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2022年4月29日 (金)

もう初夏?暖かかった大瀬崎(1本目)

みなんさん、こんにちは!
今、外は雨が降っています。

最近、雨が多いですね。
朝、カーテンを開いて雨だとガッカリしてしまいますよ。
私の横浜の砦は、駅まで徒歩15分ですから・・・。

そんな中、22日に大瀬崎で潜ってきました。
当日の早朝、清水の自宅を出る時は雨。
まぁ、午後から晴れる予報だったからと、そんなに気にもせず、大瀬崎まで愛車を走らせました。
到着したのは8時頃、ショップの駐車場に愛車を入れた頃には雨は上がっていました。
1_20220429125601
さて、お馴染みのガイドさんとミーティングです。
なんでも、この日の外海は波が高くて潜れないとのこと。
珍しい魚も出ていないとのことで、1本目は湾内のショップ前の浜からノンビリ潜る事になりました。
8時40分頃、潜水開始。
2_20220429125601
ガイドさんに続いて深度を取って行きました。
この日の水温は18℃、前日にHPでチェックしていた私は既に5mmのウエットスーツです。
ドライスーツの煩わしさから解放され、とても快適でした。
3_20220429125601
潜ってみると、視界は上下水平8mくらい。
全体的に白っぽさが増しています。
ガイドさんはドンドンと深場へと向かって行きます。
4_20220429125601
ミーティングでは、水深24mくらいにあるミジンベニハゼのコロニーに向かうということでした。
ペアになったミジンベニハゼがいるのだそな。
途中、水深20mくらいでガイドさんが着底。
指さす先を見ると・・・小さな海藻の傍らに、これも小さなオレンジ色の塊があります。
5_20220429125701
あぁ、イザリウオ(カエルアンコウ)だな。
体長は3cmくらい、じっとしていて動きません。
6_20220429125701
動画で撮ろうかと思いましたが、動かないんじゃあなぁ・・・。
2、3カット静止画を撮って移動です。
水深24mに到着、着底してガイドさんが指さす方向を見ると、3本の瓶が沈んでいます。
7_20220429125701
1本は空、1本はミジンベニハゼが1尾、顔を覗かせています。
そうして、青い瓶の中から、2尾が顔を出して私を見ていました。
8_20220429125701
おそらく雄と思われる個体が瓶から出たり入ったりしています。
9_20220429125701
随分と警戒されている様で、近づくと雌と思われる個体は瓶の中に逃げ込んで、出てこなくなりました。
2尾、瓶から顔を出しているところを撮りたいのになぁ・・・。
仕方ないので、カメラを構えた状態で暫く待機です。
ようやく2尾が顔を出した所で、数カット撮影。
10_20220429125801
やれやれ、次は動画を・・・と、思っていると、また雌が瓶の中に逃げ込んでしまいました。
水深は24m、もう待機する時間はありません。
仕方なく彼らに別れを告げて、水深を上げて行きました。
水深15mまで戻ったところで、ガイドさんが指さす先には・・・ダルマオコゼです。
11_20220429125801
この魚って、見た目はちょっとグロテスクだけど、美味しいんだよなぁ・・・なんて思いながら、ダルマさんの様な顔をアップで撮って移動です。
12_20220429125801
そのすぐ傍に、黒い小さな塊が・・・これもイザリウオです。
13_20220429125801
目玉の位置も良く判らないので、数カットだけ撮って移動しようと思ったのですが、あれ?ガイドさんが何やら海藻を探っています。
中に隠れていたのは・・・あぁ、コノハガニだ。
14_20220429125801
体長は2cmほど、赤くて綺麗な個体です。
住処である赤い海藻に擬態しているんですね。
これも数カット撮影して、移動しました。
水深12mに到着。
先月テングダイを撮った魚礁です。
何でもテングダイはあの数日後に☆になったそうな。
ギリギリ撮れて良かった。
さて、魚礁に到着してみると、全体的にアカハタが増えています。
あれ?傍の魚礁を設置した石の上に体長30cmはありそうな大きなアカハタがカサゴの上に乗っかっている。
15_20220429125801
カサゴは、嫌そうな顔をしていますが、じっと耐えています。
これってマウンティングなのかな?
このアカハタは堂々としていて、カメラを近づけても逃げませんでした。
16_20220429125901
魚界にも上下関係があって、まるで「ジャイアンとのびた」の様でしたよ。
面白いので動画でも撮ってみました。

次にちょっと魚礁を覗いてみました。
キンギョハナダイが増えているようです。
17_20220429125901
う~ん、まるで竜宮城の様・・・。
これも動画で残しておこう。

さて、そろそろ潜水を開始して40分が経過します。
ガイドさんがから上がりましょうとの指示がありました。
それで、水深7mまで戻って安全停止。
ガイドさんがゴロタ石を指さしました。
あぁ、以前撮ったコケギンポだ。
18_20220429125901
少し大きくなった様な気がします。
19_20220429125901
これも動画で撮影。

(湾内にも大きなうねりが入って来ていたので、ちょっと手ぶれしていますが、視て下さい)
これで終了。
9時半頃に浮上しました。
レアな魚にはお目にかかれませんでしたが、それなりに楽しめた1本目でしたよ。
続きは近いうちに。
では!

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

テングダイは☆になっちゃったのですね
少しずつ海の中も変化が・・・。
初夏になればまた次の暖かい海の魚がやってくるのでしょうか
キンギョハナダイの群れで泳ぐ姿
可愛くてなんども見てしまいました。

到着着は雨も上がって・・・
シロートの自分には全くわからないことですが、ダイビングは水中。
海に潜っていても雨は関係あるのでしょうか?
あまりにも初歩的な質問で申し訳ありません。
それともう一つ、ウエットスーツとドライスーツの違いは季節によって使い分けるのでしょうか、それとも潜水予定の深度とか・・・
海底に溜まったゴミの瓶、小魚にとっては棲み処となっているのですね。
複雑なところですね。
動画、やっパりリアル感があって楽しめました。

hiroroさん、こんにちは!
テングダイは温帯の魚だし、越冬したので何の問題も無く、あの魚礁の主になるものと思ってましたが、ある時、突然死んでいたのだそうです。
ダイバーにも動じず、堂々としていただけに残念です。
西伊豆のテングダイは本来、水深30m以上の深場に棲む魚なので、もう魚礁の水深まで上がって来ないかも知れません、

これから夏に向けて、黒潮に乗って流れ着く死滅回遊魚が増えてきます。
熱帯魚で海が賑やかになりますよ。
楽しみです。

あぁ、キンギョハナダイは温帯性の魚なので、一年中見ることが出来ます。
また動画を撮りますので視て下さいね。
もっとも、代わり映えしませんがね。

country walkerさん、こんにちは!
雨はダイビングには殆ど関係ありません。
強いて言えば、海中が暗くなるくらいですよ。
逆に、大雨が降っていれば、海中から水面を見上げると、雨粒が落ちてくる様子がとても神秘的で美しいです。
気象は、晴れていても風や潮流が大きいと危険です。

ウエットスーツは、スーツの中に海水が入ってきます。
その海水が体温で温められて温かくなる仕組みです。
余計な操作は必要ないので、水中での動きも楽です。
ドライスーツは、海水は入って来ません。
中に服を着たまま潜るので、それで温かい仕組みです。
しかし、海中での操作には知識と馴れが必要で、水圧で身体が締め付けられる事を防ぐためにスーツ内に空気を入れたり、水深が浅くなると入れた空気を出したりしなければなりません。
吸入に失敗すると、スクイーズと言って身体が締め付けられ、身体にアザが出来たり、排出に失敗すると、「吹き上げ」と言って足が上になって急浮上したりするので、とても危険です。
どちらを着るのかは個人の好みです。
寒がりの人は真夏でも汗をかきながらドライスーツで潜ってますし、私なんかはできるだけウエットスーツで潜るようにしています。
私の基準は、水温が15℃を切るとドライスーツを着ることにしていますよ。

海底の瓶は、何処かのショップのガイドが勝手に設置したものです。
もちろん、ミジンベニハゼの棲処になることを期待してです。
大瀬崎のは、このような物、例えば廃ボートだとか、廃発電機、廃オートバイ等が沈んでいて魚礁と化しています。
もちろん、全て廃棄物の処理および清掃に関する法律違反です。
何時、誰が沈めたのかは分かりません。
私が大瀬崎で潜り始めた30年前には既に沈んでましたよ。
正式な魚礁として認められているのは、このブログに出てくるキンギョハナダイの棲む魚礁が2基あるだけです。

動画も撮ってみると面白いですよ。
オオルリやキビタキが囀る様子なんて、ブログ向きだと思いますよ。

こんにちは。
大瀬崎の海には多種多様のお魚さんが住んでいるのですね?
動画も楽しませて頂きました!
ダルマオコゼ、コケギンポ!顔?がユニークですね?

マコママさん、こんばんは!
はい、駿河湾の口を黒潮の支流が通るので、それに乗って南の魚もやって来ます。
だから、魚の種類は多いですよ。

ダルマオコゼは可愛いでしょう。
でも、背鰭と胸鰭に毒針を持っていて、迂闊に触ると危険なんです。
味は最高ですよ。
高級魚なんです。

FUJIKAZE 様
ドシロートの自分に丁寧な説明をいただきありがとうございました。

今、後日掲載分のブログを作成し、本来ならば下書き欄に保留すべきところ誤ってアップしたことに気づき慌てて下書き欄に変更いました。
そして変更後、既に「 FUJIKAZE」さんからコメントを頂いていることに気付きました。
全くの不注意で本当に申し訳ありませんでした。
後日の掲載日に頂いたコメントが反映してくれたなら良いのですが、そうでなけらば謝っても謝り切れない大失態です。

頂いたコメントの件ですが、
ツバメチドリは昔からこの時期に数日間だけ飛来しているようです。
自分は7年前からこのことを聞き、毎年撮影をしております。

先ずはお詫びとコメントに対するご返事です。
重ね重ねお詫びいたします。

country walkerさん、こんばんは!
そうだったのですか。
了解しました。
Good Timingでしたね。

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