秋真っ只中の大瀬崎(2本目)
みなさん、こんにちは!
前回の続き、2本目のダイビングです。
2本目は約1時間休憩してスタートです。
そろそろ準備をしようかな。
ウエットスーツを着け、浜へ降りてビックリ。
また富士山に笠雲が掛かっています。
傍には相変わらずの吊るし雲も浮かんでいます。
おぉ、これは撮らなければ!
ショップへ戻り、カメラを取り出して撮影。
飛行機では撮れない、貴重な1枚を撮ることが出来ました。
さて、2本目は、湾内の一番北側で潜る事に。
なんでも、ニシキフウライウオが出ているとか。
久しぶりに撮りたいな。
ワクワクしながら11時33分、ガイドさんに続いて潜水開始です。
潜ってみると・・・あれっ、透明度が思った以上に悪い。
先端に比べたら、浮遊物が多くて明らかに濁っています。
前後水平約6mと言ったところ。
ガイドさんから離れない様に、2mくらい後ろに付いて深度を取って行きました。
先ずは、6月に行ったアカオビハナダイのコロニーに到着。
水深は約20mです。
あれっ?何だか魚の数が減っている様な・・・。
11月になれば最高に多いはずなんですが・・・。
理由は不明ですが、それでもアカオビハナダイは十分にいるので、動画も撮ってみました。
このアカオビハナダイのコロニーから8mくらい北側にある小さな魚礁にニシキフウライウオが1尾、付いているんだとか。
アカオビハナダイの動画は早々に切り上げ、小さな魚礁へと向かいました。
着くと、ガイドさんが魚礁に付いた小さなイソバナを指さしました。
あぁ、居た居た!
ちょっと黄色味がかった体長5cmくらいの個体です。
もちろん、動画を撮りましたので、見て下さい。
10分間くらい撮って終了、移動しました。
5mくらい移動した所にあるヤギへ行きました。
ここは前回に行ったところ。
ガラスハゼが付いています。
このガラスハゼの卵があるよって、ガイドさんがヤギの先端を指さしました。
良く見てみると、先端にフワフワとしたシロっぽい物が付いています。
これが卵かぁ・・・。
とりあえず1枚撮って、次は横に生えているムチカラマツへ。
あぁ、今日も居ました!
ビシャモンエビです。
何度見ても不思議なエビですよねぇ・・・。
完全にムチカラマツに擬態しています。
ちょっと見では判りませんね。
神様も不思議な生物を創造されたものです。
これで終了、もう30分間もこの水深20mにいるので、これ以上は潜水病の危険があります。
エントリー地点へ向けて水深を上げました。
水深10mに到着。
このまま上がるのかなって思いましたが、ガイドさんが砂地を見つめて、そっと砂の中に手を差し入れました。
すると・・・砂の中からカニが飛び出して、大慌てて逃げて行きます。
あっ!私も瞬間的にシャッターを切ったのですが、それが上の写真です。
被写体が真ん中にありませんが、あえて載せました。
カニはアサヒガニって言います。
以前、石垣島で食べましたが、ミソがとても美味しいカニでしたよ。
アサヒガニは1mくらい離れた砂地へ着地、大急ぎで潜って行きました。
この様子を動画で撮りましたので、短い動画ですが見て下さいね。
これで全て終了、12時22分、浮上しました。
49分間の短めのダイビングでしたが、色々撮れてとても楽しいダイビングでしたよ。
笠雲や吊るし雲まで撮れて、ラッキーな1日でした。
う~ん、これでネタ切れだなぁ・・・。
次回はまた飛行機ネタになりそうです。
では!
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こんにちは。
また、見事な笠雲と吊るし雲ですね。
見たことがないので嬉しく拝見😍
動画が素敵♬一緒に潜って体験させて頂いているような
気分になりましたよ!
色々、珍しいお魚を有り難うございました。
投稿: | 2021年11月23日 (火) 14時07分
こんにちは
この吊るし雲、なんだか宇宙船でも隠れていそうですね。
SFチックな想像をくすぐられます。
そんなこと思いながらダイビングの画像を拝見していたら、
ニシキフウライウオ にびっくりです。なんじゃこりゃ!?
これ、魚なのですか。5㎝位しかないのですね??
不思議な形。しかも泳ぐでもなくゆ~らゆら潮任せ?
こういう生き物の存在すら知りませんでした。
面白いですね。
ビシャモンエビも、最初のお写真ではなかなか見つけられ
ませんでした。見事な擬態。よく見破られましたね~~
こちらはエビなんですね。よーく見ると脚らしきものが見えます。
赤白のハデハデさんのエビもいれば、こんなに目立たないエビも
いるなんて。不思議です。
そして、面白い形のカニさんの素早い潜りっぷりには
感心しながら笑ってしまいましたよ。あれよあれよと砂の中!
今回も楽しく拝見しました。
投稿: ポージィ | 2021年11月23日 (火) 17時28分
名無しさん、こんばんは!
この日は本当にラッキーでした。
笠雲と吊るし雲なんて、年に何回出るかどうかですから。
たまたまダイビングの日と重なり、大瀬崎バックで撮ることが出来ましたよ。
動画も、なかなか良いでしょう。
魚の生態を皆さんに伝えるには動画が一番ですね。
また見て下さい。
投稿: FUJIKAZE | 2021年11月23日 (火) 21時22分
ポージィさん、こんばんは!
この日は久しぶりに大きな吊るし雲を見ました。
この雲、風が強いのに殆ど動かないから、これ自体が何らかの生き物の様に感じます。
ニシクフウライウオは、トゲウオ目ですから、タツノオトシゴの親戚ですよ。
カラーバリエーションは数種類あって、本当は赤の方が綺麗で人気があります。
まぁ、この仔の様に黄色も綺麗ですがね。
そろそろペアでも現れる頃なので期待大です。
ビシャモンエビは体調1cm位です。
こんな生物が居るなんて本当に不思議でしょう。
アサヒガニは、大瀬崎にも居ますが、南洋の方が多いです。
石垣島では居酒屋で出てきますよ。
美味しいです。
連れて帰って鍋に放り込みたい衝動にかられました。
投稿: FUJIKAZE | 2021年11月23日 (火) 21時29分
こんばんは。
名無しはわたくしでした!
失礼お許しくださいませ。
楽しませて頂きありがとう!
投稿: マコママ | 2021年11月23日 (火) 21時41分
神様は本当に変わった生物を創り出したものです。
イソバナ、これでも魚さんですかねぇ。
それにビシャモンエビのスタイル、説明がなければ生き物とは到底思えません。
海底の世界。
神秘的なだけではなく無限の不思議さが同居している感じです。
今回も前回同様、動画が威力を発揮しましたね。
動画と説明文で充分理解出来ましたよ。
しかし素晴らしい世界です。
海の中は・・・
投稿: country walker | 2021年11月24日 (水) 08時44分
伊豆七島の方に軽石が漂流して来てるみたいで
多少その影響受け始めてるのでしょうか。
綺麗な伊豆の海に被害がでないといいですね。
今回の魚たちを見ながら そう思いました。
投稿: hiroro | 2021年11月24日 (水) 09時53分
こんばんは。
やっぱり富士山ですね。刻々変化する笠雲と吊るし雲を捉えられる、善いですねえ。
投稿: 南太郎 | 2021年11月24日 (水) 19時57分
country walkerさん、こんばんは!
イソバナは八方珊瑚ですから、どちらかというと宝石珊瑚の仲間なんです。
もっとも、イソバナで宝石は作れませんがね。
鳥の猛禽類もそうですが、ビシャモンエビも生きて行くのに最適なスタイルをしています。
本当に神様は上手く創造したんだなぁって思いますね。
引き延ばして額に入れ部屋に飾る目的でスチールばかり撮ってましたが、海にあまり触れる機会の無い皆さんに理解していただくには、動画が一番ですね。
これからもスチールに併せて撮って行きますので見てくださいね。
投稿: FUJIKAZE | 2021年11月24日 (水) 22時33分
hiroroさん、こんばんは!
軽石ですか?
幸い、まだ伊豆半島には影響有りませんよ。
駿河湾にはまだ黒潮が入ってませんから。
まぁ、影響があっても仕方ありませんよ。
富士山一つ分の軽石が海底から吹き出したんですから。
消えて無くなるには何年かかることやらです。
昨日、今日、明日の西からの強風で、かなり広範囲に拡散したとは思いますが・・・。
投稿: FUJIKAZE | 2021年11月24日 (水) 22時39分
南太郎さん、こんばんは!
はい、私はこの富士山に惚れて静岡永住を決めたんですから。
富士山は世界一美しい山ですね。
今回、ダイビング目的でしたから、富士山が移ろいゆく姿を追うことはしませんでしたが、幸い、一番良い?状態を撮ることが出来ましたよ。
ラッキーでした。
投稿: FUJIKAZE | 2021年11月24日 (水) 22時42分
海の中って本当に変わった生物がいるんですね ニシキフライウオは過去にも見せて貰ってますが ビシャモンエビなんてこれでもエビなんですか見れば見るほど????ですよ 処で富士山の傘雲 私はこれを夕方見てたんですよね 日が完全に暮れても無くならず 翌日は晴れ晴れ 変わった傘雲でしたね。
投稿: ハッピーのパパ | 2021年11月25日 (木) 08時02分
ハッピーのパパさん、こんばんは!
ビシャモンエビは不思議なエビです。
捕食されないために、ああいう形に進化して生き残ったんでしょうね。
ムチカラマツにしか付いていません。
一見すれば、ムチカラマツの一部にしか見えません。
進化って面白いなぁって思いますよ。
富士山の笠雲は天気が崩れる前兆と言いますが、ダイビングを終えた頃、雲が多くなって今にも降り出しそうになったんですよ。
結局降りませんでしたがね。
翌日も好い天気でしたね。
言い伝えは、半分当たっていたように思います。
投稿: FUJIKAZE | 2021年11月25日 (木) 21時08分
こんばんは♪
それにしても皆さん、本当によく擬態化してますね!
こうなるとまた探し甲斐もあるってモンでしょうか。
ガラスハゼの卵は何だか庭の池とかにいるサカマキガイの
卵に似た印象を受けます。
こちらは手に負えないんですよね…
投稿: bill | 2021年11月25日 (木) 21時22分
billさん、おはようございます!
擬態した魚や甲殻類は、大した物だと思います。
何万年もかけてあの姿になったんでしょうね。
そうして生き残った・・・ロマンですよ。
サカマキガイって知りませんでした。
さっそくウィキで調べましたが、なるほど、そういえば何処ででも見るような・・・。
こんな卵なんですねぇ・・・。
何か有効な利用価値が発明されると良いですねぇ。
投稿: FUJIKAZE | 2021年11月28日 (日) 10時13分