190923183301
こんな像、昔は無かったけどなぁ・・・。
天岩戸をこじ開けた力持ちの神様。
あやかりたくて、今も多くのお相撲さんが参拝にくるそうです。
あぁ、私の七五三もこの神社でしたが、私はちっとも力持ちじゃあありませんがね。
ちなみに、今の宮司は幼稚園、小学校と同級生だった男、会えるかなと思ったのですが、生憎不在でした。
この後、それこそ卒業した小学校を回り、子供の頃に泳いだ岩屋の海を見て、若松を後にしました。
まだ飛行機の時間には早かったので、この後、何処へ行こうか・・・。
車を空港方面へ走らせながら・・・そうだ、「和布刈(めかり)公園」へ行こう。
去年は、下関側から九州を見たので、今年は門司側から本州を見よう。
和布刈公園は、昔からある北九州の数少ない観光地。
車で大展望台まで行くことが出来ます。
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眼下は関門大橋を見下ろす早鞆の瀬戸、源平が死闘を繰り広げた壇ノ浦です。
大展望台の山側壁面には、大きな源平壇之浦合戦絵巻壁画が立てられていました。
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この壁画は、1400枚の有田焼で出来ているのだそうです。
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響灘方向は・・・眼下に門司港の街が見えています。
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そうして、本州側は、関門大橋が一望。
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見事です。
これも北九州市を代表する景色なのでしょうねぇ・・・。
眺めていると時間を忘れそうになったので、女房と親父を急かして車を北九州空港へと向けて走らせました。
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帰りの飛行機はこれ。
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FDAの青く塗られた機体でした。
まだ新しい機体で、快適でしたよ。
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これで、今年の北九州墓参旅行は終わりです。
北九州・・・住んでいた頃は嫌で嫌で、子供心に大人になったら必ず横浜に住むぞって思ってましたが・・・
来年も来られると良いな。
では!

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コメント

こんにちは。
写真で見ると門司と下関の間は本当に近いですね。
人道で歩いても15分くらいとか。
ここで源平合戦が行われたのかと感慨深いです(^^)
トイレの選定やおいしいうどんも食するという充実した墓参帰省でしたね。

こんにちは~。

お墓参り、そして北九州を満喫されましたね。
若松まで足を伸ばされて・・・。
蜑住辺りはあまり変わってなかったでしょう?(笑)
布刈公園も桜の頃は賑わうのですが、この時期はゆっくり景色を
楽しめたでしょうね。
そうですか、資さんうどんがいよいよ東京進出なんですね~。
ちょっとビックリです。(笑)


ナルコユリさん、こんばんは!
関門海峡は狭いのですよ。
大潮の時間帯になると、海峡は川のように流れています。
関門トンネルの人道は観光名所です。
15分で歩けたかなぁ・・・。
真ん中の県境で写真を撮るのが決まりですね。

確か富山県も木曽義仲ゆかりの地でしたね。
倶利伽羅峠の戦いとか。
木曽義仲の倶利伽羅峠の戦いに始まって壇ノ浦で終わる訳ですから、
そんなことを考えながら史跡を巡ると面白いです。
いつかリタイアしたらやってみたいものです。
今回も充実した墓参旅行でした。

ささみさん、こんばんは!
はい、蜑住辺りは変わりようが無いですね。
45年前のままの所が沢山ありましたよ。
でも、二島から戸明神社まで、バス通りを走ってみてとても懐かしかったですよ。
実は和布刈公園も50年ぶりくらいで行きました。
たしか最後は小学校の遠足だったので・・・。
こんな所だったかなぁ・・・が印象です。
資さんうどんは、待ち遠しいです。
きっと東京でもウケると思いますよ。
東京にも北九州出身の人間は多いですから。

こんばんは~。

お墓参り、そして1年ぶりの北九州を満喫されましたね。
皿倉山のケーブルが止まっていて残念でした!
若松まで足を延ばされて・・・蜑住の方はあまり変わってなかったでしょう。(笑)
布刈公園も桜の頃は賑やかですが、この時期はゆっくり景色を楽しめたと
思います。
そうですか、資さんうどんが関東進出ですか・・・。
ぜひぜひ、山口県あたりまでしかメニューに載ってないと言われるごぼ天うどんの
美味しさを広めて欲しいです。(^_-)-☆

ごめんなさい。
前回のコメントが表示されなかったので、2度書いてしまいました。
失礼しました!

ささみさん、こんばんは!
本当に表示されてませんでしたね。
ココログに意見を入れたら、表示されるようになりました。
リニューアル以降、何だか使いづらくなりましたね。
困ったものです。

ごぼ天うどん、美味いですよねぇ。
あれが関東で普通に食べられるようになれば最高です。

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