無料ブログはココログ

« 秋真っ只中の大瀬崎(1本目) | トップページ | ひき潮 »

2021年11月23日 (火)

秋真っ只中の大瀬崎(2本目)

みなさん、こんにちは!
前回の続き、2本目のダイビングです。

2本目は約1時間休憩してスタートです。
そろそろ準備をしようかな。
ウエットスーツを着け、浜へ降りてビックリ。
また富士山に笠雲が掛かっています。
傍には相変わらずの吊るし雲も浮かんでいます。
1_20211123125701
おぉ、これは撮らなければ!
2_20211123125701
ショップへ戻り、カメラを取り出して撮影。
3_20211123125701
飛行機では撮れない、貴重な1枚を撮ることが出来ました。
さて、2本目は、湾内の一番北側で潜る事に。
4_20211123125701
なんでも、ニシキフウライウオが出ているとか。
久しぶりに撮りたいな。
ワクワクしながら11時33分、ガイドさんに続いて潜水開始です。
潜ってみると・・・あれっ、透明度が思った以上に悪い。
5_20211123125801
先端に比べたら、浮遊物が多くて明らかに濁っています。
前後水平約6mと言ったところ。
ガイドさんから離れない様に、2mくらい後ろに付いて深度を取って行きました。
6_20211123125801
先ずは、6月に行ったアカオビハナダイのコロニーに到着。
水深は約20mです。
あれっ?何だか魚の数が減っている様な・・・。
7_20211123125801
11月になれば最高に多いはずなんですが・・・。
理由は不明ですが、それでもアカオビハナダイは十分にいるので、動画も撮ってみました。

このアカオビハナダイのコロニーから8mくらい北側にある小さな魚礁にニシキフウライウオが1尾、付いているんだとか。
アカオビハナダイの動画は早々に切り上げ、小さな魚礁へと向かいました。
着くと、ガイドさんが魚礁に付いた小さなイソバナを指さしました。
8_20211123125801
あぁ、居た居た!
ちょっと黄色味がかった体長5cmくらいの個体です。
9_20211123125801
もちろん、動画を撮りましたので、見て下さい。

10分間くらい撮って終了、移動しました。
5mくらい移動した所にあるヤギへ行きました。
ここは前回に行ったところ。
ガラスハゼが付いています。
10_20211123125901
このガラスハゼの卵があるよって、ガイドさんがヤギの先端を指さしました。
良く見てみると、先端にフワフワとしたシロっぽい物が付いています。
11_20211123125901
これが卵かぁ・・・。
とりあえず1枚撮って、次は横に生えているムチカラマツへ。
あぁ、今日も居ました!
ビシャモンエビです。
12_20211123125901
何度見ても不思議なエビですよねぇ・・・。
13_20211123125901
完全にムチカラマツに擬態しています。
ちょっと見では判りませんね。
神様も不思議な生物を創造されたものです。
これで終了、もう30分間もこの水深20mにいるので、これ以上は潜水病の危険があります。
エントリー地点へ向けて水深を上げました。
水深10mに到着。
このまま上がるのかなって思いましたが、ガイドさんが砂地を見つめて、そっと砂の中に手を差し入れました。
すると・・・砂の中からカニが飛び出して、大慌てて逃げて行きます。
14_20211123125901
あっ!私も瞬間的にシャッターを切ったのですが、それが上の写真です。
被写体が真ん中にありませんが、あえて載せました。
カニはアサヒガニって言います。
以前、石垣島で食べましたが、ミソがとても美味しいカニでしたよ。
アサヒガニは1mくらい離れた砂地へ着地、大急ぎで潜って行きました。
この様子を動画で撮りましたので、短い動画ですが見て下さいね。

これで全て終了、12時22分、浮上しました。
15_20211123130001
49分間の短めのダイビングでしたが、色々撮れてとても楽しいダイビングでしたよ。
笠雲や吊るし雲まで撮れて、ラッキーな1日でした。
う~ん、これでネタ切れだなぁ・・・。
次回はまた飛行機ネタになりそうです。
では!

« 秋真っ只中の大瀬崎(1本目) | トップページ | ひき潮 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
また、見事な笠雲と吊るし雲ですね。
見たことがないので嬉しく拝見😍

動画が素敵♬一緒に潜って体験させて頂いているような
気分になりましたよ!
色々、珍しいお魚を有り難うございました。

こんにちは
 
この吊るし雲、なんだか宇宙船でも隠れていそうですね。
SFチックな想像をくすぐられます。
そんなこと思いながらダイビングの画像を拝見していたら、
ニシキフウライウオ にびっくりです。なんじゃこりゃ!?
これ、魚なのですか。5㎝位しかないのですね??
不思議な形。しかも泳ぐでもなくゆ~らゆら潮任せ?
こういう生き物の存在すら知りませんでした。
面白いですね。
ビシャモンエビも、最初のお写真ではなかなか見つけられ
ませんでした。見事な擬態。よく見破られましたね~~
こちらはエビなんですね。よーく見ると脚らしきものが見えます。
赤白のハデハデさんのエビもいれば、こんなに目立たないエビも
いるなんて。不思議です。
そして、面白い形のカニさんの素早い潜りっぷりには
感心しながら笑ってしまいましたよ。あれよあれよと砂の中!
今回も楽しく拝見しました。

名無しさん、こんばんは!
この日は本当にラッキーでした。
笠雲と吊るし雲なんて、年に何回出るかどうかですから。
たまたまダイビングの日と重なり、大瀬崎バックで撮ることが出来ましたよ。

動画も、なかなか良いでしょう。
魚の生態を皆さんに伝えるには動画が一番ですね。
また見て下さい。

ポージィさん、こんばんは!
この日は久しぶりに大きな吊るし雲を見ました。
この雲、風が強いのに殆ど動かないから、これ自体が何らかの生き物の様に感じます。

ニシクフウライウオは、トゲウオ目ですから、タツノオトシゴの親戚ですよ。
カラーバリエーションは数種類あって、本当は赤の方が綺麗で人気があります。
まぁ、この仔の様に黄色も綺麗ですがね。
そろそろペアでも現れる頃なので期待大です。
ビシャモンエビは体調1cm位です。
こんな生物が居るなんて本当に不思議でしょう。
アサヒガニは、大瀬崎にも居ますが、南洋の方が多いです。
石垣島では居酒屋で出てきますよ。
美味しいです。
連れて帰って鍋に放り込みたい衝動にかられました。

こんばんは。
 名無しはわたくしでした!
失礼お許しくださいませ。
楽しませて頂きありがとう!

神様は本当に変わった生物を創り出したものです。
イソバナ、これでも魚さんですかねぇ。
それにビシャモンエビのスタイル、説明がなければ生き物とは到底思えません。
海底の世界。
神秘的なだけではなく無限の不思議さが同居している感じです。
今回も前回同様、動画が威力を発揮しましたね。
動画と説明文で充分理解出来ましたよ。
しかし素晴らしい世界です。
海の中は・・・

伊豆七島の方に軽石が漂流して来てるみたいで
多少その影響受け始めてるのでしょうか。
綺麗な伊豆の海に被害がでないといいですね。
今回の魚たちを見ながら そう思いました。

こんばんは。

 やっぱり富士山ですね。刻々変化する笠雲と吊るし雲を捉えられる、善いですねえ。

country walkerさん、こんばんは!
イソバナは八方珊瑚ですから、どちらかというと宝石珊瑚の仲間なんです。
もっとも、イソバナで宝石は作れませんがね。
鳥の猛禽類もそうですが、ビシャモンエビも生きて行くのに最適なスタイルをしています。
本当に神様は上手く創造したんだなぁって思いますね。
引き延ばして額に入れ部屋に飾る目的でスチールばかり撮ってましたが、海にあまり触れる機会の無い皆さんに理解していただくには、動画が一番ですね。
これからもスチールに併せて撮って行きますので見てくださいね。

hiroroさん、こんばんは!
軽石ですか?
幸い、まだ伊豆半島には影響有りませんよ。
駿河湾にはまだ黒潮が入ってませんから。
まぁ、影響があっても仕方ありませんよ。
富士山一つ分の軽石が海底から吹き出したんですから。
消えて無くなるには何年かかることやらです。
昨日、今日、明日の西からの強風で、かなり広範囲に拡散したとは思いますが・・・。

南太郎さん、こんばんは!
はい、私はこの富士山に惚れて静岡永住を決めたんですから。
富士山は世界一美しい山ですね。

今回、ダイビング目的でしたから、富士山が移ろいゆく姿を追うことはしませんでしたが、幸い、一番良い?状態を撮ることが出来ましたよ。
ラッキーでした。

海の中って本当に変わった生物がいるんですね ニシキフライウオは過去にも見せて貰ってますが ビシャモンエビなんてこれでもエビなんですか見れば見るほど????ですよ 処で富士山の傘雲 私はこれを夕方見てたんですよね 日が完全に暮れても無くならず 翌日は晴れ晴れ 変わった傘雲でしたね。

ハッピーのパパさん、こんばんは!
ビシャモンエビは不思議なエビです。
捕食されないために、ああいう形に進化して生き残ったんでしょうね。
ムチカラマツにしか付いていません。
一見すれば、ムチカラマツの一部にしか見えません。
進化って面白いなぁって思いますよ。

富士山の笠雲は天気が崩れる前兆と言いますが、ダイビングを終えた頃、雲が多くなって今にも降り出しそうになったんですよ。
結局降りませんでしたがね。
翌日も好い天気でしたね。
言い伝えは、半分当たっていたように思います。

こんばんは♪

それにしても皆さん、本当によく擬態化してますね!
こうなるとまた探し甲斐もあるってモンでしょうか。
ガラスハゼの卵は何だか庭の池とかにいるサカマキガイの
卵に似た印象を受けます。
こちらは手に負えないんですよね…

billさん、おはようございます!
擬態した魚や甲殻類は、大した物だと思います。
何万年もかけてあの姿になったんでしょうね。
そうして生き残った・・・ロマンですよ。

サカマキガイって知りませんでした。
さっそくウィキで調べましたが、なるほど、そういえば何処ででも見るような・・・。
こんな卵なんですねぇ・・・。
何か有効な利用価値が発明されると良いですねぇ。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 秋真っ只中の大瀬崎(1本目) | トップページ | ひき潮 »