2年ぶりのダルマ市
みなさん、こんにちは!
私も今日は世間並みにお休み、横浜の出城(宿舎ですよ)でゴロゴロしています。
天気予報では、昨夜、首都圏は大雪の予報でしたが、朝9時に起きて外を見ると、まぁ、好い天気で雪なんて何処にも積もっていません。
早速、洗濯機を回しましたよ。
8日、我が家の恒例行事である「富士毘沙門天のダルマ市」へ行って来ました。
正確には「香久山妙法寺の毘沙門天大祭」と言います。
毎年、旧正月の7、8、9日に毘沙門天が娑婆に下られて人々の願い事を聞いて下さる日なのだそうです。
江戸時代中期にはすでに始まっていたと云われるこのお祭りですが、昨年はなんとコロナの影響で初めての中止となり、今年は2年ぶりの開催なんです。
我が家は静岡に根付いて以来、毎年、この大祭でダルマさんを買い、開眼祈祷していただいています。
当日は曇り、ちょっと肌寒い中を、女房と古ダルマを愛車に乗せて8時過ぎに自宅発、富士市へと向かいました。
2年ぶりの開催となったこのお祭りですが、やはりコロナの影響で規模は縮小され、駐車場もいつも駐めている所は営業しておらず、かなり離れた市営プール1箇所となっていました。
ここからシャトルバスで、15分間隔でのピストン輸送とのこと。
このシャトルバスもお寺からは100m位離れた場所が終点で、とても不便でした。
お祭りは9時から開催で、お寺へ到着したのは9時20分頃でしたが、まだ人は疏らです。
例年ならば、もう参拝者でごった返しているのですがね。
おまけに、境内へ上がる階段の途中で、ガードマンから検温と消毒を促されます。
鳥居をくぐると屋台が並んでいて、ようやくお祭りらしくなります。
この屋台の数も例年に比べて4分の1位なのかな。
制限して、地元のテキ屋さんだけの出店にしているそうです。
朝早かったからか、境内も閑散としていましたよ。
先ずは、我が家を2年間護ってくれた古ダルマを納所へ納めます。
そうして、新しいダルマを買い求めるべく、ダルマ屋さんが並ぶ屋台へ。
我が家は地元の鈴川ダルマにしています。
鈴川ダルマは、他の地方のダルマと比べて、表情が柔らかいのが特徴なんです。
新しく買ったダルマさんを持って、ダルマ開眼祈祷の受付へ。
ここで、ダルマさんを開眼して祈祷していただくわけです。
開眼と祈祷を終えるまで約20分位待つ訳ですが、この間に私達は、龍神香炉堂で線香を買って煙を浴び、
本堂に参詣します。
ダルマさんは片眼を開眼され、
ご祈祷を受けて魂が宿る訳です。
全て終えると名前を呼ばれてダルマさんを受け取り、またシャトルバスに乗って駐車場へ。
家へ帰ってダルマさんを所定の位置へ鎮座させました。
今年は左目が開眼。
毎年開眼させる目は変わるんですよ。
来年、古ダルマとして納所へ納める前に両目を入れて、一年間我が家を護ってくれた感謝をするんです。
面白い風習でしょう。
今年もきっとこのダルマさんが、我が家を護ってくれると思います。
では!
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コメント
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こんにちは。
ダルマ市へ行かれて良かったですね!
今年もきっとご一家を守ってくださると思います。
奥様、お大事になさって下さいませ
昨日はご指導有り難うございました。
何も知らない事ばかりです。
以前もUSBメモリへ保存したモノありです!
消えてるかしら?
投稿: マコママ | 2022年2月11日 (金) 12時26分
こんにちは
2年振り開催のダルマ市へいらしたのですね。
幼いころ、豊川稲荷へ連れて行ってもらった際に
小さなダルマを買ってもらったのを思い出しました。
でも、片方に目を入れることと願いが叶ったら
もう片方も入れる、ということしか知らないまま、
そのダルマさんがいつの間にどうなったかもわからなくなりました。
こちらの記事でどうするのが正解か初めて知った次第です。
ちゃんと祈祷を受けて持ち帰られたダルマさん、
両脇の笑顔のシーサーとともに護って下さいますね。
投稿: ポージィ | 2022年2月11日 (金) 14時26分
マコママさん、こんにちは!
USBメモリーは読み書きさせて、パソコンからパソコンへと移動に使うアイテムなんですよ。
何時消えるのか?
それはそのメーカーと個体の出来次第だと思います。
ある日突然消えているか、データーが壊れているかどちらかだと思いますよ。
パッケージか保証書には、保存には向かない、データーが消えてもメーカーに責任は無いと明記されていると思います。
因みに、消えたデーターは、有料で復活させてくれるサービスもあります。
(USBメモリーの保証書があっても、メーカーは復活させてくれませんよ。)
成功しても失敗しても数十万円の料金を取られます。
ご参考まで。
投稿: FUJIKAZE | 2022年2月11日 (金) 16時54分
ポージィ さん、こんにちは!
豊川稲荷もダルマさんで有名ですね。
この富士毘沙門天のダルマ市は全国からダルマ屋さんが集まるお祭りですから、以前は、豊川稲荷のダルマさんも売られていました。
しかし、ここ数年、私が見かけるのは地元の鈴川ダルマと群馬県の高崎ダルマくらいになlていると思います。
今年は規模が縮小されたので、きっと豊川稲荷は来てないと思うなぁ。
ダルマさん、惜しかったですね。
神奈川と静岡はお隣ですから、一度このダルマ市に来てみることをお薦めします。
来年はコロナも落ち着いて、賑わうんじゃあないかな。
車だと片道2時間ですよ。
投稿: FUJIKAZE | 2022年2月11日 (金) 17時04分
コロナの影響で2年ぶりの大祭なのですね。
写真を拝見する限り、例年に比べてやや寂しい感じでしょうか。
妙法寺の毘沙門天、以前書いたかと思いますが旧東海道を歩いた時に往路、復路の時其々立ち寄って参拝した記憶があります。
日本の寺社とはやや違った建築物が今でも覚えております。
毘沙門天、あの謙信公も崇拝でしたね。
投稿: country walker | 2022年2月12日 (土) 08時36分
前回だるま購入の記事から2年経っちゃったのですね
光陰矢の如し
だるまの隣りにあるのは
石垣島のシーサーでしょうか
だるまの御利益とシーサーがダイビングを見守ってくれてるのでしょうね
投稿: hiroro | 2022年2月13日 (日) 01時05分
country walkerさん、こんにちは!
はい、妙法寺は神仏習合が残った珍しいお寺ですよ。
まず、鳥居がありますしね。
宗教は日蓮宗で「南無妙法蓮華経」が唱えられています。
で、お祀りしているのは聖徳太子が彫ったと伝わる毘沙門天ですから。
ご存知のように私は上杉謙信公にかぶれていますので、静岡へ来たときに、何処か毘沙門天をお祀りしたお寺はないものかと探したところ、妙法寺を見つけた訳です。
私自身は無宗教ですから、お寺でも神社でもOKですよ。
ただ、怪しげな新興宗教や母を騙した創●学会は御免被りますがね。
投稿: FUJIKAZE | 2022年2月13日 (日) 16時46分
hiroroさん、こんにちは!
はい、2年ぶりにだるまさんを新調できて一安心ですよ。
シーサーは石垣島の米子焼工房のものです。
これには笑ってしまうようなエピソードがあるんですよ。
<http://fujikaze.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-737d.html
見て下さい。
投稿: FUJIKAZE | 2022年2月13日 (日) 16時58分
こんばんは♪
こちらのダルマ市は無事に開催の運びとなったのですね。
福島の白河だるま市は、2年連続で中止と相成りました…
(個別に訪問のうえ購入することは可能ですが)
縁起物が縁起物たる所以…来年に期待したいと思います。
投稿: bill | 2022年2月13日 (日) 21時49分
billさん、こんばんは!
昨年中止でしたから、地元のダルマ屋さん救済の意味でも開催せざるを得なかったようです。
地元のダルマ屋さんが倒産したら、伝統が消えますからね。
福島のダルマ屋さんも青息吐息だと思いますよ。
開催するべきでした。
投稿: FUJIKAZE | 2022年2月14日 (月) 23時27分
こんにちは。
ダルマ市、楽しそうですね。片目を開眼して頂いて、お返しする時に両眼をいれる。
「無事に一年を過ごせました」という満願の意味を込めて・・・なんでしょうね。
地元のダルマ屋さんだけでも華やかな市のようですが、例年はこの4倍位なんですよね。
たいそう賑やかな事でしょう。
どこも自粛の影響で、規模を縮小せざるを得ない状況ですね。
自粛のない生活が早くできますように。
投稿: 四季 | 2022年2月16日 (水) 14時59分
四季さん、こんばんは!
はい、小倉では経験できない風習ですからね。
静岡に移り住んで良かったなって思います。
小倉に居た頃、お祭りと言えば祇園太鼓でしたが、イマイチ楽しくはなかったなぁ。
それよりも若松に住んでいた頃、「おえべっさん」が楽しみでした。
毎年行ってましたよ。
これらのお祭りもやはり自粛なのかなぁ・・・。
投稿: FUJIKAZE | 2022年2月16日 (水) 23時30分