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2022年10月 8日 (土)

柳川旅行(6日前半)

みなさん、こんばんは!
今日、10月8日の静岡は、麻からドンヨリとした曇り空です。
つい先日まではとても暑かった様な気がしますが、今日はまるで冬の様な気候で、長袖長ズボンで過ごしていますよ。

さて、そんな6日から7日にかけて、私と女房は福岡県の柳川まで、1泊2日の小旅行に出かけてきました。
理由は今月が私の誕生月であるから。
FDA(フジドリームエアラインズ)で、バースデー割引をやっており、大人一人静岡-福岡間の片道運賃が14.000円で行くことができるから。
これは新幹線よりも安いのですよ。
このチャンスを逃す手はないと、急遽旅行を計画した次第。
6日当日は、朝6時半に女房を愛車の隣に乗せて雨の中を自宅発、静岡空港へ向かいました。
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現地が晴れていれば良いなぁ・・・って思いながら搭乗。
いざ福岡空港へ。
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FDAの朝の便は、機内サービスで飲み物とクロワッサンを1個いただける他、私の場合、今回はバースデープレゼントということで、FDAオリジナルである搭乗機と同色のLEDライト付きキーホルダーを頂きました。
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これはちょっと嬉しいサービスですね。
JALもANAも飲み物以外は何もくれないのにねぇ・・・。
飛行機は定刻の10時45分に福岡空港着。
幸い福岡は曇り空で雨は降っておらず、ホッと一安心です。
早速予約していたレンタカーを借りて、筑後地方方面へ向かいました。
でも、先ずは腹ごしらえ。
福岡市民の愛するうどん屋さんチェーン店、「ウエスト」に入りましたよ。
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福岡へ来たのだもの、何よりも先にうどんを食べなきゃね。
肉ごぼう天うどんをオーダー
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九州のうどんを堪能しました。
まぁ、本当のところ、うどんは北九州の「資さんうどん」の方が美味いよね。
さて、食後に目指したのは、筑前町。
ここの筑前町立「大刀洗平和記念館」が最初の目的地なのです。
戦前戦中は、ここに「陸軍大刀洗飛行場」「大刀洗陸軍飛行学校」がありました。
町立の記念館なのですが、展示資料はとても充実しています。
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女房は全く興味は無いけれど付き合ってくれましたよ。

【震電】
これは、私が最も見たかった飛行機なんです。
エンジンとプロペラが後方に付いた独特な形の飛行機で、小さな翼を前方に付けた前翼型という近未来的なデザインになっています。
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正確には、これは実物大模型で、今年の7月6日からこの記念館で展示が始まったものです。
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この模型を展示するために、クラウドファンディングで資金を調達したとのこと。
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これは決してチャチなオモチャでは無く、実機を可能な限り忠実に再現しています。
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この「震電」は、日本海軍がB-29を迎撃するために試作した戦闘機で、結局、戦争には間に合わず、数機の試作機と試験飛行だけで終戦となりました。
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戦後、実機は米国に運ばれて、博物館で展示されているそうですが、米国は日本の返却要請には応じてくれず、この実物大模型制作となったようです。
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B-29を迎撃するために最高時速740km/hを目指したというこの飛行機。
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戦争に間に合っていたら、もう少し空襲の被害は減っていたのかも知れませんね。
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この「震電」、実は九州飛行機株式会社という、かつて福岡にあった飛行機メーカーが製造した飛行機なのです。
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だから、福岡県の記念館に展示することに意味があるのですね。
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九州男児(都合の良い時限定)の私としては、九州の地でこの様な素晴らしい飛行機が製造されたということを誇らしく思う次第です。
続きは近いうちに。
では!

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
無事、お帰りなさいませ。
お誕生月のサービスご利用だったのですね!
まずはお誕生日おめでとうございます💞
プレゼントも粋なはからいで〜!
大刀洗にはかつて母の弟夫婦が住んで
いましたが、もう、永眠です!

このような展示があり、飛行機好きな
FUJIKAZEさまにはお楽しみでしたね。
奥様もお付き合い下さって感謝ですよ。
続きを楽しみにお待ちしております。

当地では久し振りに富士山が望めました✌️

こんばんは~。

柳川に行かれたのですね~。
まず今回は大刀洗の平和祈念館なのですね。
私はこの建物の前を通過するばかりでまだ見学したことがありません。
たしかこの「震電」のことは、こちらのローカルニュースで取り上げられて
いたような気がします。
あまり詳しいことは分かりませんが、プロペラが後部に付いているって
珍しいですね。
戦闘機に「可愛い」という表現は当たらないと思いますが・・・。(^^;)
最近はロシアのウクライナ侵攻などもあって、戦争という現実が以前より
近くなったような気がして漠然とした不安感があります。

柳川では美味しいアレを召し上がったのでしょうね~。
次回を楽しみにしています♪

こんばんは♪

悲しき云われを持つ機体なんですね。
前後逆?の様にも見える不思議な機体が印象的です。
歴史にタラレバはないとはいえ、戦争に間に合っていれば…
との思いはありますね。
ただ、「震電」開発のために何らかの犠牲があったとも思われます。
それら全てを含めて歴史を振り返り、後世に伝えなければ…ですね。

こんばんは
 
神奈川は6日と7日が(特に7日)最高気温13℃か14℃と
メチャ寒かったですよ。雨もジャンジャン降って。
今日8日は20℃超えてだいぶ暖かくなりました。
静岡は寒さがちょっと遅れてきたのかもしれませんね。
6~7日、九州は柳川へ旅していらしたんですね。
 
まずはFUJIKAZEさんのお好きな飛行機の資料館へ。
「震電」という飛行機のことは全く知りませんでした。
プロペラが後ろで、前側に小さな翼が付いているとは
見たことのないプロペラ機。機体も何形というのでしょ、
とても滑らかな曲面に覆われているのですね。
まだまだ知らない歴史は山のようにありそうです。

お誕生日おめでとうございます。
嬉しいプレゼントですね。
昔私も似たような経験ありますよ。
期間限定の株主優待券いただいて
急遽半額で友人と小松空港経由で金沢旅行計画したことあります。
旅好きには最高のプレゼントですよね。
FUJIKAZEさんはそれにプレゼントのキーホルダーまで付いて。
展示資料館まで行けて 時期としてはグッドタイミング!
楽しそうなFUJIKAZEさんの気持ちが少しは解るような気がします。

マコママさん、こんにちは!
今月で、何と61になります。
もうちっともめでたくありませんよ。
利点は、こういった割引を利用できるだけです。
飛行機は見たくなると居ても立ってもいられなくなります。
何とか見に行く方法はないかと模索して今回の旅行ですよ。
女房もこれだけだと怒りますが、ちゃんと女房好みのイベントを日程に組み込みますので、付いてきます。

富士山、そう言えば昨日の朝、こちらからもバッチリ見えていましたよ。

ささみさん、こんにちは!
「震電」そちらのローカルニュースで取り上げられましたか。
私は、Yahoo!のニュースで知りました。
知ってしまったら無性に見たくなり、今回の旅行ですよ。
推進器が後ろにあるっていうのは、現代のジェット機の様で、スピードを出すには理想的な形だそうです。
それを70年前の日本人が造った訳ですから、日本人は凄いなぁって思いますよ。

「あれ」ですか?
勿論ですよ。
柳川ですから。
2回も食べました。
この後貼りますよ。

billさん、こんにちは!
「震電」の形は飛行機がスピードを出すには理想的だったそうです。
だから、この戦闘機があと半年早く完成して、数百機揃っていれば、来襲したB-29の半分以上は生きて帰れず、東京や大阪、名古屋といった大都市の被害も少なくて生き残った市民の数は多かったと思います。
終戦も無条件降伏では無くて、多少有利な条件で降伏出来たのかも知れないなぁ・・・何て想像してしまいます。
この記念館は、私のような単なる飛行機マニアのためにある訳では無く、戦争の歴史を後世に伝える目的で開館しています。
飛行機以外は撮影禁止なので撮っていませんが、特攻隊の遺書や遺影が沢山展示してあるのですよ。

ポージィさん、こんにちは!
静岡が寒いのだから、横浜はもっと寒いのでしょうね。
容易に想像出来ますよ。
柳川は暖かかったですよ。
TVニュースで東京の映像が流れましたが、皆とても寒そうでしたね。
何だか秋を通り越して一気に冬になった様な気がします。

「震電」は高速を出すために、この様な形になったそうです。
これを考えた当時の日本人は、凄かったのだなぁって思いますよ。
この飛行機は、高校生の頃にプラモデルで作って以来の憧れの機体でした。
見ることが出来て本当に良かったです。

hiroroさん、こんにちは!
はい、GoodTimingでした。
チャンスを逃しては駄目ですね。
憧れの飛行機を見ることが出来て、とてもラッキーでしたよ。
飛行機好きのhiroroさんには分かって貰えますね。

ただ、毎年行っている長野・上越旅行が怪しくなりました。
女房の病気の治療予定が10月末まで決まらず、やきもきしています。
当初は11月の最初の週に行く予定でホテルを予約しようと思ったのですが、その頃に治療が入るとキャンセルしなければならないので、未だ予約できません。
それに治療が大掛かりだと、旅行どころでは無くなりますしね。
とりあえず、柳川には行けて良かったですよ。

FUJIKAZEさん、こんにちは。
震電、カッコいいですね。
模型とは言え実物大で精巧に作られているので迫力がありますね。
惜しむらくは展示スペースが窮屈な感じですね。
もっと広いスペースにゆったりと展示させてあげたかったですね。
そうすれば見る方も色々な角度からゆっくり観賞する事が出来そうです。

かわせみさん、こんばんは!
そうなんですよ。
狭いスペースに無理矢理詰め込んでいるのです。
まぁ、町営の資料館だから仕方有りませんね。
機体全体を撮ろうと思い、18mmを持って行ったのですが、とても無理でした。
この後、零式艦上戦闘機32型を貼りますが、正面から日光が当たっており、その正面に回ると撮影スペースが狭くて、18mmでもとても機体全体は撮れませんでしたよ。
後ろへ回ると、とんでもない逆光での撮影になりました。
しかし、機体を撮影させてくれるだけ感謝ですよ。
知覧は、機体の撮影も禁止でしたから。

航空機の事に疎い自分は大刀洗の平和祈念館も存在や
「震電」のことも全く知らず今回「FUJIKAZE 」さんのブログで初めて知った次第です。
推進力であるプロペラを機体の後方に付ける・・・
随分斬新な発想ですね~
航空機に疎い自分は今のジェット機の原点?なのではと思ってしまいました。

子供の頃、B-29が爆弾を沢山落として悠々と帰還して行くところを随分見ました。その後を追うように届かない高射砲の煙が。。
艦載機のグラマンが電柱の先に当たるのではないかと思えるほど急降下し、一面の機銃掃射をしていくところもその飛行士の姿は今でもハッキリ覚えて居ります。
浜松に住んでいましたが、空襲の焼夷弾で家は丸焼け。命からがらで逃げたことも・・・
「震電」がもう少し早く実戦投入されていれば我が家も焼けずに済んでしたかもしれませんね(笑)

大刀洗の平和祈念館は全く知りませんでしたが、鹿児島県知覧の特攻平和記念会館は訪れ、涙が止まらなかったことも物忘れが多くなった今日でも昨日の様に覚えております。

これですか震電って 以前何かで見たことはあったんですが・・確かに戦時中に完成してれば又違った展開になってたんでしょうね 原爆被害もなかったんじゃないかな そう思いますよ 残念ながら間に合わなかったようで これも定めですね。

country walkerさん、こんにちは!
はい、「震電」はジェット機化の話もあったようです。
技術的に当時の日本はジェットエンジンを独自で造れなかったことからプロペラなのだとか。
この飛行機が出来ていれば、浜松空襲の被害も少なかったのかも知れませんね。

country walker さんは、グラマンの機銃掃射を見たことがあるのですか。
凄いなぁ・・・子供心に焼き付いている恐ろしい体験なのですね。

因みに、対空砲火はかなり当たっていて、日本の戦闘機に撃墜されたB-29もけっこうあったそうですよ。
B-29で日本を空襲に来て亡くなったB-29の搭乗員の数は3千人以上なのだそうです。
日本の特攻隊が4千人くらいですから、結構亡くなってますね。
「震電」があれば、倍の6千人は亡くなったでしょうね。

ハッピーのパパさん、こんにちは!
そうですね。
もう日本の国力は底を突いていたのでしょうね。
間に合っていたら、東京大空襲も原爆も無かったのかも知れません。
日本が負けるにしても、無条件降伏ではなかったかも知れませんしね。

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