もう初夏?暖かかった大瀬崎(2本目)
みなさん、こんにちは!
世間様はゴールデンウィーク真っ最中、私は一日置きに仕事が入っています。
半分はお仕事なんですが、まぁ、良いのですよ。
遊びに行くにも道は混むし、高速料金は割引しないしね。
横浜でゴロゴロしています。
さて、前回の続きです。
40分くらい休憩して、2本目を開始。
と、言っても特に目新しい魚情報も無いので、1本目のコースを少しずらして潜る事になりました。
この頃になると、富士山が顔を出していて、山頂には新雪が積もった様でとても綺麗です。
11時10分、さぁ、潜水開始。
潜ってみると・・・浅場は水面近くに妙な流れがあり、ユラユラと揺れています。
おそらく昨夜降った多量の雨が狩野川から海に流れ込み、その淡水が大瀬崎まで到達したのだと思われます。
これから海中はドンドン濁るなぁ・・・って、思いながら、深度を取って行きました。
水深20mまで行きましたが、めぼしい魚には巡り会えず。
ようやく、シビレエイを見つけてこれを撮影。
まぁ、被写体が無い時は、これでも十分に可愛いですよ。
数カット撮って終了、移動しました。
このまま、アンコウでも居ないかなぁってガイドさんと海底を探しましたが見当たらず。
代わりに、メガネウオを発見して、撮影。
掘り出そうかと思いましたが、可哀想なので止めました。
その後もアンコウ探しを続行しましたが、結局見付ける事は出来ずに時間切れ、諦めて浅場まで戻ってきました。
水深12mの魚礁に再び立ち寄り、暫し魚探しです。
1本目で撮った大きなアカハタが、お前また来たのかと近寄ってきました。
何か珍しい魚はいないかなぁ・・・。
探していると・・・
はい、上の写真、熱帯魚みたいな魚はハタタテダイですが、その下に写っているのは、ユカタハタなんです。
石垣島ではよく見かける魚なんですが、ここ大瀬崎ではレアな部類。
追いかけて数カット撮ることが出来ました。
これで魚礁を後にしてさらに浅場へと向かいます。
水深10mくらいまで来た時、眼下にホウボウが見えました。
綺麗な胸鰭を一杯に広げて、私を威嚇しながら泳いでいます。
この個体、比較的泳ぐスピードが遅かったので、これを動画で撮影してみました。
面白いでしょう。
ホウボウって、胸鰭を畳んだ方が速いのです。
さて、もっと浅場へ。
水深8m位に来たところで、ガイドさんが指さす先には・・・
小さな白い魚がいました。
あぁ、イザリウオ(カエルアンコウ)だ。
体長3cmくらいの白い小さな個体が、ヨタヨタと歩いていました。
頭のエスカ(疑似餌)をプルプルと振りながら歩いています。
面白いので、これも動画で撮りました。
この動画の冒頭に、このイザリウオが何かを捕食したシーンが撮れていましたが、低速で再生してみると、彼?は小さなエビを食べたようでした。
イザリウオって、小魚を食べるイメージでしたが、エビも食べるんだなぁって、初めて知った次第です。
これで終了、12時に浮上しました。
珍しい魚は撮れませんでしたが、それなりに楽しいダイビングでしたよ。
帰りに、峠から振り返った大瀬崎と富士山がとても綺麗でした。
さて、今回、記事の潜水時間等が曖昧なことに、お気づきの方もおられるのでは?
実は、ダイビングコンピュータが壊れてしまったのです。
浮上後、昼食を取りながら、記録されたログをスマホに転送しようとしたら正常な画面になりません。
いろいろとボタンを押していると、完全に動かなくなりました。
まだ買って2年も経たないのに・・・台湾製の安物はダメですねぇ・・・。
こういう物は、安かろう悪かろうですよ。
保証は2年間と書いてあるので、まだ保証期間内ではあるのですが、果たして本当に保証して貰えるのかしら?
ゴールデンウィーク明けに手続きしてみますが、既にこの製品、購入したお店では取り扱っていないような?期待薄な気がします。
では!
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こんにちは。
富士山も綺麗ですね!
イザリウオって固態もユニークで動きもね!
ホウボウの胸鰭!このような色なのですね?
海の中ならではのお写真有り難うございます。
投稿: マコママ | 2022年5月 4日 (水) 15時28分
こんにちは!
この日は、雨上がりだったので空気が澄んでおり、現れた富士山はまるで真冬の富士山の様に綺麗でしたよ。
もっとも、夕方には霞んでしまいましたがね。
白い個体のイザリウオは、よく動く仔でした。
珍しいです。
ホウボウの胸鰭は綺麗でしょう。
魚屋の店頭では、良く分からない事ですよ。
投稿: FUJIKAZE | 2022年5月 4日 (水) 17時19分
ホウボウって聞いたことはありますが 綺麗な魚ですね~ 処で富士山ですが これですよね 私が日本平から見たのは。大瀬からの方が綺麗なような気がしますが。見る位置の違いなんですかねー?
投稿: ハッピーのパパ | 2022年5月 5日 (木) 07時23分
ダイビング2本目。
「 FUJIKAZE」さんには珍しくない魚たちでもシロートの自分には別世界。
何もかも珍しく新鮮です。
ホウボウの泳ぐ姿、ゆっくりで美しく、チョウが舞うみたいだな・・・
なんて思っていたなら猛スピードで一瞬のうちに消えてしまう。。。
この速さがなければ外敵から身を守ることが出来ないのでしょうね。
動きの変化。
この辺りが動画の威力ですね。
十分楽しませていただきました。
投稿: country walker | 2022年5月 5日 (木) 08時27分
こんばんは♪
ダルマオコゼの凛々しさというか、ダルマっぽさもツボですが
イザリウオの捕食シーンがまたいいですね。
撮影用のライトでしょうか。明りを灯されても意に介さず的なご様子で。
画像のホウボウはオスでしょうか?
以前、人間以外の生き物はオスの方が綺麗だと力説していたことを思い出しました。
投稿: bill | 2022年5月 5日 (木) 21時43分
ハッピーのパパさん、こんばんは!
ホウボウは、魚屋の店頭に並んでるときには、胸鰭を閉じてますからね。
こんなに綺麗だとは思わないでしょう。
味も美味しい魚ですよ。
富士山は、パパさんが日本平で見たものと同じですよ。
私の写真が綺麗に見えるのは、日本平よりも近いことと、何よりも雨が上がったばかりで空気が澄んでいたからですよ。
この後、徐々に霞が掛かりましたから。
投稿: FUJIKAZE | 2022年5月 5日 (木) 22時06分
country walkerさん、こんばんは!
ホウボウの動画、面白いでしょう?
この魚が胸鰭を広げるのは、威嚇なんです。
自分はデカい魚なんだぞってところでしょうか。
それが通じないと分かると、胸鰭を閉じて一目散に逃げるんです。
動画で無ければ伝わらない生態ですね。
野鳥にも共通する面白さだと思いますが・・・。
例えばカワセミが獲物を枝や石に叩き付けて弱らせてから食べる様子とか。
私も機会があれば、野鳥動画に挑戦してみますよ。
投稿: FUJIKAZE | 2022年5月 5日 (木) 22時12分
billさん、こんばんは!
私の場合、静止画はストロボ、動画はライトで撮っています。
魚によっては、光を嫌う魚もいますが、イザリウオは大丈夫なようです。
ホウボウの雌雄は見た目では分かりません。
雄も雌も外見は同じなんです。
マグロやアジも、外見で雌雄は分からないのと同じです。
外見で分かる魚は、雄が美しいのが大半なんです。
投稿: FUJIKAZE | 2022年5月 5日 (木) 22時19分
以前にも拝見したような気がしますが
ホウボウ綺麗ですね。
最後にヒュン~と姿を消すところが何とも言えず可愛かったです。
今の時期雪を頂いた富士山の綺麗な事。
日本人で良かったと感じました。
投稿: hiroro | 2022年5月 8日 (日) 00時52分
hiroroさん、こんばんは!
以前は、ホウボウと間違えて、トゲカナガシラの写真であったと思います。
どちらもよく似ているんですよ。
ホウボウやカナガシラが胸鰭を大きく広げるのは、自分を大きく見せて敵を威嚇するためです。
本気で泳ぐときは胸鰭を畳むんです。
水の抵抗になりますからね。
この日は富士山も綺麗でした。
まるで冬富士の様。
こんな美しい山を見ることができるなんて、本当に日本人で良かったと思います。
投稿: FUJIKAZE | 2022年5月 9日 (月) 22時20分