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2023年1月18日 (水)

四十九日法要旅行(12日~13日)

みなさん、こんばんは!
先日、源泉徴収票を貰いました。
何だこりゃぁ!唖然・・・昨年よりも凡そ3百ウン十万円も少ない。
再任用者は三割引きの給料だとは聞いてましたが、三割以上少ない様な気がします。
現役の時と全く変わらない仕事をしているのに・・・。
ガッカリ・・・泣けてきます。
あぁ、早く辞めたいなぁ・・・。

12日から14日にかけて、親父の四十九日法要と納骨で北九州に帰ってました。
12日は、静岡空港発福岡空港行きの、朝一番の飛行機を予約済み。
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法要は午後1時からなので、これに乗れば小倉に昼前に着いて、「資さんうどん」で美味しい北九州うどんが喰えるって目論んでいたのですが、なんと、その飛行機が故障して欠航。
1時間遅れの次の便に振り替えられて福岡に着きましたが、もう「資さんうどん」へ入る時間は無く、そのままお寺へ。
この日、小倉の天気は終日曇り空でしたが、何とか雨にはならず、無事に法要と納骨を済ませることができました。
夜は街に出て、女房と叔父と3人で乾杯。
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楽しいひとときを過ごすことができました。
(と、ここまでが本来の北九州行きの目的なのですが、ここからが本番です。)

翌朝、天気は雨が降ったり止んだり・・・。
女房をレンタカーの助手席に乗せ、ホテルを出て先ず向かったのは、小倉南インター傍のうどん屋さん「かかしうどん」です。
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やっぱり、福岡県はうどんだよね。
これを喰わなければ・・・。
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肉・ごぼう天うどんですよ。
あぁ、美味い!!!
このコシの全く無い麺と甘辛い出汁のうどんは、福岡県に来なければ味わえません。
何処か他所の県が、「うどん県」を名乗ろうが「うどん王国」を名乗ろうが、うどん発祥の地は福岡なのさ!
これこそが本来のうどんなのさ!なんて考えながら瞬く間に完食。
満足して、雨のそぼ降る九州自動車道を佐賀へと向かいました。

佐賀県鹿島市に到着。
先ず向かったのは、地元のスーパー「LaLa vell」です。
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目的はこれ!くじら肉の購入ですよ。
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これだけ買いました。
ついでに佐賀牛も。
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裏を見ると、「北西太平洋産のニタリ鯨」と書いてある。
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つまり、宮城県沖から北海道東岸沖にかけて行った捕鯨で獲れたニタリくじらということだ。
商業捕鯨再開後の国産くじらだね。
食べるのが楽しみですよ。
次に向かったのが、「道の駅鹿島」です。
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店に入る前に、干潟を見ると・・・
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残念、満潮でした。
有明海は干上がって、むつごろうが飛び跳ねていて絵になる海だものね。

あぁ、今回、私達が佐賀へ来た目的は、これを食べるため。
「竹崎カニ」です。
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太良町竹崎のブランド蟹なんですよ。
なかなか良いお値段でしょう?
この太良町近海で獲れるワタリガニなんです。
蟹といえば、ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニ、花咲ガニ等ありますね。
どれも皆美味いとは思いますが、私的には一番旨味が濃いのはワタリガニ系の蟹だと思っています。
関東でワタリガニと言えば、出汁にするイメージですが、ここの蟹は高級なご馳走なんですよ。
まぁ、それは夜に宿で味わうとして、道の駅で買ったのはこれ。
ムツゴロウとワラスボです。
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どちらも醤油と味醂で煮て乾燥させたモノ。
そのまま、酒のおつまみで食べる事ができます。
ムツゴロウは有名ですが、みなさん、ワラスボってご存じですか?
日本では有明海のみに棲息するハゼの仲間です。
エイリアンの様な風貌なので、別名「海のエイリアン」って呼ばれています。
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ほら、「必要なのは少しの勇気」って書いてあるでしょう。
大人しくて美味しい魚なのですが、顔がグロテスクなんです。
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こんな魚ですが、地元ではポピュラーな食材なんです。
私が子供の頃は、太良の伯母の家へ遊びに行くと、味噌汁にして出してくれました。
ぶつ切りがゴロッと入ってましたが、とても美味しかった記憶があります。
刺身でも食べることができるそうですよ。

次に向かったのは、太良町の「海中鳥居」です。
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あいにく満潮だったので、沖の3基は海の中。
干潮だったら、全ての鳥居の下を歩くことができるのですよ。
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この鳥居の伝説は、昔、村人達が悪代官を酔わせて眠らせ、沖ノ島(有明海に浮かぶ唯一の島、小さな岩礁です)に置き去りにしたところ、悪代官は驚いて龍神に助けを求めた。
すると大魚が現れ、悪代官はその大魚の背中に乗って生還できた。
龍神に感謝した悪代官は大魚神社を建て、神社と沖ノ島との間の海上に鳥居を立てた。
と、いうことだそうです。
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私の子供の頃の記憶では、もっと色褪せたボロい鳥居だったのですが、なんでも、30年毎に建て替える慣わしなんだそうな。
道理でピカピカなわけだ。

最後に行ったのは、竹崎城址です。
と、言っても、建っているのは天守を模した展望台で、これは実在した建物ではありません。
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最上階に登れば、有明海が一望なんですが、あいにく、雨が本降りなったので断念。
この城址は、元々、戦国時代の佐賀の名門である竜造寺家の出城だったそうです。
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竜造寺家?家臣の鍋島直茂に乗っ取られた家ですよ。
さて、これで時刻は3時半を過ぎました。
今宵の宿に向かいます。
続きは近いうちに。
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では!

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

飛行機の遅延て辛いですよね
予定が狂ってしまう
私は最高12時間遅れってありましたよ。
 
今回は鯨にわらすぼ、
珍しい食べ物ですね
本当にエイリアンのよう。
確かに食べるのは勇気がいりそうです
でも興味津々で拝見しました

おはようございます。
ご無事にお父上さまの法要、納骨済まされて何よりでした。
お父様もご安心されてお母様とご一緒ですね♡

珍しいお品の数々!どれも頂いた事も見たことすら?ありませんよ!
懐かしいお味、美味しくお召し上がり下さいませ。

おはようございます
 
お父様の四十九日法要、お疲れさまでした。
準備が大変だったと思いますが、無事お済みになって
ほっとまたひとつ肩の荷が軽くなられましたね。
 
故郷の旅も一緒に。
福岡ならではの柔らかいうどんもは食べたことありませんし、
鯨肉がこんな風に販売されているのも未見。
(子どもの頃は何度か食べましたが、もう何十年と食べたことも無しです)
竹崎カニは名前すら知りませんでした。お高いのですね!
わらすぼもはじめまして!こんなに細長くてもハゼの仲間なのですね。
ムツゴロウ共々食べたこと無しですよ。 
有明海には海中鳥居もあるのですね。悪代官だけれどちゃんと
助けてもらえた伝説が面白く感じられました。
私にとっては全てが珍しいですが、FUJIKAZEさんにとっては懐かしのものですね。
 
ラストの鳥さんは? タカの仲間でしょうか…

わらすぼ、すごい顔,というか歯・・・ですね。
「これは少しの勇気」がいります。エイリアンに出てきた怪物の顔見たい。
美味しいものが沢山あるのですね。
私の旅は横浜からドライブが主なのですが、本州は青森~広島までで
九州にはドライブしていません。
(九州ツアーには行っていますが。)
今度 チャンスがあればFUJIKAZEさんの記事を参考にしたいものです。

生まれも育ちも静岡県人の自分(東京で6年、大阪・兵庫で14年間の生活経験はありますが)ですが、うどんと言えばコシのある麺類が最高と今まで思っておりました。
九州育ちの「FUJIKAZE」さんには福岡のうどんが最高とか。
コシが無ければノビたうどん・・・ではないようですね。
自分は未だ福岡の美味しいうどんを食べたことがないのです。

蟹はワタリガニが最高と自分でも思っております。「竹崎カニ」も未だ食べたことはありませんけれど。
知人は北海道出身でアルコールが大好き。
その方の仰るには「蟹は毛ガニが最高、静岡のワタリガニなど淡白過ぎて味が無い」自分は毛ガニや越前ガニも美味いけれどお酒の相手にはやっぱり甲羅を自分で剥がし箸で突きながら少しづつ食べるワタリガニが一番!
ワタリガニ、昔は沢山撮れたのですが今では貴重品となりました。

hiroroさん、こんばんは!
飛行機、私は昔、羽田から石垣島行きの直行便に乗ったのですが、石垣空港到着直前でフラップが降りず、那覇空港へ着陸したことがありました。
そこでフラップを修理して、6時間遅れで石垣島へ着きましたよ。
保証は無く、昼のお弁当が出ただけでした。
せっかく高いお金出して直行便を取ったのに、経由便よりも遅くなって腹が立ちました。

ワラスボは炭を食べている様な食感でしたよ。
ワラスボは、味噌汁が美味いです。


マコママさん、こんばんは!
はい、親父の骨壺はお袋の横に置きました。
あの世で親父は、お袋から、「歳をとったねぇ~」と言われていると思います。
なにせ親父はお袋の倍以上生きてますからね。

買ったのは、関東ではなかなか手に入らない品ばかりです。
くじらが一番楽しみですよ。

ポージィさん、こんばんは!
福岡のうどんは、柔らかいです。
コシはありません。
でも美味しいですよ。
本来のうどんです。
くじら肉は昔からあんな感じで売ってました。
もっとも当時は、未だ調査捕鯨でしたから、国産よりもアイスランド産のナガスクジラが多かったですね。
商業捕鯨再開で、ようやく近海物のニタリクジラやミンククジラを食べることが出来ますよ。
そのうち、首都圏のスーパーでも買えると良いですね。

ワラスボもムツゴロウも有明海にしか居ない魚です。
もっとも、ムツゴロウは殆ど食べませんけどね。
あまり美味しくありません。

海中鳥居は、私が子供の頃の記憶では、痩せて細くて色褪せたイメージでした。
今回、ピカピカでビックリしたところです。

マーチャンさん、こんばんは!
ワラスボは、エイリアンの様な顔をしてますが、大人しい魚です。
咬まれても顎の力が無いので、痛くないそうです。
実は、私は生きているワラスボって見たことがありません。
有明海が干潟になると、穴の中に入っているのだそうです。
ムツゴロウは干潟を飛び跳ねているので、すぐに分かるのですがね。
ワラスボは、味噌汁が美味いです。
一度、佐賀を旅してみてください。
ど田舎ですよ~。

country walkerさん、こんばんは!
私も、コシがあるうどんも美味しいとは思いますよ。
でも、田舎へ帰るとねぇ・・・。
あのうどんを食べると、あぁ、コレコレって思ってしまいます。
麺は・・・伊勢うどんの麺を細くした感じ。
それに甘辛い出汁が合わさって・・・最高です。

ワタリガニ系は本当に美味しいです。
深い旨味は毛ガニ以上ですよ。
浜名湖でも「ドウマンガニ」っていうノコギリガザミが獲れるでしょう。
あれが世界一美味い蟹ですよ。
あれもワタリガニの仲間ですよ。

ワタリガニって、大きな物は静岡のスーパーには並びませんね。
見かけるのは、味噌汁の出汁にするような、小さな物ばかりです。
静岡の人はあまりワタリガニを食べないのかなぁ・・・。

こんばんは~。

おかえりなさい・・・でした。(笑)
お父様の四十九日法要、無事に済んで何よりです。
大変でしたね。

「資さんうどん」は行けず「かかしうどん」に行かれたのですね~。
私、肉うどんは小倉のゴロゴロ肉うどんよりこま切れ肉うどんの方が
好きなんです。
自宅の近くには「資さんうどん」が3軒もあるのでよく行きますよ。

そして太良で竹崎かに三昧だったのでしょう?
昔はそんなにお高くなかったのに、今はすっかり高級品になりました。
美味しいですよね~♪
満潮でムツゴロウたちに会えなかったのは残念でしたが、ワラスボを
当てに美味しいお酒を楽しんだのでしょうね。(*^^*)

ささみさん、こんばんは!
へぇ~。
ご自宅の周辺に「資さんうどん」が3店舗もあるのですか。
羨ましいなぁ。
是非、1店舗で良いので、静岡市に出店するよう話を付けて下さい。
「資さんうどん」ならば、絶対に静岡県人にもウケると思いますよ。

今回、久しぶりに竹崎ガニを味わうことができました。
そうですねぇ・・・。
確かに私が子供の頃は安価でした。
船乗りだった親父が帰って来たとき、お袋が沢山買ってゆがいてましたよ。
親父が帰ってくると、カニかシャコか、くじらでしたね。

今回買ったムツゴロウとワラスボは・・・木炭を食べている様な食感でした。

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