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2022年5月21日 (土)

シロヤシオに逢いたくて。

みなさん、こんばんは!
何だか最近、天気が好くなったり大雨になったり・・・。
変な気候ですね。
そんな中、17日に大札山に登ってきました。
もうかれこれ一週間ですが、色々と忙しくて、掲載が今日になってしまいました。
当日はハッピーのパパさんと一緒だったので、詳細はパパさんのブログ
「ハッピーパパの季節巡り」
http://hapiko39.cocolog-nifty.com/blog/2022/05/post-7ff7c7.html#comments
を見て下さいね。
当日は曇り空。
愛車で、朝7時にパパさん家に迎えに行き出発、川根を目指しました。
川根茶で有名な、静岡の奥まったところです。
大札山はちょうど一年ぶり。
この季節に訪れるのは、シロヤシオと呼ばれるゴヨウツツジが咲くから。
小さくて白い花を咲かせる山ツツジ、これが何とも可憐で清楚で美しい・・・毎年訪れて見たくなるのは、この花が私の女性の好みと同じだからなのかな。
クネクネとした林道を走り、山に登るための駐車場には、8時半頃に到着。
どうやら、この先は崖崩れで車の進入は不可らしい。
あれれ?去年もそうだったぞ。
県は一向に補修するつもりは無いらしい。
困るのは登山客くらいだものなぁ・・・。
仕方ない、さぁ歩きだ。
靴を登山靴に履き替え、重いザックを担いで出発です。
林道を塞ぐ通行止めのロープを踏み越えて歩き始めました。
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ふと、脇に設置された案内図を見ると、登山口まで12kmと書いてある。
平坦な林道だけれど、登山靴を履いていると、これが実に歩きづらい。
果てしない林道をひたすらテクテク、てくてくと歩きましたよ。
登山口に到着したのは、10時35分、約2時間掛かった訳です。
実はもうこの時点で、私はギブアップ状態。
これから山を登るなんてウソでしょう?って言いたい気分でした。
約5分休憩して、10時42分、登山開始です。
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パパさんは、最近運動不足気味だと言いながら、スイスイと登山道を登って行きます。
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私は・・・本当の運動不足、おまけに当日は寝不足でフラフラとしながらパパさんの後を追いかけましたよ。
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ちょっとパパさんから離れたなぁって思っていると、写真を撮りながら待ってくれている。
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「ここにあるよ」って声に見上げると、あぁ、シロヤシオがそこに咲いていました。
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う~ん、憧れていた女性に再会した気分・・・。
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でも花が少ないなって思って足下を見ると、地面一面に花が落ちていました。
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どうやら今年は開花が早く、麓?に近い場所にある木は、既に盛りを終えて散り始めているようです。
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つまり、私達はギリギリ間に合ったってところなのかな。
一週間も後だったら、もう花は無かったのかも知れません。
こうやって、花を見つけては立ち止まって撮影を繰り返しながら、山頂へ着いたのは、11時52分でした。
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何時ものように、ザックを置いて記念撮影です。
いやぁ、キツかった。
心臓が破れるかと思いましたよ。
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それでも山に登りたくなるのは、登らなければ得ることが出来ない絶景を手にすることが出来るからなんだろうなぁ・・・。
山頂には1本のシロヤシオがありました。
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この山頂の標高は、1,373m
流石に未だ寒いとみえて、ここのシロヤシオは元気一杯でした。
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まだ殆ど散っておらず、可憐な花を沢山付けていましたよ。
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シロヤシオに満足した後は、パパさんがお湯を沸かしてくれて、12時05分、ささやかな昼食です。
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途中のコンビニで仕入れたおにぎりにインスタントの豚汁ですが、これがまた美味い。
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きっと、このロケーションが、コンビニの食材を何倍も美味しくさせてくれるのでしょうね。
ただ、空はドンヨリとしていて、今にも降り出しそう。
ノンビリしてはいられません。
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12時27分、下山開始です。
それでも、途中でシロヤシオを見つけては立ち止まり、絶景を見つけては立ち止まり・・・
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撮影を楽しみながら山を下って行きました。
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下山したのは、南尾根の登山口。
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そこから林道を歩き、2時50分頃、ようやく愛車を駐めた駐車場に到着しました。
パパさんを送り、自宅に帰り着いたのは4時50分でしたよ。
結局、25km位は歩いたんじゃあないのかなって私的には思っています。
当然、足は棒状態で、翌日、翌々日が実に辛かった。
やっぱり、身体は鍛えておかなければダメですね。
分かっちゃいるんだけどなぁ・・・。
と、大変な山行でしたが、今年もシロヤシオに逢えて良かったです。
次の山行は霧ヶ峰のニッコウキスゲかな?
パパさん、次回もよろしくお願いします。
では!

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コメント

大変な思いをして登った先に見つけたシロヤシオは
サイコーだったのじゃないでしょうか
これがあるから山登りは辞められない?
海に山に 自然に親しむ素敵な趣味ですね。
カップ麺の暖かさが染み入ったのではないでしょうか。

あの時はお疲れさまでした シロヤシオはぎりぎりセーフでしたが咲いてるのを見れて良かったですよね。それにしても山登りは楽じゃないです 一年ぶりで 我ながらよく歩けたなって思ってますから。普段の訓練も大切ですね そして又行きますよ その時は宜しく。

おはようございます。
恋人に?出逢えた最高な山行きでしたね。
本当に可憐なシロヤシオ、間近にご覧になられて
その素晴らしさがパパさまと共に伝わって来ましたよ!
お疲れ様でした!
次はニッコウキスゲですか?
楽しみですね!

こんにちは
 
駐車場から登山口まで2時間半とは!
登る前から消耗しちゃいますね。
可憐で清楚で美しい理想の恋人に再会するには、
こんな大変な思いをして歩き登らなくてはいけなくて、
しかも、あやうくタイミング的に会えずじまいになりそうだったとは。
無事お会いになれてほんとうに良かったです。
自生の白い花の咲くツツジ。
山頂でご覧になった1本はかなり大きく生長していそうですね。
1000mを超える高みに凛と天に向かって伸び、美しい花を
いっぱいに咲かせているシロヤシオは神秘的に感じました。
コンビニ調達のランチも、自然の中で食すとすごく美味しいですよね。
足は棒になっても素適な山行きでした(^^)

登山口まで12kmを登山靴を履いて歩かれたのですね。
そして寝不足の中、大札山頂までとは凄いことです。
かつて自分も退役後、未だ鳥撮りを始める前に大札山に単独登ったことがあります。
勿論その時は登山口まで車で行ったものですが。。。
山頂のプレートには記憶が残っています。
その時はシロヤシオが終わった後で残念な気持ちがあったことも覚えております。
今では懐かしい思い出のある大札山です。

hiroroさん、こんばんは!
はい、登っている時は死ぬ思いなんですが、イザ、花を見るとねぇ・・・。
来年も見たいって思ってしまいますよ。
私は子供の頃から海と山が遊び場だったので、今の趣味はその延長なんです。
山でも海でも、外で食べるご飯は何倍も美味しいですよ。

ハッピーのパパさん、こんばんは!
身体を鍛えておかなければダメですね。
今回、つくづく身に染みました。
会社をリタイアすればいくらでも鍛えられるんですがねぇ・・・。
いつになることやら。
次回、霧ヶ峰高原を楽しみにしています。

マコママさん、こんばんは!
はい、シロヤシオは理想の女性、当に高嶺の花ですよ。
なかなか見ることが出来ないから、価値があるんですね。
次はニッコウキスゲです。
楽しみですよ。

ポージィさん、こんばんは!
シロヤシオは山に登らなければ見ることが出来ない花なのだそうです。
低地に持って来ても花は咲かないのだとか。
絶妙な自然のバランスの中で生きている植物なんですよ。
当に高嶺の花ですね。
花はついつい女性と重ねてしまいます。
シロヤシオは清純で可憐なイメージですよ。
こんな女性と巡り会いたかったものです。
うちの女房?タンポポです。

country walkerさん、こんばんは!
この日の前日、夕方から急なフライトになり、21時半頃に着陸してそれから清水の家に帰ったので、寝たのは1時を過ぎてました。
で、5時半には起きましたので、けっこうな睡眠不足だったんですよ。
若ければ2~3日徹夜しても平気でしたが、この歳になると堪えました。
country walkerさんが車を置かれた場所まで、林道を12kmの歩きだったです。
死ぬかと思いました。
シロヤシオは美しいです。
林道が開通したら、是非、またチャレンジしてみてください。

こんにちは。
シロヤシオって、意外と大きな花なんですね。清楚ながら華やかで。
山頂まで、愛しい女性に会いにいくような感覚なのかな。

山で食べるご飯は美味しいでしょうね。山の空気で、一味も二味も
違うような気がします。

四季さん、こんばんは!
シロヤシオは太平洋側の東北から四国までの山にしかない植物なのだそうです。
不思議ですね。
木はけっこうな大木ですが、花は一般的なツツジよりも小さいですよ。
花の雰囲気は、清楚で清らかです。
愛子内親王のお印なんだそうです。

山だけで無く、海でも、屋外で食べるご飯はそれだけで美味しいですね。
自然は万能調味料ですよ。

こんばんは♪

登山口まで12kmの林道歩きとは…ちょっと躊躇しちゃいますね。
何か特別な理由がないと候補から外しそうですが、それだけの
価値があるから登るんですね。
その先で出会うシロヤシオの美しさは、さぞや格別だったことでしょう。
お疲れ様でした。

billさん、こんばんは!
はい、看板を見た時は「ウソだろう・・・」って思いましたよ。
でも、来てしまった以上、歩かない訳にもゆかず・・・。
まぁ、シロヤシオを見た途端に疲れは吹っ飛びましたけどね。
三分の一くらいですけど・・・。
我ながら良く歩けたって感心しましたよ。

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