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2021年7月26日 (月)

最高に楽しい!初夏の大瀬崎(2本目)

みなさん、こんにちは!
毎日、蒸し暑いですねぇ・・・。
私、今日は休み、横浜でゴロゴロしています。
朝からオリンピックのテレビ中継を点けっぱなしですよ。

さて、前回の続きです。
約1時間休憩して、2本目を開始。
Photo_20210726133701
ガイドさんの「何か見たいものがありますか」との問いに、これも以前ショップのHPで見たモジャモジャのイザリウオ(カエルアンコウ)を撮りたいとリクエスト。
ならばと、湾内の神社寄りのポイントで潜る事になりました。
10時42分、ガイドさんに続いて潜水開始です。
潜ってみると・・・外海の透明度には劣りますが、湾内も上下水平10mは見えています。
Photo_20210726133702
モジャモジャのイザリウオが居る場所は浅いとのことで、先ずはちょっと深場へ行ってみることに。
水深21mに到着。
先月撮った、アカオビハナダイのコロニー付近です。
被写体を探していると・・・おぉ、大きなハナミノカサゴを発見。
体長20cmはありそうです。
Photo_20210726133703
南の海のミノカサゴで、大瀬崎でもたまに見かけますが、こんなに大きな個体は久しぶり。
これも温暖化の影響ですかねぇ・・・。
ハナミノカサゴを撮っているとコロニー辺りでガイドさんが呼んでいます。
行ってみると、・・・白いイザリウオが小山のようになった岩の上にちょこんと座っていました。
Photo_20210726133704
あっ、この仔は先月、少し離れた魚礁に居た仔だ。
ハナダイを食べるために移動して来たんだな。
Photo_20210726133801
こうしてまじまじと見ると、ちょっと不気味な顔をしているのかな。
Photo_20210726133802
数枚撮って、動画撮影を開始しました。
見て下さい、大きなアクビがとても可愛いですよ。

ジックリ撮って移動。
次はオオウミウマです。
この仔も先月と同じロープですが、場所を少し移動した様です。
7_20210726133801
私と再会できて嬉しい?のか、今回はけっこう動いています。
8_20210726133801
それならばと、動画で撮ってみました。

まぁ、それなりに可愛いでしょう?
この水深に到着してから既に17分経過、1本目も水深22mに20分間滞在したので、そろそろ限界です。
浅場へ向けて移動を開始しました。
水深12mまで戻って来て、ガイドさんがモジャモジャイザリウオを探し始めました。
9_20210726133901
すると、すぐに発見。
その子は枯れて倒れたホンダワラの上に座っていました。
10_20210726133901
おぉ、全身から皮弁が出ていて、見事に毛むくじゃらです。
11_20210726133901
ガイドさんの話では、この皮弁が多いイザリウオは南方系で、インドネシアやフィリピンの魚だろうとのこと。
幼魚の時に黒潮に乗ってしまい、大瀬崎に流れ着いたんでしょうね。
12_20210726134001
頭のエスカ(疑似餌)を振って可愛いこと。
もちろん、動画で撮りました。

ねっ、可愛いでしょう。
小魚が近寄って来ると、盛んにエスカを振ります。

これは捕食シーンがとれるかな?
期待して粘りましたが、これは駄目でした。
でも、この魚が撮れただけで、満足です。
さぁ、上がりましょうと浅場へ移動。
水深5mで、安全停止です。
すると、私達に大きなクロダイが寄って来ました。
13_20210726134001
おそらく、誰かが餌付けしているのでしょう。
ダイバーを見ると、餌をくれると思って近寄って来るのです。
駄目だなぁ・・・って思いながらも、自分も昔、魚肉ソーセージを持って潜って同じ事をやっていたなぁって、反省。
もちろん、動画で撮ってみました。

まぁ、これはこれで可愛いものです。
さて、上がろうかと思っていると、カゴカキダイの群れが近寄って来ました。
14_20210726134001
この魚は、西伊豆ではポピュラーな魚ですが、群れになると絵になりますね。
さっそく動画で撮影です。

掌サイズの小さな魚ですが、泳ぎはそれなりに速いです。
追い付いて撮るのは大変なんですよ。
これで終了、11時43分、浮上しました。
15_20210726134001
61分間の楽しいダイビングでしたよ。
1本目、2本目共に久しぶりに撮りたかった魚を全て撮ることが出来、大満足なダイビングでした。
大瀬崎の湾内は翌17日から8月22日までの間、海水浴場となります。
勿論ダイビングは可能ですが、機材を安心して干せないので、この間、私は夏眠です。
次のダイビングは8月下旬ですね。
あぁ、そう言えばショップにタレントの箭内夢菜さんが来ていました。
ダイビングの講習を受けてましたよ。
何でも「世界の果てまでイッテQ!」で潜るんだとか。
(写真?撮りませんよ。私、ミーハーじゃないんです。)
可愛い子だったな。
では!

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
沢山のお魚さんたちに出会えて良かったですね!
白いイザリウオの顔はちと?怖い!
モジャモジャは本当にモジャモジャですね!
動画、全部見きれずごめんなさいm(_ _;)m

こんにちは
 
今回も珍しい魚をたくさん見せていただきありがとうございます。
1本目の時のツバメウオに続いて、ハナミノカサゴにもじゃもじゃのイザリウオも
南方系なのですね。何かの拍子に北の方へ来てしまっても、駿河湾近海は
わりあい暖かなのかしら。
もじゃもじゃさんは、ほんともじゃもじゃで、どこに目があるやら
よーく見ないと分かりませんね。でも、その「目」の雰囲気は、
白いイザリウオとそっくり。体表面はこんなに違っても、やはり仲間なんだなと
分かります。

マコママさん、こんばんは!
イザリウオは肉食魚ですから。
あんな顔なんですよ。
でも、モジャモジャだと愛嬌があるでしょう。
とても同じ種の魚だとは思えません。
時間があるときで結構ですから、動画を見て下さい。
面白いですよ。

ポージィさん、こんばんは!
はい、駿河湾には黒潮の支流が流れ込むので暖かいのですよ。
だから、静岡の清水は冬でも暖かく、雪が全く降らないのです。
白いイザリウオもモジャモジャも同じ種のイザリウオです。
ただ、環境の違いで姿が異なるんですよ。
不思議ですね。
動作がノロノロの様に見えますが、あれでも海のハンターなんですよ。
いつかは捕食シーンを撮りたいなって思っています。

モジャモジャイザリウオ、名前を聞くのも写真を見るのも全く初めて。
その名前通りのモジャモジャですね。
海の中随分変わった魚や生き物たちがいるのですね。
空を飛ぶ鳥の数倍もの魚たち。
しかし神秘的ですね~ 海の中は。
ダイビングに熱中する「FUJIKAZE」さんの気持ちがよくわかります。
目的としていた撮りたかった魚を全て撮ることが出来たとは・・・
言うことなしの大満足のダイビングでしたね。

こんばんは♪

今回も素晴らしい海中世界のご紹介、ありがとうございます。
グロテスクなイザリウオも、動画だと若干可愛い感じがします^^;
FUJIKAZEさんのダイビングにも夏休があるんですね。
次回作も楽しみしています!

箭内夢菜ちゃんがショップにいらっしゃてたんですね。
地元福島県の出身なので、ファンとかの枠を超えて応援しています。

country walkerさん、こんばんは!
白もモジャモジャも同種なのに不思議ですね。
誰が見ても別種に見えます。
一方は体中から皮弁が生えているんですから。
そう思うと本当に神秘的ですよ。
神様は何を思ってこんな魚を創造したんだろうってね。
そう思うと、野鳥も不思議です。
カワセミのあの美しい羽の配色やアカショウビンの燃えるような赤い嘴・・・。
創造した神様は芸術家なのかも知れませんね。

billさん、こんばんは!
はい、浜に海の家があるうちは、けっこう悪ガキなんかが来ていて、安心して機材を干せません。
マスクやシュノーケル、ブーツに足ヒレ等、ダイビング器材はそれなりに高価ですから。
だから、海水浴場の期間、私のダイビングはお休みですよ。

箭内夢菜さんは、私の目の前で講習を受けていましたよ。
女性のマネージャーさんとカメラマン?が付いていました。
ちょうど私は1本目と2本目の休憩時間だったので、私は1時間ほどじっとその講習を見ていましたよ。
テレビで視るままの可愛い子だったなぁ・・・羨ましい?

モジャモジャイザリウオがエスカを振ってる様子は
新体操のリボンの演技みたいですね。
エサの取り方は千差万別。
それにしてもFUJIKAZEさんは
前回?発見した個体と同じと判別できるなんて
さすがここの常連さん。
ガイドさんとのコミュニケーションもバッチリですね。

hiroroさん、こんばんは!
エスカを振っている様は、新体操のリボンの演技みたいに見える?
なるほど、そう言われたらそう見えますね。
でも、エスカは疑似餌で、振って生きている虫?に見せかけて、近寄ってくる小魚をパクリとやるんですよ。
漁をする魚なんです。

魚は、ブログにすれば1ページで終わりますが、実際はなかなか見つかるものではないのです。
白いイザリウオなんて、今のところダイビングポイントで確認されているのはこの1尾だけですから、同じ個体って分かります。
そんなものですよ。

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