ガッカリだった大瀬崎(2本目)
みなさん、こんばんは!
前回の続きです。
2本目は、11時06分に潜水開始。
湾内でもショップから少し北側へ離れた半島の付け根からエントリーです。
潜ってみると・・・相変わらず濁りは酷く、上下水平5mくらいしか見えません。
ガイドさんに続いて水深をとって行きます。
見たい魚は、水深15mくらいに入れられた魚礁にナンヨウハギが付いているとのことで、それがメインです。
先ずは少し深場まで行ってみることに。
水深20mに到着。
ガイドさんが指さす先を見ると・・・あまり綺麗ではないイソバナにオオウミウマが付いています。
あぁ、この仔は7月に見た個体です。
まだ御達者なようで何より。
以前は海底のロープに付いていたのですが、ここへ移動したようですね。
そこから8mくらい東へ移動すると、海底からヤギが何本か生えています。
そのヤギにライトを当ててよく観察してみると、ガラスハゼが付いていました。
チョコマカとすばしっこく動き回る個体を何とか数カット撮影。
ヤギのポリプが全開で、まるでお花畑の中にガラスハゼが居る様でしょう?
このすぐ横のムチカラマツを見ると、ここにはビシャモンエビが付いてました。
マクロならば、こんな濁った海でもそこそこ楽しめますね。
さて、お目当ての魚礁に向けて移動です。
4年前に入れられたコンクリートブロックを積み重ねた魚礁が、4年の歳月で海藻や苔が生えて良い感じになっています。
このてっぺん水深10mくらいの所に、東海大学の学生が研究のためにミドリイシを移植しているのです。
このミドリイシに最近ナンヨウハギが1尾棲み着いているのだそうな。
これを見てみたいのです。
ナンヨウハギって、南の海の魚です。
石垣島ならば何処にでもいますが、西伊豆では非常にレアなんですよ。
5分くらい泳いで魚礁に到着。
てっぺんへ登って見てみると・・・おぉ、ミドリイシはけっこう良い感じで付いています。
元気そうで、小さな珊瑚礁って感じかな。
キンギョハナダイなんかが集まっていて賑やかです。
あぁ、ミドリイシって珊瑚なんです。
イシサンゴの仲間で、駿河湾大瀬崎あたりが日本の北限なんです。
で、肝心のナンヨウハギは・・・いました!
まぁ、なんて小さい仔なんでしょう。
きっと、フィリピンか沖縄あたりで産まれて、卵から孵ったばかりで黒潮に乗ってしまい、西伊豆に流れ着いたんでしょうね。
水温は未だ23℃位あるから元気ですが、年明け頃には☆だろうなぁ・・・。
あと撮れたのはクリーナーシュリンプって呼ばれているコモンエビの仲間です。
和名は未だありません。
これで終了、11時58分に浮上しました。
52分間のダイビングでしたが、濁っていたわりには楽しめた方かな。
ミドリイシの所で動画も撮ってみましたので視て下さい。
今月末から、長野-上越旅行です。
GoToは間に合わなかったなぁ・・・残念。
次回は旅行記で更新予定です。
では!
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