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2024年8月 3日 (土)

癒やしの石垣島・3回目のダイビング(1本目)

みなさん、こんにちは!

ようやく8月に入りました。
今日の清水は午前中曇り空で比較的過ごしやすかったのですが、午後から快晴、おそらく外は35℃くらいかな。
午前中に買い物を済ませて良かった。

31日の夕方、仕事終わりに、日頃から可愛がっている後輩を連れて蒲田で一杯。
京急蒲田駅を下りるとポツポツと雨が・・・。
急いで居酒屋へ入り、そのまま21時半頃まで飲んで、店を出ると雨は上がっていました。
大したことは無かったのかなと、電車へ乗って22時半頃に金沢文庫駅で下りると、地面には大きな水たまりが幾つもあります。
こっちも降ったのかなと、ほろ酔い気分でフラフラと出城(宿舎)まで歩きました。
翌日、同じ出城に住んでいる人に話を聞くと、19時頃に金沢文庫は凄まじいゲリラ豪雨だったのだとか。
定時に帰っていたら、ズブ濡れだったなぁ・・・。
私は、ついているんだか、ついてないのだか・・・。

では、ダイビング3回目の1本目です。
当日は多少雲があるものの好い天気、風も穏やかで絶好のダイビング日和でした。
8時30分頃出港、ボートは名蔵湾を目指します。
1_20240803145901
理由はもう一人のお客さん(前日、マンタが見たかった彼)が、どうしてもモエギハゼを撮りたいとリクエストしたからです。
ガイドさんが私に「どうですか?」って聞く訳ですが、私的には当日が石垣島最後のダイビングですから、サンゴと鮮やかな魚が沢山いる浅目の水深の癒やしポイントでノンビリダイビングが希望。
「モエギハゼねぇ・・・(ドン深の泥々ポイントじゃないか!却下!)」と言いたかったのですが、お人好し?の私は「OKですよ」と返答しました。
2_20240803145901
ポイントに着くと、未だ付近に他のダイビングボートは居ません。
と、言うことは多少期待できます。
このポイントは、「名蔵湾デビルドロップ」と言い、モエギハゼの居る場所は何と水深39m!オマケに海底は柔らかい泥土で、着底後に少しでも身体を動かせば、泥を巻き上げて視界ゼロという最悪の場所なんです。
更に悪いことには、水深が深すぎるので、滞在時間はせいぜい3~4分、一気に潜って、大急ぎで写真を撮って、ゆっくり時間を掛けて上がって来なければ潜水病に罹患してしまうという、ノンビリダイビングとは正反対のディープなダイビングなんです。
ガイドさんから色々と注意事項を聞いて9時01分にエントリー、ガイドさんに続いて潜ってゆきました。
3_20240803145901
視界は上下水平15mくらい。
まず水深8mくらいまで下りて、眼下の海底と水平に移動します。
そうして海底が途絶える崖の縁を超したら、一気に頭を下にして崖下の海底へ。
水中ライトの灯りに照らされ、ぼんやりと海底が見えてきました。
泥溜まりの海底へ、ガイドさんを真ん中に挟んで、3人のダイバーは静かに着底。
4_20240803145901
太陽光が殆ど届かない薄暗い海底を、水中ライトの灯りを頼りにモエギハゼを探します。
居た!私達の目の前、2mくらいの所に数匹がホバリングしていました。
体長はおそらく3cmくらい。
5_20240803145901
名前のとおり、泥の中の小さな妖精って感じの美しくて可愛いハゼなんですが、ジックリ観察している暇はありません。
急いでピントを合わせ、数カット撮影しました。
6_20240803150001
すぐにガイドさんから浅場へ移動する指示がでます。
もう一人のお客さんが先に海底を離れたようで、私の目の前は舞い上がった泥で真っ白・・・。
私もすぐに海底を離れ、崖の斜面を登るように浅場へ向けてゆっくりと泳ぎました。
水深25mで一旦減圧停止。
7_20240803150001
ハナミノカサゴを見つけてついでに撮影。
8_20240803150001
5分ほどでまた上昇、水深15mでまた安全停止。
ミツボシクロスズメダイが何故かウミシダに共棲しているので面白いなと思い、撮影。
9_20240803150001
水深8mまで戻って、ここでも安全停止。
横にあった岩の穴に、ミナミギンポが頭を出し入れしていたので、これは動画で撮影。

最後に、ウミヅキチョウチョウウオが近寄って来たのでこれを撮影。
10_20240803150101
ここでロープに掴まって安全停止の指示があり、水深5m辺りで約8分間過ごして、9時42分に浮上しました。
水圧と闘った41分間のダイビングでした。

ボートに上がってすぐに、画像モニターでモエギハゼを確認したところ、数カットピントが合っていたのでホッと一安心です。
因みに、どうしても撮りたかったお客さんは、全部ピンボケだったとガッカリ。
そうか・・・残念だったね。
これで1本目は終了、30分くらい休憩してボートは2本目のポイントへ移動しました。
続きは近いうちに。
では!

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
 
最終日は絶好のダイビング日和になりましたか。
良かったですね♪
この回もマンタが見たい!と言った方の希望を
聞いてあげたのですね。お優しい~
モエギハゼ、綺麗な子ですね!
ピントばっちりで美しさがとてもよく分かります。
まさしく泥の中の小さな妖精ですね。
こんな小さな子が深い場所で水圧に耐えているのが
不思議にも思えます。
停止場所でもそれぞれ素敵な出会いがありましたね。
ハナミノカサゴもウミシダとミツボシクロスズメダイも
カッコイイなーと思いましたよ。
ちょこんんと顔を出したミナミギンポは可愛く、
ウミヅキチョウチョウウオは鮮やかで綺麗ですね!
楽しく拝見しました♪

☆こんばんは~!!

お久し振りなコメントですみませんね~(;^ω^)

なんと!癒しですねぇ~♡
海の中って良いなぁ~~潜った事ないけど~~川はありますが(;''∀'')
魚たちも寄って来るのでしょうね。
地上の暑さは影響してないでしょうか?

前回のコメ返で、高知県の西部の「栢島」是非訪れて潜ってやってください。
海の青さが尋常ではないですよ。別世界☆
高知城にお立ち寄りの時には、ちょっと長く高知に滞在して色々散策してやってくださいね。失礼しました。
☆今夜は良い夢見られそうです。ありがとうございました🎵

おはようございます 例え数カットでも良かったじゃないですか 折角潜って全てピンボケじゃがっくりきますもんね 処で31日でしたっけ?あの時ニュースでも見てますよ ゲリラ豪雨って言うんですかね その場面を 静岡は全然降らずでただ暑いだけですがね あの停電した時でさえ街中は雨なしでしたから。

1本目、自分の意としない場所でのダイブだったようですが結果オーライ?
深部へのダイブは危険が伴うのですね。
何度も休憩しては浮上する・・・
海の中の世界、
何時拝見しても美しくそして神秘的です。
涼感溢れる映像の数々
何時見ても素晴らしい世界です。

こんばんは♪

集団行動には難しい側面がありますね。
本音を書き綴りつつ、リアルでは譲っている辺り
FUJIKAZEさんの優しさが垣間見えます。
山でもペースの違いや風景や花等の好みの違い等々
お互いに妥協しないとまず纏まりません><

こんばんは。

大変ご無沙汰しております。ココログ広場消失以来、訪問できないでおりました。
読み返させていただいて、いろいろと大変であったことを知りました。お察し申し上げます。
ダイビングは私にとっては全く未知の世界ですが、モノトーンのように見える海の底にこれほどまでに鮮やかな色が広がっているのですね。
楽しく拝見させていただきます。

こんにちは。
今日は猛暑日にならずともお暑いですね!
海の中は気持ちよかったでしょう♡
綺麗なお魚さんたち有り難うございます♡
どれ1つ存ぜずですが、さすが、石垣島ですね!

ポージィさん、こんにちは!
モエギハゼは、深場の泥地に棲んでいる妖精です。
確かに綺麗で可愛いハゼなんですが、みとれてつい制限時間を超過すると、恐ろしい潜水病に罹患してしまうので、妖精というよりもセイレーンだと思いますよ。
セイレーンだから水圧にも強いのでしょうね。
ハナミノカサゴにミツボシクロスズメダイ・・・南の海は魚が沢山です。
自分のブログを読み返していると、あぁ、また石垣島で潜りたくなってしまいました。

こころぐ郁美さん、こんばんは!
柏島は憧れです。
一度潜ってみたいって思ってますよ。
ただ、関東や静岡に住んでいる私は、行くのが大変ですね。
色々と計算してみると、柏島は石垣島へ行くのとそんなに変わりません。
それでもね。
ダイバーとしては、一度は潜ってみたいものです。

ハッピーのパパさん、こんにちは!
31日は、ラッキーでした。
飲んでいる間に、雨雲は通り過ぎてしまいましたからね。
でも、久々に飲んだので、翌日、会社へ行くのが嫌になりましたよ。
なかなかアルコールを分解するのに時間がかかるようになりました。
歳ですね。

country walkerさん、こんにちは!
深海はもちろんですが、浅い水深でもあまりに長い時間潜っていると、潜水病に罹患します。
ダイバーは、高水圧下ダンクの圧縮空気を吸って呼吸しているので、この空気の成分である窒素が血液中に溶け込むのです。
これが浮上して常圧の環境に戻った時、血液中に溶け込んでいた窒素が気泡となって毛細血管に詰まるのです。
これが頭の毛細血管だと脳血管障害になって麻痺になったり悪ければ死にますし、手足の毛細血管だと、関節が曲がって伸ばすと強烈な痛みに襲われます。
それを防ぐために、少しずつ水深を浅くして安全停止を行い、身体から窒素を抜くのですよ。
安全停止の水深や時間は、ダイビングコンピュータが教えてくれます。
ダイビングコンピュータには、米海軍が長年研究して培った安全潜水のためのダイブテーブルというプログラムが入っているのです。
便利でしょう?

billさん、こんにちは!
私も石垣島へ通い始めた頃、マンタを始めとする珍魚はどうしても見たいって、ガイドさんにお願いしてましたから。
他のお客さんは、仕方ないなぁって感じで譲ってくれました。
同じ事をしているだけですよ。
もっとも、3本目は私の意見を通しましたが・・・。

いかさまさん、こんにちは!
最近ようやく、仕事も趣味も身を入れて出来るようになりました。
それでも、未だに月一回、精神科医のカウンセリングを受けているんですよ。

海の中は、モノトーンです。
只々青いだけです。
光は水に吸収されますからね。
そこにストロボや水中ライトで光を当てると、鮮やかな色が出てくるのです。
不思議ですね。

マコママさん、こんにちは!
毎日、暑いですねぇ・・・。
こうしてブログを書いていると、また石垣島へ行きたくなりました。
もう暇もお金もありませんが・・・。
マコママ さんの宝くじが当たったら、援助して下さい。

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