冬の大瀬崎(1本目)
みなさん、こんにちは!
寒いですねぇ・・・。
昨日今日と特に寒いような気がします。
6日は首都圏にも大雪?が降りましたしね。
そんな中、7日に大瀬崎で潜ってきました。
6日の夜、仕事が終わって宿舎に帰り、雪の中を愛車で横浜発。
ノーマルタイヤなので、けっこう怖い思いをしながら東名に乗りましたよ。東名は除雪が完了していたので普通に走れましたが、一般道は怖かったですね。
家について女房に聞くと、6日は清水でも少し雪が降ったのだとか。
もっとも暖かい清水では積もることはありませんがね。
7日、早起きして愛車に機材を積み込み自宅発、大瀬崎へと向かいました。
途中、内浦湾にさしかかると・・・わぁ、幻想的だぁ。
内浦湾の海面一面に気嵐(けあらし)が立っています。
気嵐は大気の温度より海水の温度が高い時に発生するのですよ。
気嵐を横目に見ながら大瀬崎着、馴染みのショップに入りました。
今年の初潜りですから、先ずは大瀬神社に初詣です。
今年一年の潜水安全祈願をしてショップへ戻り、ガイドさんとミーティングです。
水温が下がって南方系の魚は殆ど☆になったそうで、特にめぼしい魚は居ないとのことで、1本目は久しぶりに外海の柵下で潜ることになりました。
透明度は比較的良いそうなので、水深34mに居るサクラダイの群れでも撮れればと思ったのです。
潜水開始は9時頃でした。
頃?というのは、この時私は愚かにもダイビングコンピューターをショップの更衣室に忘れてしまい、無しで潜ったのです。
潜ってみると・・・なるほど、透明度は良くて上下水平20m位見えています。
水温は15℃、なるほど、年が明けて一気に下がったって感じです。
もっとも、この日から私はドライスーツを着用、寒さは殆ど感じません。
ガイドさんに続いて水深をとって行きました。
潜って行くと、海底の砂の上にシマウミスズメの成魚を発見。
前回のダイビングで撮った幼魚(黄色くて小さな可愛いヤツ)が、成長するとこんな体色になるんです。
同じ魚とは思えないでしょう。
潜水開始から約10分で水深34mのゴロタ石エリア着、着いてみると浮遊物がかなり多い感じがあります。
さてサクラダイは・・・???あれっ?殆ど居ません。
どうしたの?
チラホラと見えますが、ここの名物だった群生にはほど遠い状態です。
あぁ、空振りだぁ・・・。
数枚撮って移動です。
海から上がった後でガイドさんに聞くと、最近は温暖化?の影響なのか、群生は水深40~50mまで潜らないと見られないのだとか。
残念でした。
浅場へ移動しようとしたら、海底からイサキの群れが湧く様に上がってきました。
思わずカメラを向けてパチリ、パチリ・・・。
群れはかなりの高速で移動中、2~3カット撮ったところで、私の目の前から消えました。
水深10mまで戻ると、壁面のゴロタ石の空間に大きなヘラヤガラが休んでいます。
けっこう良い被写体だな。
撮り始めると、何故か私に突進してきました。
チャンス!
思わずシャッターを切りましたが、撮れたのは1枚だけ。
彼?は私の脇をすり抜けて泳ぎ去ってしまいました。
ヘラヤガラが泳ぎ去った海底の砂の上にはイジマフクロウニが1個落ちています。
ゼブラガニが隠れているかな?
探してみると・・・居た!あれっ?
これはゼブラガニではありません。
何かガザミの一種なんだろうなぁ(名前は判りません)・・・残念。
これで終了、ガイドさんから浅場で安全停止をするように指示があったので、水深5mまで戻って約5分間、安全停止を行って浮上しました。
安全停止中、私の周りをスズメダイの群れが行ったり来たりしていたので撮影。
ちょっとだけ、動画も撮ってみました。
上がったのは9時40分くらいだったかな。
ショップへ戻って約1時間休憩しました。
最近のダイビングは調子が良かっただけに、ちょっと残念な1本でしたよ。
2本目は近いうちに。
では!
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コメント
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こんにちは。
新年早々、海の中へ〜!
気嵐が凄いですね!幻想的ですね。
以前、EOSのパパさまで拝見させて頂きました。
お魚さん達も冬休みでしょうか?
動画も拝見させて頂きました。
2本目も楽しみにお待ちしております。
投稿: マコママ | 2022年1月15日 (土) 16時13分
こんにちは
「謹賀新年」の初日の出とその日の出の光を受ける富士山の、
ドラマチックな素晴らしい風景には心洗われました。
清々しいものですね。実際にご覧になり肌で感じられた
FUJIKAZEさんのご感動はもっとずっと大きかったことでしょう。
コメント書いた気にだけなっていたようで… 遅ればせながらの
こちらへのコメントになってしまいました。すみません。
そして7日は初潜りにいらしたのですね。
さすがに相当寒いのでは? ドライスーツで空気の層になると
だいぶ違うものですか。
内浦湾の気嵐は幻想的で素適でしたね。これはやはり寒いから
こそみられる現象ですから、寒いのも良いこともあるということですね。
海の中は、少し物足りない状態でしたか?
気温水温がぐっと下がったことで、魚たちにも変化が起きていた?
2本目の出会いはいかがでしたでしょう。お待ちしています。
投稿: ポージィ | 2022年1月15日 (土) 17時12分
マコママさん、こんばんは!
気嵐は素敵ですよ。
とても幻想的です。
東北の気嵐が有名ですが、駿河湾も奥地は海水が温かくてそこに冷たい空気が流れ込むので気嵐が発生します。
これだけでもブログが書けそうですよ。
魚はこれからの季節、アンコウ狙いになります。
地味ですが、海の透明度は良いですよ。
2本目も大したことはありませんが見て下さい。
投稿: FUJIKAZE | 2022年1月15日 (土) 19時13分
ポージィさん、こんばんは!
富士山が身近にあるって良いですよ。
これに惚れて清水に永住を決めましたから。
毎年、こんな感じで撮っています。
私のドライスーツは、3.5mm厚のラジアル生地ですから、水温0℃くらいまで平気です。
ただ、ウエットスーツと比べると、動きづらいのと身体に付ける錘が10kg(ウエットだと5kg)にもなってしまい重い水中カメラを抱えると陸上では息が切れてしまいます。
だから極力ウエットで潜りたいのですが、水温15℃ともなると30分以上浸かっていられませんよ。
ドライスーツは痛し痒しってところです。
海中は、南洋系の死滅回遊魚は殆ど死んで居なくなっています。
だから食べる魚ばかりになっていて華やかさがありません。
華やかになってくるのは6月頃ですね。
2本目も大したことはありませんが、見て下さい。
投稿: FUJIKAZE | 2022年1月15日 (土) 19時23分
こんばんは♪
首都圏で雪が降ると、僅かな量でも大々的なニュースになりますね。
冬道をノーマルタイヤで走ることが如何に無謀なことかは、
身をもって体験しないと分からないのかも知れませんね…
FUJIKAZEさんは、その辺も全て計算しての事とは思いますが、
くれぐれもお気を付け下さい。
美しき海中世界、今回もありがとうございます。
海中にも寒波の影響はあるのでしょうか?
投稿: bill | 2022年1月15日 (土) 21時15分
1月になって寒さが厳しくなりましたね
私は10月くらいまでしかウインドやらなかったので
それでも寒さ感じました。
ウエット薄いでしたから。
ドライスーツだと寒さ感じないのはいいですね。
今回は残念だったみたいだけど
でも私的には気嵐の写真素敵だと思いました。
今しか撮れないですものね。
投稿: hiroro | 2022年1月16日 (日) 00時37分
氣嵐って静岡の海でも起こるんですね ええーって思いましたよ。処で 海の中ですが 目指すものと出会わなかったのは残念でしたね 写真を見るとそれなりにいろんな魚と遭遇したようですが。
投稿: ハッピーのパパ | 2022年1月16日 (日) 07時48分
billさん、こんにちは!
はい、雪国にお住まいの方から見れば、首都圏の騒ぎは滑稽でしょうね。
でもこれが現実ですよ。
わずか5cmの積雪で首都圏の交通は麻痺します。
こればかりは、どうしようもありませんね。
私は冬場、常に愛車にはチェーン(プラスチック製で金属がはめ込まれた物)を積んでいます。
だから今回も装着しようかとも思ったのですが、大丈夫だろうと高をくくって止めました。
結果、大丈夫でしたが、せっかく有るのだから装着しておくべきだったのかも知れませんね。
海中はこの程度の寒波の影響はありません。
海上で気嵐が出現するだけですよ。
投稿: FUJIKAZE | 2022年1月16日 (日) 14時36分
hiroroさん、こんにちは!
私も若い頃は、5mmのツーピースで終年潜っていました。
ドライなんか不要と思っていましたが、一度着てしまうともう手放せません。
ただ、錘を沢山装着しないと沈まないので、それで腰を悪くしそうで怖いです。
気嵐は実際に見ないと写真ではなかなか表現できません。
とても幻想的で素敵ですよ。
2本目も大したことはありませんが見て下さい。
投稿: FUJIKAZE | 2022年1月16日 (日) 14時40分
ハッピーのパパさん、こんにちは!
気嵐は、内浦湾であればけっこう発生します。
私はこれまでに、数度見たことがありますよ。
先日ですが、御前崎の沖を飛行中に大規模な気嵐を見ました。
御前崎沖でも発生するんだって思いましたよ。
もちろん、写真も撮っています。
そのうちネタが無くなったら公開しますね。
今回は食べられる魚ばかりでした。
2本目もみてください。
投稿: FUJIKAZE | 2022年1月16日 (日) 14時43分
初潜り、お目当てのサクラダイの大群は居なくても先ず先ずの成果だったのでは?
野鳥と違い空振りがないのが好いですね~
鳥の場合、居ない時にはシャッター押し回数ゼロで帰る日もありますから。
気嵐、東北地方とか北海道に行かなければ見られない現象だと思っていました。
大気の温度と海水の温度の差で現れるのですね。
この様な現象が県内でも見られるとは全く知らなかったです。
投稿: country walker | 2022年1月17日 (月) 08時27分
こんにちは。
真冬の海は冷たそうですね。関東圏は雪模様だそうですが、ドライスーツ、実際はいかがなのでしょう?
80歳まで潜られるそうですね。これくらいは、「まだまだ」なのかな?
ヤガラ、年末に市場直送が売りのスーパーで見たのですよ。初めてだったので、「何これ?」状態でした。たまたま、その日の夜にヤガラのさばき方をテレビでやっていて、あまりのタイミングの良さに驚きました。ごく普通に居る魚なのでしょうか🐟
ウニにカニ?すごい小さなカニなんですね🦀😳
投稿: 四季 | 2022年1月17日 (月) 15時19分
country walkerさん、こんばんは!
気嵐は、冬場、内浦湾ではけっこう見ることができますよ。
先日は飛行中、御前崎の沖で大規模な気嵐を見ました。
そのうち、ネタが切れたら貼ります。
空振りはありますよ。
目当ての魚が撮れない時は、そこら辺の魚を撮っています。
鳥撮りで言えば、スズメやドバトを撮っているようなものですよ。
投稿: FUJIKAZE | 2022年1月17日 (月) 22時13分
四季さん、こんばんは!
はい、80歳まで潜る事が目標です。
人生100年時代ですからね。
ドライスーツはピンキリです。
私のは、無理して買った高級品で、3.5mm厚のラジアル生地ですから、水温0℃くらいまで平気です。
ただ、水中でとても動きづらいので好きではありません。
若ければウエットスーツで頑張るのですが、さすがにね。
ヤガラも種類が多くて、ヘラヤガラはヤガラと言いながら、ヤガラの親戚のような種類です。
一般に食べられるヤガラはアカヤガラとアオヤガラで、アカヤガラが大きくて美味いと言われています。
ヘラヤガラも食べられますが、美味いという話しは聞きませんね。
イジマフクロウニには、ゼブラガニという綺麗なカニが共棲しているのですが、
今回は名前の分からない小さなガザミの一種が共棲していました。
次回はゼブラガニを撮ってみますよ。
投稿: FUJIKAZE | 2022年1月17日 (月) 22時26分