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2021年5月29日 (土)

春真っ盛りの大瀬崎(1本目)

みなさん、こんにちは!
横浜は雨ばかりです。
たしか、関東はまだ梅雨入りしてないはずなんですがねぇ・・・。
どうなってるんだろう?

さて、前回は14日に大札山にシロヤシオを見に登ったお話で更新しましたが、実はその前日の13日に大瀬崎で潜っていました。
順番が逆になってしまいましたが、その大瀬崎でのお話です。

当日は生憎の雨、勿論早起きして機材とカメラを愛車に積み込み6時頃に自宅発、大瀬崎へ向かいました。
私はどちらかと言えば雨男。
ハッピーのパパさんは晴れ男なんだろうな。
翌日一緒に登った大札山は好い天気でしたからね。
何時ものように8時にショップの駐車場に愛車を止め、ショップへ入ってガイドさんと打ち合わせ。
天候も悪いので、2本共に湾内で潜る事になりました。
Photo_20210529141001
1本目は、湾内の西側から入って沖のアカオビハナダイのコロニーを目指すことに。
高性能な水中ライトを買ったので、動画を撮りたいという私のリクエストです。
8時51分、ガイドさんに続いて潜水開始、潜ってみると・・・視界は上下水平約8mといったところ。
水温は16℃で、ワンピースの5mmウエットスーツでも快適です。
水深を下げて行くと・・・あれ、前方を行くガイドさんに並行して大ヒラメが泳いでいる・・・。
2_20210529141001
デカいなぁ・・・優に体長1mはあります。
ガイドさんも気付いて着底したところ、ヒラメも着底。
3_20210529141001
うん!これはデカい。
美味そうだなぁ・・・って、思いながら撮影。
4_20210529141001
ヒラメは肉食魚、よく見ると凶暴な顔つきですよ。
水深17mくらいでガイドさんが立ち止まり、海底のアラメを掻き分けると・・・根っこにオオウミウマが絡みついていました。
Photo_20210529141101
可愛いなぁ・・・。
Photo_20210529141102
ライトを当てると向こうを向くので、良いタイミングで数カット撮影。
水深19mまで降りると視界は10mくらい見えてきました。
ガイドさんが指さすウミトサカの根っこを見ると・・・あぁ、小さなクマドリイザリウオ(クマドリカエルアンコウ)がこちらを睨んでいます。
Photo_20210529141103
ググッと近寄って、アップで撮影。
Photo_20210529141104
あれっ、クマドリかと思ったら、普通種の白い個体で体表に茶色い苔が生えていることが分かりました。
Photo_20210529141105
まぁ、それでも十分可愛いからね。
数カット撮って移動、ついにコロニーへ到着です。
ここまで潜水開始から約20分、水深は20mです。
Photo_20210529141201
あぁ、居る居る・・・ピンク色の個体はすべてアカオビハナダイの雌、オレンジ色の個体はキンギョハナダイです。
Photo_20210529141202
殆ど雌ですね。
あぁ、雄が居た!
ボディの中央に赤い帯が入っている個体が雄ですよ。
Photo_20210529141203
ある程度ストロボで撮影を行って、水中ライトにチェンジして動画の撮影です。
(動画は最後に貼るので見て下さいね。)
Photo_20210529141204
この雄は、雌をたくさん従えて羨ましいなぁ・・・。
Photo_20210529141501
このポイントでは、約10分間粘って撮影しました。
Photo_20210529141502
この後は、水深5mまで一気に戻り、安全停止を兼ねて、ホンダワラの森でワイド撮影です。
Photo_20210529141503
春ですから、湾内の浅瀬では海藻であるホンダワラがすくすく育ち、まるで森のようです。
ホンダワラの長さは約5m、先端は海面まで達していて、この中に、ネンブツダイや、
Photo_20210529141504
キンセニシモチの様な小さな魚が群れを作っているんですよ。
Photo_20210529141505
もうちょっと水が綺麗ならば絵になるんですが・・・
Photo_20210529141601
まぁ、満足です。
Photo_20210529141602
これで終了、9時50分、浮上しました。
59分間のダイビング、けっこう面白かったですよ。
では、コロニーで撮った動画をご覧下さい。

イマイチ暗かったかな?
次回は、ライトをもう一本増やすことにします。
続きは近いうちに。
では!

 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
 
ダイビングの趣味をお持ちなのですね~
何本かダイビング記事を拝見しましたが、楽しそうなご様子が
伝わってきます! 今回も楽しそう。新しい照明でお魚さんたちも
綺麗によく見えますね。
1mを超える大きなヒラメにはびっくりでした。ヒラメってそんなに
大きくなる魚なのですね。アップの口元からは鋭い歯が…
オオウミウマはタツノオトシゴの仲間なんですね。綺麗な色にうっとり。
ホンダワラの森にも感動しました。
この場所は、相模湾内ということになるのでしょうか?
すてきなスポットがあるのですね。

ポージィさん、こんばんは!
海の中も素敵でしょう?
ヒラメは大瀬崎にはけっこういますよ。
大瀬崎は神様の領域でダイバーは獲らないし、今は釣りも禁止なので大きくなります。
タツノオトシゴ系もこれから多くなってきます。
ホンダワラの森は、秋前には枯れるんですよ。
不思議でしょう。

大瀬崎はね。
静岡県沼津市なんですよ。
だから駿河湾です。
ダイビングのメッカなんですよ。
因みに、私は静岡に家があって横浜に単身赴任して、羽田で仕事をしています。
ハッピーのパパさんは、同じ市内にお住まいなんですよ。
よろしく!

キンギョハナダイって
本当、金魚に似てますね。
多分もっと大きいのだろうけど
親近感あります。

ダイビングの世界。
何時ものことながら超素晴らしい。
鳥の世界と同じで「今日はどんな魚が居るのかな?」の興味が尽きませんね。
それに対象となる魚が多く、鳥の様に空振りが無いことも魅力ですね。
海の中はまさに別世界。
ダイビングに熱中される「FUJIKAZE」さんの気持ちがよく分かります。
体長1mもの大ヒラメ、近くで見れば凄い迫力でしょうね。
これからも楽しみに拝見させていただきます。

おはようございます いや私は晴れ男なんかじゃないですよ 天候不安な時はいかないだけですから ところで金魚ハナダイの動画 面白いですね 水族館で見てるような気になりましたよ。

hiroroさん、おはようございます!
キンギョハナダイは、大瀬崎で一番多いハナダイです。
体長は10cmくらいですよ。
雄は一回り大きいです。
ハナダイ系は、生まれた時は皆雌で、強い個体が雄に性転換するんですよ。
面白い魚です。

country walkerさん、おはようございます!
素晴らしいですか?
ありがとうございます。
「今日はどんな魚が居るのかな?」はい、そのとおりです。
毎回、ドキドキしてますよ。

確かに鳥撮りに比べたら空振りは少ないとは思いますが、ダテハゼやカサゴ、つまりカラスやスズメしか見つけられない日もあります。

大ヒラメはけっこう見かけますよ。
大瀬崎のレジャーダイバーは魚を獲らないし、最近は魚釣りも閉め出しているので、ヒラメは大きくなるばかりです。

ハッピーのパパさん、おはようございます!
いえいえ、パパさんは晴れ男ですよ。
これまで一緒に登って大雨に遭ったことなんてないじゃあないですか。
私は一人で行くと、けっこう雨に降られてますよ。

動画は面白いです。
もっとも、高性能な水中ライトが必須ですがね。
今回1本買いましたが、もう1本買うことにしました。
次回が楽しみです。

こんにちは。
シロヤシオをご覧になる前日に〜?
体力十分おありですね!
動画は素敵ですね!
本当に水族館で観ているようでした!

こんにちは!
はい、遊びですから元気も出ますよ。
動画、水族館みたいですか。
いえいえ、あのポイントは正に竜宮城でしたよ。

こんばんは♪

今回もまた魅惑の海底世界をありがとうございます。
慣れているFUJIKAZEさんクラスの場合、どのくらい離れた位置から
擬態化したヒラメを認識することが出来るのでしょうか?
素人の場合、ヒラメの思惑どおりに気付けないままだったりするのでしょうか?
何気に気になります。

billさん、こんばんは!
私?ハッキリ言いますと、殆ど見破ることは出来ません。
ガイドさんに指さされても、分からなくて、あれっ?ってことはよくありますよ。
それほど擬態は巧みです。
彼らも命がかかってますからね。
一度、砂地に手を付いたら大ヒラメの上で、ヒラメが驚いて猛スピードで逃げ出し、私は何が何やら分からずに、一瞬パニクったこともあります。
ヒラメでしたから笑い話ですが、これがもしもアカエイだったらと思うとゾッとしました。
命に関わりますからね。
次回、ヒラメの幼魚を貼ります。
静止画と動画です。
擬態の巧妙さが良く分かりますよ。
見て下さいね。

良いですね・・・
海の中の珍しい光景に超感動しました。
俺は海に潜ったことはありませんが、義弟が趣味で
日本海でもぐったりしているようです。

でんでん大将さん、こんばんは!
ありがとうございます。
海の中はとても神秘的です。
そうして本当に美しいですよ。
私の腕で伝えられるのはこの程度ですが、本当はもっともっと美しいです。
写真ではとても表現しきれません。

私は日本海側はまだ潜ったきとはありません。
リタイアしたら、佐渡島で潜ってみたいなって思っています。


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