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2024年8月

2024年8月27日 (火)

飛行機って素敵だなぁ・・・(前半)。

みなさん、こんにちは!

台風10号、心配ですね。
当初、私は、伊勢湾に上陸して日本海へ抜けるであろうと
予想していましたが、大ハズレ。
太平洋高気圧が予想以上に強かったですね。
今日、10時現在、気象庁の予想では、枕崎付近に上陸して列島縦断です。
各地で大被害が出そうで、恐ろしいですね・・・。


さて、先日、20日に「河口湖飛行機館」へ行ってきました。
前々から行きたかったのですが、8月って忙しくてね。
ようやく、行けたってところです。
何故、8月じゃなければ駄目なのって、この博物館は個人の所有で、一般公開されるのは8月だけなんですよ。
他の月は、おそらく飛行機の修復を行っているのだと思います。
愛車のナビを設定して、朝8時半頃、清水の自宅を出発しました。
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新東名から東富士五湖道路を走って約2時間、開館時刻である9時半丁度に到着です。
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入口には入館料1,500円、館内での撮影はスマホのみ、ただしコンパクトカメラは可って書かれています。
そう、一眼レフカメラなんて持って入ろうものならば、追い出されてしまう・・・そんな博物館なんです。
で、愛用のコンデジRX100VIIで撮りまくりました。

私が何としても一度見てみたかった(撮りたかった)飛行機が、この「陸軍一式戦闘機 隼二型」です。
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おそらく乙型なのかな。
ニューギニアで闘った飛行第77戦隊の機体なのだそうです。
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隼は私の大好きな飛行機。
♪~エンジンの音~轟々と~隼は征く~♫
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って、歌が聞こえてきそうですね。
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日本で隼の本物を見ることができるのは、この博物館だけなんですよ。
はぁ~、ため息が出るなぁ・・・。

この隼二型の上に屋根から吊されているのは、「陸軍一式戦闘機 隼一型」です。
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どこから回収してきたのか、説明はありませんが本物だということです。
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塗装は、所謂、加藤隼戦闘隊である、飛行第64戦隊長「加藤建夫少佐」の乗機になっています。
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まだまだ見てきたのですが、今日は台風の関係で、早めに横浜へ戻らなければならないので、続きはまた近いうちに。
では!

2024年8月21日 (水)

癒やしの石垣島(最終日・島の花々・・・)

みなさん、こんにちは!

台風10号が発生しますね。
こいつはデカくなって関東直撃かも知れません。
来週の今頃かな。
まいったなぁ・・・。


では、台風を気にしてても仕方ないので、ブログの更新です。
もうパインも買ったので、最終日は飛行機の時間まで島内をドライブです。
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大きな鳥用カメラは仕舞ったので、コンデジ一つだけ持って玉取崎の展望台を目指しました。
途中、道端に咲いている綺麗な花を見かけたら停車。
写真を撮ってまた発進・・・道草をしながら玉取崎へ向かいました。
花?私はイマイチ興味が無いので、綺麗だなと思ったらパチリです。
花の名前も知りません。
きっと、殆どがハイビスカスの一種だと思いますがね。
では、どうぞ。
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次の写真、面白いでしょう?
ど根性花?ですよ。
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玉取崎の展望台到着です。
女房と一緒だった時も、最終日にはよくここへ来ていました。
天気が好ければ、眼下にはいつまでも眺めていたい様な風景が広がります。
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あぁ、石垣島に住みたいなぁ・・・。
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ここにも花が沢山植えられているので、これを撮影。
飛行機の時間に間に合うように計算して、10時過ぎまで撮っていました。
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11時頃、レンタカーを返して空港へ。
羽田行きの便は、スターウオーズ号でした。
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初めて乗りましたよ。
スターウオーズ号は全て国際線専用かと思ってましたが、国内線にも使うんですね。
コップもスターウオーズ仕様でした。
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飛行機は12時半に空港を離れ、一路羽田へ。
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さらば石垣島、来年もきっと来るぞ。
では!

2024年8月19日 (月)

癒やしの石垣島・野鳥観察(6日目)

みなさん、こんにちは!

台風7号は、当初の予想よりも東側を通ったので大した被害も無く、幸いでした。
それでも、電柱や街路樹が折れたりしてましたね。
それだけ強かった訳です。
これが東京を直撃していたらって思うと・・・。
あぁ、私はこの台風の2日間、会社にカンズメでしたよ。


では、石垣島旅行の続きです。
帰る前日、一日使って、一人で野鳥捜しです。
8時にホテルを出て、レンタカーで石垣島の山や田んぼを回りました。
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当日、石垣島は好い天気でしたが、少し風が強かったな。
先ずはアカショウビン狙い。
林道へ入ると、窓を全開にして徐行しながら、所々で聞こえてくるアカショウビンの鳴き声で車を停め、木々を見上げます。
しばらく行くと、前方に大きな鳥が・・・あぁ、野良クジャクだ・・・。
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うん?クジャクの足下に何やら小さな鳥がいます。
あっ、雛を連れている!
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雛は3羽、親鳥と散歩中だったのかな?
私は助手席に置いたカメラを構えて連写です。
クジャクも私に気づいて、すぐに藪へ入って行きました。
なかなか珍しいシーンが撮れました。
その後、林道で3羽のアカショウビンに出会うことが出来、とりあえず目的は達成です。
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何度見ても、この鳥の美しさには感動です。
来年も来よう!
こうやってアカショウビンを探していると、SeaBeansの小林さんから電話が・・・何でも空港傍の田んぼにレンカクが出たとのこと。
レンカクは、大陸や台湾、フィリピンにいる鳥で、石垣島では珍鳥です。
すぐにアカショウビンは諦めて、教えていただいた空港傍の田んぼへ向かいました。
空港傍の田んぼと言っても、数カ所に点在しています。
そこで、各田んぼを巡りながら、約1時間かけてレンカクを探しましたが、残念ながら見つけることは出来ず。
諦めて、アカショウビン捜しに戻ろうと車を走らせていると、パイナップル畑の横を通りかかりました。
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そうだ、先にパインを買おう!と決めて、馴染みのパイン屋さんへ。
その場所は昭和10年に、日本で初めてパイン栽培が始まった所です。
台湾からの移民の人達が、この石垣島へ来て、パイナップル栽培を始めたのが、日本で最初なんです。
小さな集落があって、その子孫の人達が今でもパイナップル栽培をやっているんですよ。
集落には記念碑も建っています。
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馴染みのお店のお家へ入り、親戚へパイナップルを発送しました。
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ここへ来る時はいつも女房と一緒だったので、奥さんから色々と聞かれ、泣かれてしまい、帰りに沢山パインを持たせてくれました。
とてもありがたかったけれど、重くて翌日の移動が大変でした。
さて、パインも買ったので再び林道へ。
林道へ入ると、見覚えのある車が停まっていました。
師匠だ!私の馴染みのダイビングショップの経営者で、今は引退して、毎日、気ままに野鳥を撮っている人です。
私と女房に、石垣島の野鳥撮影の楽しさを教えてくれた人なんですよ。
ご挨拶すると、師匠が、これから空港の田んぼまでレンカクを撮りに行くけれど一緒に来るか?だって。
実は先ほどまで空港の田んぼに居たのですが、レンカクを見つけることはできませんでしたって言うと、笑って、付いてこいって言うので、再び空港方面へ。
師匠の車に付いて行くと・・・レンカクはちゃんと居ましたよ。
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あぁ、この田んぼ、見たのになぁ・・・。
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私の目は、節穴だったようです。
そう師匠に言うと、この鳥はあちらこちらの田んぼを移動するんだよとのこと。
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なるほど、たまたま私のタイミングが悪かったのかも知れません。
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可愛い珍鳥レンカク、思う存分に撮りました。
レンカクも逃げなかったしね。
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最後は動画も撮りましたので、見て下さいね。

動画を撮り終わったところで、レンカクは飛んでしまいました。
これで終了、師匠にお礼を言い、午後3時を回っていたので、ホテルへ戻りました。
これで翌日は帰る訳ですが、野鳥の撮影中や街頭で、花を沢山撮ったので、次回は石垣島の花で更新予定です。
では!

2024年8月11日 (日)

癒やしの石垣島・3回目のダイビング(3本目)

みなさん、こんにちは!

テレビを点けると、どのチャンネルもオリンピックばかりですね。
同じ様なシーンを何回も流しています。
世の中、もっと伝えなきゃならない大切なニュースがあるはずなんだけどなぁ・・・。
テレビはつまらん!と、言う訳で、今日もエアコンを新調したパソコンルームに籠もり、ブログの更新です。


前回の続きです。
昼食を食べながら、「3本目は何が見たいですか?」とガイドさんが尋ねます。
もう一人のお客さんは、すかさず「ピグミーシーホースが見たい!」って主張しました。
私は・・・ピグミーシーホース?水深25mオーバーじゃないか・・・却下!と思い、「何か浅場に居ませんか?今日は深い所ばかりを潜ったので、また深場は身体に悪いですよ」と答えました。
ガイドさんは、「そうですよね。じゃあ、水深10mくらいでバラクーダの群れが現れる可能性が高いポイントがありますが、どうですか?」と提案、私は即OK!、もう一人のお客さんも渋々って感じでOKでした。
それで、ボートを留めたのが屋良部崎の沖100mくらいのポイントです。
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ここは水深10mくらいの所に幅が10mくらいの棚があり、これが沖へ向けて50mくらい続いていて、その棚の上に、(運が良ければ)バラクーダが群れているとのこと。
ハズレたら・・・何も無し!って賭博性の高いポイントのようです。
当たりハズレはともかく、水深は浅いので、身体の負担も少ない訳です。
12時37分、ガイドさんに続いてエントリーしました。
潜ってみると・・・視界は20mくらいありますが、相変わらず浮遊物が多い。
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これじゃあ、バラクーダが現れても相当近づかなければ撮れないなぁ・・・って、考えながら棚の上を泳いでいると、前方には既に棚の先端付近が見えています。
突然、ガイドさんが前方を指さしてダッシュを始めました。
うん?バラクーダかな?
煙った様な前方を目をこらして見ると・・・いた!
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前方20m、水深7mくらいのところに100尾くらいの群れがクルクル回っています。
私も猛ダッシュで群れに向かって泳ぎました。
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おぉ、素晴らしい!
体長はどの個体も50cmくらいあります。
バラクーダ、和名はオニカマスって言います。
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口を開けると鋭い歯が並んでいるのですが、さすがにそこまでは見えません。
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群れはゆっくりと旋回するように泳いでいますが、追いつくのは一苦労。
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何といっても、バラクーダは魚ですからね。
人間は魚よりも速くは泳げませんよ。
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う~死ぬぅ~~~!
以前、アオウミガメに追いつこうとして泳いだ時よりもハードです。
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何とか群れの前方へ回り込もうとしましたが、無理でした。
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短いですが、動画も撮りましたので、見て下さい。

結局20分以上、追いかけて撮りましたが、体力的に無理になったので、ギブアップして棚の上で休憩。
ガイドさん達もすぐに棚まで下りてきました。
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少し休憩して、ボートへ戻る方向で泳ぎ出しましたが、途中でハナダイ系の魚が群れている所を見つけました。
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キンギョハナダイが多かったのですが、中にスミレナガハナダイの雄が数尾紛れているのを見つけてこれを撮影。
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まるで、サロンパスを貼った様に見える体側の斑紋が特徴の美しい魚です。
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希に西伊豆の大瀬崎でも少数を見かけますが、この魚は南の海が似合いますね。
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数カット撮って終了。
安全停止をして、1時25分、浮上しました。
浅い水深で48分間のダイビングでしたが、体力的にかなりハードでしたよ。
これで、石垣島でのダイビングは終わりです。
マンタには会えませんでしたが、アオウミガメやバラクーダに会えたので、そこそこ楽しめたダイビングでしたよ。
翌日は、レンタカーで一人で島を回って、野鳥撮影です。
続きは近いうちに。
では!

【追記】
楽しい石垣島ですが、この島は国境警備の最前線なんですよ。
ダイビングボートが着岸する漁港の横には、海上保安庁の巡視船が所狭しと着岸しています。
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尖閣諸島奪取を目論むあの国から、島を守っているのです。

2024年8月10日 (土)

癒やしの石垣島・3回目のダイビング(2本目)

みなさん、こんにちは!

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)発表だとか。
う~ん、駿河湾に面した清水に住んでいる私としては、ちょっとばかり、ドキリとしましたよ。

昨日、仕事が終わりで、そのまま清水へ帰ろうと東名を走ってました。
ちょうど、青葉インター付近を走っていると、地震速報が。
神奈川県西部の厚木付近で震度5弱だと。
東名はそれでなくとも帰省ラッシュで大渋滞。
ノロノロと走っていると、海老名付近まできた時に、東名は厚木から御殿場まで通行禁止だって表示。
仕方なく厚木で下りて、小田原厚木道路から箱根越えで、再度沼津インターから東名に乗って何とか清水の自宅に辿り着きました。
普段2時間のところが、何と4時間半もかかりましたよ。
63歳の身には、心底応えました。
こんな生活が未だ2年間も続くと思うと・・・。


では、前回の続きです。
2本目は、少し小浜島方面へ移動した所で潜りました。
ポイント名は・・・忘れましたが、癒やし系のポイントとのことでした。
10時38分、ガイドさんに続いて潜水開始。
潜ってみると透明度は20mくらいありますが、残念ながら浮遊物が多くて、ちょっと白っぽく感じます。
水深22mでさっそく、ハマクマノミのペアを発見。
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本来、けっこう気の強い種のクマノミなんですが、センジュイソギンチャクの中に隠れて出てこない。
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これじゃあ動画は無理だなと諦めて移動しました。
海底に幾つか点在する根に到着。
ノコギリダイの群れが、根の周りをウロウロしています。
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あまり大きくない群れですが、ノコギリダイの群れは久しぶりです。
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ちょっと水深が深いので、太陽光がイマイチ届かず、暗い感じの絵になりました。
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もう少し群れが大きければ、突っ込んで迫力がある絵になるんですが・・・。
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これで浅場へ移動、水深10mまで戻ってきました。
ガイドさんが指さす根を見ると・・・おぉ、スカシテンジクダイとキンメモドキが群れています。
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綺麗だなぁ・・・と撮っていると、目の前をロケットのような魚影が高速で行き過ぎました。
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3尾の大型魚が、根を回るように泳いでいます。
カスミアジですね。
体長は50cmくらいはありそうです。
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スカシテンジクダイやキンメモドキを狙っているんですね。
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彼らからしてみれば私は邪魔者、退けって威嚇しているのかも知れません。
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近づいて来たら、スカシテンジクダイやキンメモドキを喰う瞬間を撮ってやろうと、カメラを構えて待ち構えると、目の前まで来て突然Uターンです。
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彼らも撮られたくはないのかも知れません。
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スカシテンジクダイとキンメモドキも群れを動画で撮ってみましたので、見て下さい。

カスミアジはいつまで待っても近寄らないので、諦めて次の根へ。
大きな緑色のエダサンゴを背景に、ハナミノカサゴが付いています。
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これは絵になるかなって数カット撮りました。
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オマケに動画まで撮影。

これで終了。
最後の安全停止の時に、綺麗なハナウツボが居たのでこれを撮って、11時24分、浮上しました。
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1本目が深かっただけに、私的には、もう少し浅場でノンビリと撮影したいところでしたが、まぁ、仕方ありませんね。
それなりに楽しめた1本でした。
続きは近いうちに。
では!

2024年8月 3日 (土)

癒やしの石垣島・3回目のダイビング(1本目)

みなさん、こんにちは!

ようやく8月に入りました。
今日の清水は午前中曇り空で比較的過ごしやすかったのですが、午後から快晴、おそらく外は35℃くらいかな。
午前中に買い物を済ませて良かった。

31日の夕方、仕事終わりに、日頃から可愛がっている後輩を連れて蒲田で一杯。
京急蒲田駅を下りるとポツポツと雨が・・・。
急いで居酒屋へ入り、そのまま21時半頃まで飲んで、店を出ると雨は上がっていました。
大したことは無かったのかなと、電車へ乗って22時半頃に金沢文庫駅で下りると、地面には大きな水たまりが幾つもあります。
こっちも降ったのかなと、ほろ酔い気分でフラフラと出城(宿舎)まで歩きました。
翌日、同じ出城に住んでいる人に話を聞くと、19時頃に金沢文庫は凄まじいゲリラ豪雨だったのだとか。
定時に帰っていたら、ズブ濡れだったなぁ・・・。
私は、ついているんだか、ついてないのだか・・・。

では、ダイビング3回目の1本目です。
当日は多少雲があるものの好い天気、風も穏やかで絶好のダイビング日和でした。
8時30分頃出港、ボートは名蔵湾を目指します。
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理由はもう一人のお客さん(前日、マンタが見たかった彼)が、どうしてもモエギハゼを撮りたいとリクエストしたからです。
ガイドさんが私に「どうですか?」って聞く訳ですが、私的には当日が石垣島最後のダイビングですから、サンゴと鮮やかな魚が沢山いる浅目の水深の癒やしポイントでノンビリダイビングが希望。
「モエギハゼねぇ・・・(ドン深の泥々ポイントじゃないか!却下!)」と言いたかったのですが、お人好し?の私は「OKですよ」と返答しました。
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ポイントに着くと、未だ付近に他のダイビングボートは居ません。
と、言うことは多少期待できます。
このポイントは、「名蔵湾デビルドロップ」と言い、モエギハゼの居る場所は何と水深39m!オマケに海底は柔らかい泥土で、着底後に少しでも身体を動かせば、泥を巻き上げて視界ゼロという最悪の場所なんです。
更に悪いことには、水深が深すぎるので、滞在時間はせいぜい3~4分、一気に潜って、大急ぎで写真を撮って、ゆっくり時間を掛けて上がって来なければ潜水病に罹患してしまうという、ノンビリダイビングとは正反対のディープなダイビングなんです。
ガイドさんから色々と注意事項を聞いて9時01分にエントリー、ガイドさんに続いて潜ってゆきました。
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視界は上下水平15mくらい。
まず水深8mくらいまで下りて、眼下の海底と水平に移動します。
そうして海底が途絶える崖の縁を超したら、一気に頭を下にして崖下の海底へ。
水中ライトの灯りに照らされ、ぼんやりと海底が見えてきました。
泥溜まりの海底へ、ガイドさんを真ん中に挟んで、3人のダイバーは静かに着底。
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太陽光が殆ど届かない薄暗い海底を、水中ライトの灯りを頼りにモエギハゼを探します。
居た!私達の目の前、2mくらいの所に数匹がホバリングしていました。
体長はおそらく3cmくらい。
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名前のとおり、泥の中の小さな妖精って感じの美しくて可愛いハゼなんですが、ジックリ観察している暇はありません。
急いでピントを合わせ、数カット撮影しました。
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すぐにガイドさんから浅場へ移動する指示がでます。
もう一人のお客さんが先に海底を離れたようで、私の目の前は舞い上がった泥で真っ白・・・。
私もすぐに海底を離れ、崖の斜面を登るように浅場へ向けてゆっくりと泳ぎました。
水深25mで一旦減圧停止。
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ハナミノカサゴを見つけてついでに撮影。
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5分ほどでまた上昇、水深15mでまた安全停止。
ミツボシクロスズメダイが何故かウミシダに共棲しているので面白いなと思い、撮影。
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水深8mまで戻って、ここでも安全停止。
横にあった岩の穴に、ミナミギンポが頭を出し入れしていたので、これは動画で撮影。

最後に、ウミヅキチョウチョウウオが近寄って来たのでこれを撮影。
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ここでロープに掴まって安全停止の指示があり、水深5m辺りで約8分間過ごして、9時42分に浮上しました。
水圧と闘った41分間のダイビングでした。

ボートに上がってすぐに、画像モニターでモエギハゼを確認したところ、数カットピントが合っていたのでホッと一安心です。
因みに、どうしても撮りたかったお客さんは、全部ピンボケだったとガッカリ。
そうか・・・残念だったね。
これで1本目は終了、30分くらい休憩してボートは2本目のポイントへ移動しました。
続きは近いうちに。
では!

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