石垣島旅行(3日目・ダイビング3本目)
みなさん、こんばんは!
前回の続き、3本目です。
昼食の後、ボートは3本目のポイントへ。
いよいよマンタ狙いのヨナラ水道です。
ポイントは、ヨナラ水道のレイリバーというところ。
名前のとおり、川のように流れているポイントですが、2年前もここでマンタに逢うことが出来ました。
石垣島には、川平という所に有名なマンタポイントがあったのですが、あまりにも有名になりすぎて多くのダイバーが押し掛けたのと、業者がシュノーケル客を連れてきて上からマンタを見せたことから、自分よりも上方に大きな物体がいることを怖がるマンタ達は殆ど姿を見せなくなり、今ではこのポイントが比較的マンタに出会う確率の高いエリアになってしまいました。
もっとも、このポイントのスタイルはドリフトダイビングのみであることから、経験の浅いダイバーは無理で、当然シュノーケリング客も来ません。
少人数が楽しめる理想的なポイントなんです。
1時37分、エントリー。
流れが強く,流速は0.5ktくらいに感じます。
流されないよう、一気に水深28mの海底まで潜りました。
海底で集合して、3つある根を移動しながらマンタを待つのです。
流れが強いので、視界は良好、30mは見えていました。
ただ、やはり浮遊物が多い印象で、白いマリンスノーの様な物が沢山流れています。
私は最初の根で、カメラの露出を調整。
根には、多種類のソフトコーラルが着いていて、けっこう綺麗です。
マンタが現れなければ、このソフトコーラルの写真だけになるところでしたが・・・おぉ、出た!!!
1尾のマンタが、流れに逆らって泳いで来ます。
マンタは悠然と私の2mくらい右側を通り過ぎて行きました。
このマンタは綺麗な雌です。
カメラマン達のストロボが一斉に焚かれました。
良かったぁ~今年も逢えた。
石垣島へ来たら、やっぱりマンタだなぁ。
水深が深いので、感慨に浸っている時間は無く、根を移動。
最後の根に来たところで・・・2尾目が現れました!
このマンタは、コバンザメと大きな魚?を従えています。
この仔も雌です。
でも、あれれ?尻尾が短いな?
サメにでも囓られたのかな?
この仔は、私のすぐ傍まで寄って来てくれました。
ラッキー!!!もちろん、ストロボのチャージが間に合わないほど連写しましたよ。
で、今回の石垣島旅行で、一番の出来が次の1枚です。
マンタが私の真上1.5mくらいを通ったので、私は海底に寝転がって仰向けの状態でシャッターを切った1枚ですよ。
次の写真展に出展しようかな。
これで終了、2時14分に浮上してボートに上がりました。
僅か37分間のダイビングでしたが、マンタ2尾に逢えて、最高の1本でしたよ。
これで港へ帰港、その夜は野鳥のナイトツアーに出かけました。
続きは近いうちに。
では!
« 石垣島旅行(3日目・ダイビング2本目) | トップページ | 石垣島旅行(3日目・野鳥のナイトツアー) »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 久しぶりの・・・(2025.01.11)
- 山形へ(米沢編)(2025.01.03)
- 山形へ(山寺の後編)(2024.12.27)
- 山形へ(山寺の前編)(2024.12.14)
- あぁ、豊穣の海大瀬崎(2本目)(2024.11.30)
いやー 凄いですよ 目の前を通過だなんて、それにしても良かったですねー これだけでも行った甲斐があるんじゃないですか?次の写真展って来年の県美でやるやつですよね。ぜひ出品してください 見るのが楽しみですよ。
投稿: ハッピーのパパ | 2022年7月22日 (金) 07時46分
念願のマンタの出合うことが出来て最高のダイブとなりましたね。
しかも2尾も・・・
写真展に出品出来るほどの写真も撮れて言うことなしの1日となりましたね。
次は野鳥のナイトツアーですか。
結果に大いに関心があります。
楽しみに待っています。
投稿: country walker | 2022年7月22日 (金) 09時14分
こんにちは
ダイビング3本目はマンタとの出会いが目的だったのですね。
かってのスポットはそんなことになってしまったのですか。
人が欲を出すと、たいてい自然界からしっぺ返しが来ますね。
「根」というのは海底の岩場のようなもののことですか?
珊瑚が綺麗ですね。
そして現れてくれたマンタ! すぐそばを通過していったとは、
お写真で拝見するよりうんと迫力あるでしょうね。
30m近い海底から見上げて撮られたマンタ。
海の色もマンタの背後に光射す光景も神秘的でとても素適です!
投稿: ポージィ | 2022年7月22日 (金) 12時05分
こんにちは。
わ〜凄い!大きなマンタに出会えて〜✌️
シッポも長いのですね!
真上からのお写真は迫力満点🤟
実際にご覧になられて良かったです💞
投稿: マコママ | 2022年7月22日 (金) 13時03分
ダイバーと一緒の写真は
マンタの大きさがよくわかるショットですね
夢中でシャッターを押す人たちと一緒で良い写真だと思います。
意外に大きなコバンザメを従えた姿も見ものです。
光の入り方が素敵☆☆☆
流石上級者 !(^^)!
川平湾の海底には確かにマンタいませんでしたよ。
投稿: hiroro | 2022年7月23日 (土) 01時00分
ハッピーのパパさん、こんばんは!
はい、何年ぶりかで頭上を通過するマンタが撮れました。
ラッキーでしたよ。
来年の県美はこれで決定?かも知れません。
でも、もっと良い写真が撮りたいって欲が出ましたから、また良い被写体を探しますよ。
投稿: FUJIKAZE | 2022年7月23日 (土) 21時26分
country walkerさん、こんばんは!
はい、マンタに出会えないと、石垣島に来ることが出来た喜びも半分ですよ。
これで、とりあえず、来年の写真展の候補が出来ました。
野鳥のナイトツアーも面白かったですよ。
毎年、石垣島の夜の山には感動しています。
是非見て下さいね。
投稿: FUJIKAZE | 2022年7月23日 (土) 21時29分
ポージィさん、こんばんは!
石垣島のダイビング業者やシュノーケリングの業者は飽和状態で、出ては消えを繰り返しています。
まるで雨後の竹の子状態なんですよ。
その中で生き残って行くには、リピーター客を獲得しなければなりませんから、業者も必死で客の喜ぶことをしようとします。
マンタを見せてやろう、見せてやろうってね。
その結果、マンタが出なくなる。
イソップ寓話の金の卵を産むニワトリの話のようですね。
「根」とは、そのとおり、海底の岩ですよ。
小魚が集まり、それを喰おうと大型の魚が寄って来ます。
今回は透明度が比較的良い場所だったので、マンタも綺麗に撮れました。
これが西伊豆だったら、水深30mは暗い写真になりますよ。
投稿: FUJIKAZE | 2022年7月23日 (土) 21時37分
マコママさん、こんばんは!
1尾目のマンタは、身体に欠損の無い綺麗なマンタでしたが、2尾目は尻尾が半分千切れてありませんでした。
きっとサメに囓られたのだと思います。
けっこう身体に傷のある個体は多いですよ。
以前見た個体は、ヒレが3分の一ありませんでした。
明らかにサメに囓られた歯形も付いてましたよ。
まぁ、それでも比較的上手な写真が撮れたと思って満足していますよ。
投稿: FUJIKAZE | 2022年7月23日 (土) 21時41分
hiroroさん、こんばんは!
マンタを撮る人達を入れて撮ってみました。
マンタって大きいでしょう。
これを海中で直に見ると迫力満点ですよ。
川平は少し静かにしないとマンタは戻ってこないでしょうね。
シュノーケル業者も、生活がかかっているので、何とか特徴のあることをやりたい気持ちは分かりますが、結局はマンタを追い払う結果になりました。
hiroroさんには、是非ダイビングを始めていただき、海中で出会って欲しいなって思います。
ウインドサーフィンの経験者ならば、ダイビングも簡単に習得できますよ。
投稿: FUJIKAZE | 2022年7月23日 (土) 21時46分
こんばんは♪
山でも街でも海中でも、有名になり過ぎると別の弊害が出てきますね。
自分たちさえ良ければという人間の我儘が自然を痛めつけることになり、
結果的に自分たちに跳ね返ってくるという摂理…
ボクも可能なら悠々と泳ぐマンタを間近で見てみたいものです。
投稿: bill | 2022年7月26日 (火) 21時15分
billさん、こんばんは!
仰るとおりです。
私も多くの人にマンタを見て貰って海の素晴らしさを知って欲しいとは思うのですが、あまりにも多くの人が押し掛けて、尚且つマンタの生態を無視したような観察を行えば、結局、マンタは来なくなってしまいます。
業者は皆、分かっているはずなんですが・・・生活がかかっていると、非常識な事でも平気でやるようになってしまうんですね。
人間の悲しい性でしょうか・・・。
投稿: FUJIKAZE | 2022年7月26日 (火) 21時30分