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2021年7月 2日 (金)

ダイビングは動画も楽しいな!(2本目)

みなさん、こんばんは!
前回の続きです。
忙しくて、更新が今日になってしまいました。

約1時間休憩して、さて、2本目は?
1_20210702215501
ガイドさんが、「タコノマクラに棲んでいるミジンベニハゼが巣穴から出たり入ったりして動画にピッタリですよ」って言うので、それを撮りに行くことに。
機材をセットして、ガイドさんに続き、11時22分、潜水開始です。
2_20210702215601
時折、雲間から太陽が覗くからか、水中は少し明るくなった・・・様な気がします。
3_20210702215601
ガイドさんの後を、どんどん水深をとって行きました。
トゲカナガシラが私達に驚いて眼下を泳ぎ去ります。
眼下?はい、ダイビングって空を飛んでいる気分なんですよ。
4_20210702215601
これも動画で撮っておけば良かったかなって思いながら、立ち止まらず前進。
約11分で、水深24mのポイントに到着しました。
ガイドさんがお目当てのタコノマクラを探している間に、私は他の被写体を探していると、傍にミノカサゴがいます。
これでも撮ってようかなって思っていたら・・・大きなホウボウが現れました。
5_20210702215701
おぉ、こっちの方が絵になるな。
数カット撮って動画に切り替えました。

先ほどのトゲカナガシラとの違いって判りますか?
撮っていると、ガイドさんから見つけたって合図が。
行ってみると、なるほど、タコノマクラに小さな穴が空いていて、中にミジンベニハゼが顔を覗かせていました。
6_20210702215701
よし!って、動画で撮ろうとカメラを切り替えたのですが・・・あれっ?ちっとも出てきてくれません。
13分間もじっと粘りましたが結局出て来てくれず。
これ以上は無減圧潜水の限界を超えそうだったので、諦めて浅場へ移動です。
水深15mまで戻って来ると巣穴から顔を覗かせたハナアナゴが可愛いかったのでパチリ。
7_20210702215701
水深7mまで戻ったところで、ガイドさんが小さめな黄色いイザリウオ(カエルアンコウ)を見つけてくれました。
8_20210702215701
ワカメ?なのかな。
海藻の切れ端に隠れるようにじっとしています。
9_20210702215801
特に特徴はない普通種ですが、観察しているとけっこう動いているので、動画で撮ってみることにしました。

アクビをしているのが可愛いでしょう?
次は最後の方で頭のエスカ(疑似餌)を盛んに振っています。

エスカを振っていることは、カメラのモニターで見ていると気がつかなかったんですよねぇ・・・。
もう少し粘ったら、捕食シーンが撮れたのかも知れません。
残念!
最後は、水深5mまで戻って安全停止です。
すると、目の前の岩に穿った巣穴から、コケギンポが顔を覗かせています。
10_20210702215801
可愛いのでこれも撮影。
11_20210702215801
ついでに動画でも。

コケギンポを撮っているつもりだったのに、巣穴の横をヤドカリが歩いているのが気になって、どっちつかずの絵になってしまいました。
さて上がろうかなって思っていたら、コケギンポの巣穴の近くにミナミギンポの巣穴があることに気付きました。
12_20210702215801
この魚も巣穴に隠れたり顔を出したりで、絵になりそうなので、動画で撮影です。

これで終了、12時14分浮上しました。
52分間のちょっと物足りないダイビングでした。
まぁ、それでも楽しめた方ですがね。
ここ最近、被写体に恵まれていたので、私は少し贅沢になったのかも知れません。
うん、動画は楽しい!
水中ライトを増設して良かったなって思えた一日でした。
では!

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
大雨の影響は大丈夫でしたか?

動画、楽しめましたよ!
イザリウオのネーミングも頷けました。
あの疑似餌で何を捕食するのかしら?
結構、お顔が怖い?
すみません。

こんにちは
 
昨日からの大雨では、このポイントの辺りも相当ひどい降りだったでしょうね。
FUJIKAZEさんのお宅のある辺りは大丈夫だったでしょうか。
 
今回も海の生き物たちとその動画、楽しませていただきました。
トゲカナガシラとホウボウの違いは色くらいしか分かりませんが、
ホウボウのヒレの付け根の指みたいなものが気になりました。あれは何!?
いちばんの?目的だったミジンベニハゼはじっと中からうかがって出てきて
くれませんでしたね。休息中だったかな。
イザリウオの疑似餌は、最初分かりませんでした。
すごく細いものでヒラヒラさせるのですね~
この子が獲物をパクリ!とすると、イメージが変わりそうです。
クリオネのように。

こんばんは♪

やぁ、これまた素晴らしいですね!
動きのあるモノは、やはり動画の魅力度がグッと上がりますね。
ボクは基本的に風景メインですが、雲や滝、鉄道等々
工夫次第で動画での可能性が広がるなぁと思います。
いずれ、捕食などの貴重なシーンのアップを楽しみにしています。

マコママさん、こんばんは!
イザリウオはあんな動きなので、イザリウオと名付けられたという説と、
エスカを振って漁を行うので、漁り魚からイザリウオになったという説があります。
もっとも、昨今の言葉狩りで躄は差別表現だとなり、カエルアンコウなんていう名に無理矢理変わりました。
言葉狩りは怖いですよ。
このままではアホウドリも名前を変えられてしまうかも知れません。

イザリウオがエスカを振るのは、小魚や小エビを引き寄せるためです。
囮ですよ。
賢いですね。

ポージィさん、こんばんは!
西伊豆の沼津に大雨が降ると、狩野川から土砂の混じった水が大量に海へ流れ込みます。
約2日後に大瀬崎の水が濁るんですよ。

ホウボウの足のようなものは胸鰭が太く変化したものです。
あのミジンベニハゼは、翌日にはまた頻繁に出てきたそうです。
イザリウオは、あのエスカという疑似餌を振って、餌だと思い近寄って来た小魚や小エビを一瞬で食べてしまいます。
そのシーンを撮りたかったのですが、私の腕もまだまだです。

billさん、こんばんは!
私は生物中心なので、今後は野鳥も動画で撮ってみたいと思っています。
これまでは動きを切り撮るって思って、動画なんてって馬鹿にしていたのですが、
動画も撮ってみると楽しいですね。
捕食シーンは何とか撮ってみたいと思ってますが、私の腕ではまだまだです。

面白いですねー やっぱ写真よりも動画の方が良いのかな 撮る相手にもよるとは思いますが。

いやぁ~
何時見ても素晴らしい海底の世界です。
まさに別世界ですね。
そして動画が好いですね~
フツウの写真とはまた違った魅力があります。
新兵器として購入された水中ライトの増設も良かったようで・・・
鳥運ならぬ魚運も好調と良いことづくめですね。

ハッピーのパパさん、こんばんは!
私的には、写真はその時の瞬間を切り撮るってイメージがあって、ダラダラとした動画は馬鹿にしてましたよ。
でも、生物の生態を伝えるのはもってこいだということが分かりました。
これからも、動きのある被写体は出来るだけ動画を撮ることにしますよ。

country walker さん、こんばんは!
撮影機材が充実すると楽しいですね。
これで動画という選択肢が増えました。
動画の楽しさは、生物の生態を皆さんに伝えやすいことでしょうか。
そのうち、山でも動画で野鳥を撮ってみたいと思っています。
country walkerさんも、動画で野鳥の声付きってのはいかがですか?

写真だけじゃ判らない
生態が動画だとよくわかりますね。
ホウボウが海底を這っている様子なんて、
泳ぐのじゃなくまるで足を使って歩く・・・みたいに見えます。
鰭の前にこんなものが着いてるなんて、動画じゃなきゃわからなかったです。

hiroroさん、こんばんは!
はい、魚の生態を紹介するには、やっぱり動画ですね。
私は、ホウボウやカナガシラが海底を歩くのは当たり前って思って漠然と見ていますが、魚は水族館でしか見た事が無い様な方には、驚きなんだlって分かりました。
これからも動画を載せて行きますよ。

ホウボウの胸鰭の前にある足のようなものは、胸鰭の一部が変化した物だそうです。

FUJIKAZEさま
海中に一時間 機材背負っての滞在 凄いの一言です。
山野草と異なり海の生き物は動き回るので面白い。
それにしてもそれぞれの名前よくご存じですねェ~

輝ジィ~ジさん、こんばんは!
海の中の方が山を歩くよりも疲れませんよ。
空中にプカプカ浮いている気分です。
生物の名前は、輝ジィ~ジさんが草花の名前をご存じなのと同じですよ。
興味があると、すぐに憶えてしまいます。

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