初冬、魚影が濃かった大瀬崎(1本目)
みなさん、こんにちは!
あぁ・・・GoToがついに止まってしまいましたねぇ・・・。
冬期の新型コロナの感染拡大は、最初から織り込み済みで始めたGoToだったはずなのに、野党やマスコミの「経済よりも命を優先せよ」という主張に多くの国民が幻惑されて騒ぎだし、結果、総理が負けてしまいました。
これで、オリンピックまで止めたら、日本の経済は壊滅的状態に陥るのでしょうねぇ・・・。
その時になって、「こんなはずじゃあ無かった」って言い出すであろう多くの国民は、日米開戦を叫んで熱狂し、結果、太平洋戦争に敗北して何もかも失った時の国民と同じでしょうね。
今度は誰に責任をなすりつけるのかな?
さて、久しぶりに大瀬崎に行ってきました。
前回、人が多くて混んでいてつまらなかったので、今回は休みを調整し、何とか取った平日金曜日の18日です。
当日は快晴、何時ものように早起きして、機材を愛車に積み込み、6時半に家を出ました。
途中、沼津で渋滞につかまって焦りましたが、何とか8時半には大瀬崎着。
馴染みのショップに入ることができました。
ガイドさんとの打ち合わせでは、ここ数日は湾内が面白く、色んな魚が出ているとのこと。
で、1本目は湾内のショップ前で潜る事にしました。
さすがに冬場の平日、浜はヒッソリとしてダイバーは疏らです。
9時20分、ガイドさんに続いて潜水開始。
潜ってみると・・・上下水平15mくらい見えています。
この位見えていると、大瀬崎では最高の透明度かな?
水温も19℃もあります。
当日、実は朝起きたとき寒かったので、ドライスーツを持って来ました。
これだと少し暑いくらいに感じます。
あぁ、やはり年内はウエットスーツで十分だったなぁって少し後悔しました。
ガイドさんに付いて深度を下げてゆくと・・・水深21mの所にある魚礁の5連タイヤへ到着。
ガイドさんが指さすタイヤの中を見ると・・・うん?白い大きな羽根のような触手を綺麗に開花させたケヤリムシが1匹付いてますが・・・あぁ、傍にニシキフウライウオも付いてます。
このニシキフウライウオは紅い個体。
ケヤリムシの白い触手とのコントラストが絵になりますね。
こうやって見ると、まるで飛行機が飛んでいるみたいです。
十数カット撮って満足。
次の被写体に向かいました。
戻る方向へ進み、水深を少し上げて18m、ガイドさんが海底の砂地を指さします。
うん?岩かな?良く見ると・・・あぁ、メガネウオが砂地から顔を出してます。
怖い顔でじっと上空を睨んでますよ。
和名はメガネウオですが、英名はstargazer(星を眺める人)って言うのだそうです。
砂地から目だけ出して上空を眺めている姿がそれを連想させるのでしょうね。
もちろん、彼?は、ただ眺めている訳では無く、小魚が近寄ってきたら大きく口を開けて、下あごに付いている小さな舌?をヒラヒラさせ、小魚が餌だと思って近寄って来たらパクリとするつもりなんですよ。
彼?は、近づいて顔のアップを撮っている私がとても鬱陶しかったらしく、そのうち、耐えきれずに砂から飛び出て逃げ出しました。
通常、この様な時は遙か彼方まで逃げ去ってしまうのですが、この仔は何故か5mくらい離れた所で立ち止まりました。
ラッキー!急いで撮影です。
私もガイドさんも夢中でパチリパチリ・・・
で~ん・・・と、こんな写真が撮れましたよ。
かなり不細工な顔だけど、ちょっとユーモラスで可愛いでしょう?
次の被写体は、水深9mくらいまで戻ったところに据えてある大きなコンクリートの沈錘の側面に紅いウミシダが付いているのですが・・・うん?良く見ると、ここにもニシキフウライウオが付いていました。
ここのニシキフウライウオは黒い個体です。
黒い身体に白い点が星のように並んでいて、これはこれで綺麗ですね。
でも、私的には、ニシキフウライウオは紅い方が好きだなぁ。
これも数カット撮って終了。
ふっと横を見ると、ヤガラの群れが通り過ぎたので、これも撮影。
水深5mで安全停止をして、10時10分、浮上しました。
約50分間の楽しいダイビングでしたよ。
この1本だけでも、美しい海に抱かれてストレスは発散、心身共にスッキリしました。
2本目は近いうちに。
では!
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本当に絵になりますねー 写真見させて貰っても面白いですよ。特に紅いフライウオと白いケヤリムシなんていいコンビですね こんなのがいるなんて改めて吃驚です。
投稿: ハッピーのパパ | 2020年12月22日 (火) 14時32分
こんばんは。
ありがとうございます。
辿り着けましたよ。
わ~凄いですね!このようなお魚がいるとは・・・!
水族館にもいるのかしら?
ニシキフライウオってお魚さん?赤いのがいいですね!
ケヤリムシもお魚?不思議なものがいるのですね。
十分にお楽しみで良かったです!
メガネウオはちと怖い?
投稿: マコママ | 2020年12月22日 (火) 17時21分
こんばんは♪
>和名はメガネウオですが、英名はstargazer(星を眺める人)って言う…
和名と英名のセンスの違いに驚愕ですが、
実物さんはとても味わい深い愛嬌のある表情をしてますね。
最後の写真、星とまでは言わずとも上を見上げる様子がナイスな締め括り✨
投稿: bill | 2020年12月22日 (火) 21時46分
こんにちは。
1枚目に富士山が映ってますね。確かに冠雪した様子はありません。
静岡県でも場所によって見え方が異なりますね。
「メガネウオ」はとってもユーモラスですね。水中で笑ってしまいそう。
ドライスーツで暑い?水中は寒いのかと思ってました(^^;
投稿: ナルコユリ | 2020年12月23日 (水) 10時58分
ハッピーのパパさん、こんばんは!
はい、面白いでしょう。
でも、ケヤリムシは触手に魚が触れるとすぐに引っ込むので、ニシキフウライウオは共棲している訳では無いと思います。
ニシキフウライウオは、古タイヤの奥にある枯れた?ヤギに付いているのだと思いますよ。
ケヤリムシは偶然そこに生えているだけだと思います。
投稿: FUJIKAZE | 2020年12月23日 (水) 21時13分
マコママさん、こんばんは!
ニシキフウライウオは、たまに水族館にも展示してますが、飼うのは難しいようですぐに居なくなります。
ケヤリムシは虫です。
釣りの餌に使うゴカイの仲間ですよ。
メガネウオは、聞くところによると、美味しいのだそうです。
投稿: FUJIKAZE | 2020年12月23日 (水) 21時16分
billさん、こんばんは!
日本人は単にメガネを掛けている様に見えるからメガネウオ。
欧米人は星を見ている様に見えるからstargazer。
欧米人の想像力には脱帽ですね。
メガネウオは砂に潜っている姿はよく見かけるのですが、全身を見る機会はなかなか無く、今回は上手く撮ることが出来てラッキーでした。
投稿: FUJIKAZE | 2020年12月23日 (水) 21時22分
ナルコユリさん、こんばんは!
富士山は、次回にもっと大きく撮れたモノ、大瀬の峠から撮ったものを貼りますので、また見て下さい。
この日、1本目はドライスーツの内側に保温のインナーを着ていました。
私のドライスーツの生地は3mmラジアルなので、保温のインナーなんかを着てしまうと、流氷の下(水温1℃前後)に潜っても寒くないスタイルだったのです。
それで水温が19℃もある海に潜ったので、蒸し暑かったのですよ。
投稿: FUJIKAZE | 2020年12月23日 (水) 21時32分
ニシキフウライウオが飛行機!
言えてますね、さすが飛行機に乗ってるFUJIKAZEさん。
貴重な映像の数々ありがとうございます。
潜れない私たちには嬉しい海底の世界ですね。
投稿: hiroro | 2020年12月25日 (金) 01時10分
hiroro,さん、おはようございます!
ニシキフウライウオ、まるで飛行機の様でしょう。
私の大好きな魚です。
西伊豆では、概ね秋から冬にかけて姿を現します。
カラーバリエーションは豊富で、やっぱり赤系が綺麗ですね。
黒の他に、黄色もいます。
今年の大瀬崎は、ニシキフウライウオがけっこう流れて来ており、
2本目も別の個体を撮ることができました。
また見て下さいね。
投稿: FUJIKAZE | 2020年12月26日 (土) 09時30分
おはようございます。
海中の景色は潜らないとみられませんから
潜れない私には興味津々です。
海の近くで育ったのですがあまり泳げないし、
潜るなんて・・・平泳ぎと犬掻きだけです。
随分損をした思いです。
海中は神秘の世界ですね。
見たこともない魚がいて、地味だったりカラフルだったり、
メガネウオはグロテスクですが愛嬌があり、ヤガラの群れは
糸のような浮遊物に見えました。でも美しい。
山に空に海中にと、きっとみなさん羨ましいと思います。
今だにFUJIKAWAさんにたどり着くまで大変です。
投稿: ぴえろ | 2020年12月26日 (土) 10時44分
ぴえろさん、こんにちは!
私はもう30年くらいダイビングを続けていますが、ダイビングは潜る度に新しい発見があり楽しくて止められません。
現在のダイビングは、基本、耳抜きが出来れば誰でも始められます。
BCジャケットという便利な機材が発明されましたからね。
病気になって止めてしまいましたが、女房も泳げなくて始めたのですよ。
2人の共通の趣味だったのですが・・・。
現在のダイビングは、歳をとってからでも始められますから、ネットでダイビングショップを検索してみてください。
潜ると、世界が変わりますよ。
投稿: FUJIKAZE | 2020年12月26日 (土) 12時36分